ねぎぼうずのあさたろう その4 (日本傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 244
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834019322

作品紹介・あらすじ

シリーズ4作目の今回登場するのは、たまねぎ姿の「火の玉おてつ」と悪役「灰かぶりのとうぞう」、そして前作「人情渡し舟」に姿を見せたあさたろうの父、ながきちです。とうぞうの悪だくみを知ったあさたろうは、父親を殺されたおてつに加勢して、得意のねぎ汁を飛ばします。息子の活躍を物かげから見守るながきちでしたが、ながきちこそ三年前におてつを救った旅人だったのです。浪曲風チャンバラ絵本。

感想・レビュー・書評

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  • むさくるしくて悪辣な灰被りの豆蔵に狙われた火の玉おてつをあさたろうたちが助ける。それを見守る父。相変わらずのわけのわからない迫力の絵。

  • この本は特に思った。
    絵の具のきみどり色がすぐなくなるだろうな、と。

    あさたろうの父ちゃん登場!

    きみどり色の当時人物(人ではない。当時物か?)が増え、進行中の話と回想が混じる。
    さらに出来事と言い回しが時代劇なのと、オノマトペが多用され、私の音読がつっかえてしまうので、我が子たち混乱。わはは

    ページを戻して当時人物を整理し、話の流れを解説。

    これは絵本としては難しい!
    読み聞かせる前に1人で音読してからにしようと思う。わはは

  • 息子9歳4ヶ月
    息子が喜びそうな本を、母が選んで図書館から借りてきています。時々息子リクエストの本も。読み聞かせほとんどしなくなりました。母はサミシイ。

    読んだ◯
    好反応◯
    何度も読む(お気に入り) ◯
    「また借りてきて!」「続き読みたい!」◯
    その他

  • シリーズの表紙の中で、一番丸々ぷくぷくした子どもらしいあさたろうのような気がします。

    前作の最後の方でお父さんの姿を見つけたあさたろう。
    しかし、声をかける勇気がなかったようです。
    さらにお父さんの方もあさたろうの姿を見かけ、気にしていたようですが…。
    いったいどうしてあさたろうのお父さんが家族を捨てて旅暮らしをしているのか、とても気になります。

    今回は畑でひと休みして桑の実を食べていた時に聞いた悪だくみを解決する話。
    実は3年前にお父さんもここで悪だくみを阻止していたことを、あさたろうは知らない。

    次こそは親子の名乗りを上げることができるのか。
    つづく。

  • 言い回しが少し難しいけど、時代劇系?のこういう絵本に触れておくのもいいかも。
    子供たちはわからないなりに楽しんだようです。
    人情モノ絵本。

  • まあまあ

  • 親子のそれぞれを思う気持ちが伝わってくる”巻”でした。

  • チビ1号、図書館にて

    2009/03/08
    自宅用に購入

  • 美しいむらのむすめ、おてつと一緒にたちまわる!

    さんさんとふりそそぐ日差しに、まっ青なそら。
    あさたろうとにきちの2人は桑の実をたべまくり
    口の周りに赤い汁をつけたまま。

    あたらしい敵もぞくぞく登場!あさたろうのねぎじるが飛ぶ。

    祭のよるに、そっとものかげからのぞくかげ…?!

  • S太朗5歳1カ月で読んだ本。富山の射水大島絵本館で読んだところ、気に入って5話まで一気読み♪ママもいちど読んでみたかった本でした。S太朗が好きそうな、「いいもん」と「悪いもん」が出てくるお話。楽しそうにお父さんに話していました。

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著者プロフィール

1947年、埼玉県秩父生まれ。「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で、第11回赤い鳥さし絵賞受賞。『ねぎぼうずのあさたろう その1 とうげのまちぶせ』(福音館書店)で、第49回小学館児童出版文化賞受賞。『みずくみに』(小峰書店)で第20回日本絵本賞受賞。著書に「くろずみ小太郎旅日記」シリーズ(クレヨンハウス)、『おふろ、はいる?』(あかね書房)、『おせんとおこま』(ブロンズ新社)、『スサノオ 日本の神話』『天の岩戸アマテラス 日本の神話』『因幡の素兎オオナムチ 日本の神話』『スサノオとオオナムチ 日本の神話』(小社刊)など多数。近著に『ぼくとお山と羊のセーター』(偕成社)がある。

「2023年 『飯野和好 日本の神話 全5巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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