だんだんやまのそりすべり (日本傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784834018998

作品紹介・あらすじ

友達と一緒に、だんだん山にそりすべりに来た女の子のいっちゃんは、こわくてすべりおりることができません。「さきにいってえ」とひとり、山の上に残っていると、歌声と共に、動物の子どもたちがそりを引いてやってきました。見ているとやっぱり「さきにいってえ」といっている小さなきつねの男の子が…。

感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】
    友達と一緒に、だんだん山にそりすべりに来た女の子のいっちゃんは、こわくてすべりおりることができません。「さきにいってえ」とひとり、山の上に残っていると、歌声と共に、動物の子どもたちがそりを引いてやってきました。見ているとやっぱり「さきにいってえ」といっている小さなきつねの男の子が…。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    小さい子どもが困難にぶち当たったとき、一緒に頑張れる友達の存在がどれほど大切か、それを思い出させてくれる本です。

  • 女の子のいっちゃんはみんなとソリ遊びにやってきました。他のこどもたちはどんどんすべっていくけれど、いっちゃんだけは怖くてなかなかすべることができません。「先に行ってぇ」と言ったそのとき、いっちゃんは同じくみんなに置いてけぼりになった子ぎつねと出会います。
    (第八小学校図書館だよりの紹介より)

  • 山のそりすべりが怖い人間のいっちゃんとキツネのいっちゃん。
    そんな二人が出会って一緒にそりすべりの稽古をすることに。一人ならできないことでも二人だと心強い。
    同じく“いっちゃん”である6歳の息子は「おれはこわくないけどね」と言いながら終始ニヤニヤ。二人乗りしたそりがダイナミックなカーブを描いて坂を下る疾走感に歓声を上げていた。そういえば、秋に行った公園のドリームコースターに5回連続で乗らされたっけw
    動物の子どもたちも人間の子どもたちも、共にそりすべりを楽しむ冬の優しい世界。

  • 懐かしい絵柄、素朴な子ども達の友情のあったかさ。ちょっと昔の日本の冬に帰りたくなる。

  • 27年度(2-1)(2-4)
    7分半

  • 3歳4ヵ月
    息子に、
    “できるようになる”を教えてくれそうな一冊。

  • 2013年1月27日

    <LET'S ENJOY SLEDDING!>

  • 動物と人間の助け合い。

  • 娘のお友達の推薦本。最初は、なんだかちょっと怖くて、ドキドキして、娘は、顔をしかめて「こわい?」と、何度となく確認していました。でも、きつねのいっちゃんと出会ってからは、一気に面白くなったみたい。最後のページで、いっちゃんを探すのは、母より、ずっと早かった!(4歳)

  • この冬、そりあそびをたくさんしました。図書館の本棚で見つけて、これはいい!と表紙の絵を見てすぐに借りました。はじめは怖かったのも本と一緒…でも、だんだん楽しくなって…それも同じ!保育園の丘でも毎日そりすべりをしている娘。大好きな一冊になりました。

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著者プロフィール

1931年生まれ。児童文学作家。1968年にデビュー作品集『車のいろは空のいろ』が日本児童文学者協会新人賞および野間児童文芸推奨作品賞を受賞。以降、いくつもの文学賞を受け、多くの作品が小学国語の教科書に掲載されている。2001年に紫綬褒章受章。京都在住。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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