金のはさみのカニ (タンタンの冒険)

  • 福音館書店
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本棚登録 : 170
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834017786

作品紹介・あらすじ

タンタンの愛犬スノーウィがたまたま見つけたカニ缶をきっかけに、国際麻薬組織の密輸計画が発覚。タンタンはカニ缶の謎を追って、ハドック船長の船に乗り込みましたが、麻薬組織の一味、航海士のアランによって船内に閉じ込められてしまいます。タンタンはハドック船長とともに海上から砂漠に不時着し、フランス軍の中尉に助けられた後、モロッコの港町に向かいます……。 この巻のキーポイントは、なんといってもハドック船長の登場でしょう。

感想・レビュー・書評

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  • 息子9歳5ヶ月
    息子が喜びそうな本を、母が選んで図書館から借りてきています。時々息子リクエストの本も。読み聞かせほとんどしなくなりました。母はサミシイ。

    読んだ◯
    好反応◯
    何度も読む(お気に入り) ◯
    「また借りてきて!」「続き読みたい!」◯
    その他

  • タンタンシリーズ18作目
    「タンタンの愛犬スノーウィがたまたま見つけたカニ缶をきっかけに、国際麻薬組織の密輸計画が発覚。タンタンはカニ缶の謎を追って、ハドック船長の船に乗り込みましたが、麻薬組織の一味、航海士のアランによって船内に閉じ込められてしまいます。タンタンはハドック船長とともに海上から砂漠に不時着し、フランス軍の中尉に助けられた後、モロッコの港町に向かいます……。この巻のキーポイントは、なんといってもハドック船長の登場でしょう。

    読んであげるなら ―
    自分で読むなら 小学中学年から」
    (福音館HPの紹介より)

  • 麻薬の入ったカニ缶の謎を追い、ハドック船長の船に乗り込むが、麻薬組織の一味に船に閉じ込められる。その後飛行機で逃げ出すも砂漠に不時着。フランス軍の中尉に助けられた後、モロッコの港町に向かい犯人を捕まえる。という物語で麻薬・拉致・アル中・殺人・銃撃と、なんともきな臭い題材で構成されている。子供向けの本ということを忘れて読んだし子ども感がない(笑)。

  • か、カニ缶………
    タンタンとハドック船長のファーストコンタクトエピソード、3Dアニメ映画はこっちから持ってきたんかな…??

  • 面白くはあるんだけど、タンタンシリーズはナチュラルに民族差別(今回なら「悪党のベルベル人」)が織り込まれていて、そこでスッと冷めちゃうんだなぁ…。
    あと今回、味方のはずの人がアルコール中毒で、お酒を飲むと人が変わって足を引っ張るというのが話の躍動のバネになっていて、それも今読むと笑えない。
    もちろん時代的に仕方のないところはあるのだけど、そう思った上で楽しめるかは個人の倫理観で、残念ながら私にはちょっと難しい。
    スノーウィが可愛くて、他のも読みたい気持ちもなくはないけど、数冊読んでみんなこういう読後感だったので諦めようかな…。

  • 『タンタンの冒険旅行』第18巻。ハドック船長の登場巻。初登場だからか、後の作品よりもアルコールでへろへろになっている度が強い気がする。船長のおかげで、全体に明るさのある巻。

  • 金のカニは生き物かと思ったら、ただの缶詰だった。

  • 読み出したら、子どもも大人もやめられない面白さの冒険旅行マンガ。こどもは次々と登場する一癖も二癖もある面白いキャラクターに大笑い。大人は本格的サスペンス映画さながらのスリリングな展開にわくわく、出版社いわく、「綿密な観察と研究にもとづく事実の的確な描写が、科学の世紀を生きる人々の心を強くとらえた。」半世紀以上も人気が続くマンガというのは、ただごとではない。とにかくご一読を。

  • 日本版のタンタンシリーズってのは、オリジナルと発売の順番が違って、ごちゃごちゃなので、この巻からハドック船長は登場。アル中度合いがひどいね、ちょっと。正直、日本版の訳の人が相当うまいと思う。川口恵子。原作の文章を読んでないので何とも言えないところだけど(そもそも原作はたぶんベルギー語だと思われるが)、非常に各キャラクターの話し方が的を射ていると思う。小さい頃からの刷り込みなのかもしれないが。。まぁ、それにしてもこれが半世紀以上前の作品群だとは半ば信じられないね。(05/10/19)

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著者プロフィール

エルジェ エルジェ 1907年、ブリュッセル生まれ。1929年、ベルギーの子ども向け週間新聞「プチ20世紀」に「タンタン ソビエトへ」を連載し、大評判となる。その後、次々と「タンタンの冒険旅行」シリーズを発表し、世界中で爆発的な人気を呼ぶ。24冊あるシリーズは、多くの言語に翻訳され読み継がれている。1983年没。

「2011年 『ペーパーバック版 タンタンとアルファアート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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