さかさま (安野光雅の絵本)

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  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834008388

感想・レビュー・書評

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  • 本をさかさまにしたり戻したり回転させながら読む絵本。

    タイトル通り言葉や絵がさかさまになっている。
    例えば、「さかさま」→「ちかちま」といった具合に大人が見てもやられた!と思うような仕掛けがたくさんあって楽しい絵本だと思った。

  • 巧妙に描かれた逆さまの世界。
    逆さまの世界は果たして誰にとっての逆さまか??
    丁寧な絵を一つ一つ紐解くように見ることの楽しい作品。

  • わたしが好きな本。ちょっとお蔵入り。高いところに保管‥
    はやく息子と読みたいな

  • ハート,クローバー,ダイヤ,スペード。
    4種のスートに13のランク。
    タテ4×ヨコ13列にカードを並べる。
    どのカードにもなりえるけれど,孤独なジョーカーはそこには入らない。長方形ではなくなってしまうから少し離れた場所に置く。
    どちらが上でどちらが下か,を決めるために何百年も争うトランプの兵隊たち。それを眺めるジョーカーは戯笑しているのか,苦笑しているのか。
    対象軸の端で両側を同時にみることができるような観察眼を持ったこの物語に登場するジョーカーになれたらいいのに,と思うことがある。トランプに上と下の区別はないのだから。
    《2014.03.06》

  • 読み聞かせより、子どもと一緒に本の向きを変えて眺めて「あっ!」と気づく絵本だと思う。絵だけじゃなく、文章にも「あっ!」がある。

  • これは読んだことないかも知れない。

    上下逆さま。
    どっちが正しいの?

    一番最後の円になってしまえは上も下もなくなる、というのが好き。

    立場によって正しいものが変わるけれどそれは絶対的なものではない、という教えなのかな。

  • ぺるぺるとかだんへとか聞き慣れない擬音語で不思議な内容だったけど、絵が素敵だった。

  • どっちが本物か、映っているとか?分かんなくなっちゃうよねー

  • https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=1999

    こどものとも
    さかさま

    作:安野光雅(あんの みつまさ)

    1969年11月
    定価:180円
    発行所:福音館書店

  • 安野先生のさかさ絵本

    やはり安野先生はアートですね。一つの絵画として物語が出来上がっている。

    階段に座る兵士はまさに頭に『?』が出てしまう。

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著者プロフィール

安野光雅(あんの みつまさ):1926年島根県津和野生まれ。画家・絵本作家として、国際アンデルセン賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。主な著作に『ふしぎなえ』『ABCの本』『繪本平家物語』『繪本三國志』『片想い百人一首』などがある。2020年、逝去。

「2023年 『文庫手帳2024』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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