ゲーとピー (かがくのとも絵本)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834015720

感想・レビュー・書評

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  • 知らなかったことばっかりで、おもしろかった。でも、じぶんがなったらどうしようと思って、すこしこわかった。たぬき先生っていうのに、ちょっとわらった。(小2)

  • 子どものころって、嘔吐や下痢をしてしまうことが結構あったりする。でも当然子どもにはまだそれがどういうことかわからない。たぬきせんせいが、わかりやすくそのメカニズムを教えてくれる。

    この本のおかげで、子ども(3歳半)が具合が悪くなった時に親子で言葉で症状を確認できるようになったのも役立った。

    まだ難しいかなと思ったけど、長男3歳半のころ本人がとても興味を持っていたので何度も読みました。実際読み聞かせ対象年齢はもうちょっと上設定されているけど、あくまでも目安。子ども主導で読む絵本を決めてもらうようにしていると、意外な本を気に入ったりしておもしろいし、集中して聞いてくれる。

    かがくのとも傑作集っていい本が多いな、と思うきっかけになった本。子育て始める前は、絵本と言えばフィクションの物語と思っていたけど、ノンフィクションの世界もまた素晴らしい!

    http://www.ehonnavi.net/sp/sp_ehon00.asp?no=9122

  • 体調を崩しては、「ゲーやピーはいやだけど、それだけで死ぬことはない。」の文を回想し、己を励ましたものです。わかりやすいです。

  • 「病気を通して、私たちの体の働きの素晴らしさを知る絵本です。冬は、この本に登場する子どもたちのように風邪をひいて嘔吐や下痢になる子も増えますね。どうしてゲーやピーになるのかな?そのとき体のなかはどうなっているの?予防法、治療法は?実際に長年、小児科医院を開業している「たぬき先生」が、ユーモラスなストーリーと絵のなかで、子どもや親たちと一緒に、病気や体の仕組みを考えます。]

  • 月刊 科学絵本「かがくのとも」
    通巻:322.
    1996/01/01.

    ゲーとピー
    たぬきせんせいの びょうきのほん

    文:毛利子来(もうり たねき)
    絵:なかのひろたか(なかの ひろたか)


    発行所:福音館書店
    定価:350円(本体340円)
    雑誌:02377-1.
    T1002377010353.

  • 5歳

  • 図書館本。長女選定本。下痢と嘔吐。発症している時の内臓の様子や、その原因について。噛み砕いた説明で長女にも理解できたよう。

  • 嘔吐と下痢を丁寧に説明してくれる絵本です。様々なパターンや対策が描かれていて、幼い子の不安な気持ちをを軽くしてくれるのではないかと思います。

  • ゲーは連鎖するんですよね。
    一人ゲーしたら、あっちもこっちもゲーって。
    ゲー司令部は結構デリケートなんです。

    子供にはとっても身近な、嘔吐と下痢を、柔らかいイラストでわかりやすく説明しています。
    ゲーとピーだけど、イラストのおかげで汚らしい感じもしません。
    良くできていると思いました。

  • [ 内容 ]
    ある冬の夜、寝ていたかずこちゃんは、急に気持ちが悪くなって吐いてしまいました。
    次の日、「たぬき先生」の病院に行くと……
    「のどのおくが あかくはれているよ、ヘントウセンエンだなあ」だって。
    そのほかにも、どんなときにゲ-がでるか、たぬき先生は、いろいろ教えてくれました。
    そのとき、たかしくんが「たぬきせんせ~い! おなかがゴロゴロする!」って、かけこんできたよ。
    げりピ-なんだって、た-いへん!
    子どもに身近な病気をとおして、私たちの体の働きの素晴らしさを知る絵本です。
    冬は、この本に登場する子どもたちのように風邪をひいて吐いたり、下痢をする子が増えますね。
    どうしてゲ-やピ-になるのかな?
    そのとき、体の中はどうなっているの?
    予防法、治療法は?
    ・・じつはね、吐いたり、下痢をすることによって、体の中にあるウイルスなどの悪いものを体の外にだしているんだよ。
    人間の体は、うまく出来ているね。
    作者である小児科医、毛利子来先生(たぬき先生)のユ-モラスなキャラクタ-を、なかのまさたかさんが暖かな絵で表現、「楽しい(?)病気の絵本」になりました。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


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著者プロフィール

1929年。千葉県生まれ。旧姓岡山医科大学卒。東京・原宿で小児科医院を開業するかたわら、子育てに関する著述、講演を展開。子育て誌「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」編集代表。著作に「育育児典」(岩波書店)「新版 赤ちゃんのいる暮らし」ほか多数。

「2008年 『孫をめぐるおとなの作法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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