- Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834014075
作品紹介・あらすじ
読んであげるなら3才から。自分で読むなら小学校初級むき。
感想・レビュー・書評
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個別支援級の先生から、学校図書館へのリクエスト絵本。
読んだことがなかったので、借りてみた。
余談だが、自治体の図書館が明日からひと月、全て閉館となってしまうので、ギリギリ借りられて本当に良かった。
ふしぎなナイフが、ほどけたり、割れたり、膨らんだり…写実的な絵に魅せられる。
きっと子どもの想像をかき立てられるのだろう。
2020.4.10 -
季節・年齢を問わず、いつでも使える優秀なお助け本。
メインの本の前の助走に、あるいはメインを読んだ後の残った時間の有効活用に。
そりゃもう、こちらがメインかと思うほど子どもたちが喜んでくれる。約5分。
写真と見まごうほどのリアルな表紙絵だが、登場するのはこのナイフだけ。
そしてテキストは、どのページにも一行ずつ。
まがる、ねじれる、おれる、われる、とける、きれる(ナイフそのものが切れてしまう・笑)ほどける、ちぎれる・・・
様々な動詞とその描画が斬新で楽しく、目が離せない。
「知ってる!」「読んだことある!」と言う子は、ぐんぐん身を乗り出して、次に登場する動詞を当てて面白がる。
しかも、それぞれお気に入りの動詞があるらしく、「ほどける」で声をあげて笑ったり、「ちぎれる」では残念そうな声をあげたり。
大人はとかくビジュアルの方に眼を奪われるけど、実は参加型の絵本なのかも。
日ごろはあまり使用しない動詞が、綺麗な絵を通して学べる本でもある。
こういった本を読むたびにいつも思うのは、大人の好みで選書してはいけないなということ。
子どもというものをちゃんと知らないと、お話会もただの押しつけになってしまうものね。気をつけなくちゃ。
最後の場面で、「これ、どんな音がしたんだろうね?」と言うと、ぴっきゃーん!!と言った子がいた。新しいわ。 -
幼少時代に読み、何年経っても内容を忘れないでいた絵本です。
再読した結果、記憶と完全に一致しました。
ナイフがまさかそんな…という内容ですが、とても楽しい。
この豊かな想像力、柔軟な発想力は宝ですね。-
ああ、懐かしいです。この本というか、月刊のこどものともですね、今も家にあります。私の4人の子どもたちに読み聞かせしました。ああ、懐かしいです。この本というか、月刊のこどものともですね、今も家にあります。私の4人の子どもたちに読み聞かせしました。2020/02/29
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ブクログ通信【アートな絵本5選】を拝見したら、本書は「あら、これ私持ってるわ」だった。
いつ何故買ったのかも内容も全く覚えていない中、今本棚から出して見てみた。
なんで買ったのかなぁ〜? -
ナイフってこわそうだけど、
この本は、子どもたちがよく手にとります!
小さい子にも、
小学生にも、
絵や言葉をたしかめながら読みすすめられて
とてもいい本です(o^^o) -
3歳9ヶ月。文はとてもシンプルで、ほぼ動詞です。ナイフがありえない動きをするので空想力を養ったり、「ナイフどうなってる?」と話しながら読むと動詞の勉強にもなりそう。
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題名に惹かれて手に取りました。
質感や触感を ページをめくるたびにイメージして楽しむ絵本です。
本来固くて冷たいナイフが、あんなことやこんなことに…!
これを絵本でやってのける、その斬新なアイディアがすばらしいな。
イメージすればするほど 固定観念を揺るがし、
脳が混乱していく感覚がなんとも言えず 不思議。
「ナイフは固くて冷たい」という事実が脳に定着しているからこそ、非現実の世界は 未知で、刺激的で、おもしろいのですね。
というわけで
頭が固いお方にこそ、眺めて欲しい作品。 -
ふしぎなナイフ、のびて、ちぢんで、ふくらんで・・・最後はなんていう?
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絵がとても丁寧でそれにあった題名だと思います。
ナイフを書くとバランスが取りにくいです。
でもこんなに立体的に書けててすごいです。
この本、お話会でいつでもどこでも大人気です。
中には、全部覚えている子もいるのですよ。
大人には考えつ...
この本、お話会でいつでもどこでも大人気です。
中には、全部覚えている子もいるのですよ。
大人には考えつかない、斬新な本ですよね。
メインのお話のあとサブで読むのですが、まるでこちらがメインのような盛りあがりです・笑
こちらにもコメントをありがとうございます。
「ふしぎなナイフ」やはりお子さんに人気なのですね!
個別支援級の生徒さんの...
こちらにもコメントをありがとうございます。
「ふしぎなナイフ」やはりお子さんに人気なのですね!
個別支援級の生徒さんの心もガッチリ掴むとのことで、是非購入したいのですが、版元にあることを願っております。