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- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834016246
感想・レビュー・書評
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画学生として訪れたフランコ独裁末期のスペイン。そこで出会ったフラメンコのカンテ(唄)が人生を変えた。ヒターノたちの唄によって、文字以前、文明以前の人間のエネルギーに直接触れることができたのだ。それこそがスペインの魅力=呪力だったーー。画家兼カンテの唄い手である著者が、スペインと日本の本質を鮮やかに、辛口の大人のユーモアで描く。当代随一の渋くて滋味豊富なエッセイ集。
(1999年)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
友達の絵描きさんに
紹介してもらった作家さんです
堀越千秋さんが
その絵描きさんの「個展の会場」に
ふらっと あらわれて
「それでは お慰みに…」
と カンテ(唄)を一曲無伴奏で
朗々と歌われたそうな
堀越千秋さん曰く
スペインではフラメンコとはカンテのことで
カンテとは
粋で貧乏でいなせな生活態度
のこと
だそうです
さもありなん
と 思わせてもらえる
スペイン在住の時の
粋で貧乏でいなせな生活エッセイ
がてんこ盛り
その 楽しいこと 面白いこと
談志さんでは ありませんが
もう一つの「業の肯定」が
ここに あります
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