ガオ (こどものとも傑作集)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 142
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834020342

感想・レビュー・書評

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  • 1年生の読み聞かせに持っていきました。
    所用時間:5分未満

    木の実で形作られた絵本です。
    ある日山犬は吠えたくなった。「ガオ!」
    それから山犬は鳥、蛇、カエルに姿を変えていきます。
    赤い木の実で鳥、茶色や白の木の実で蛇、緑の木の実でカエル等。

    木の実が大胆に散って躍動感があったり、鳥が蛇を食うなどの緊迫の展開があったり、子供たちも楽しんでいたと思います。

  • ストーリーも、画も最高にド迫力。
    ぐっと引き込まれました!
    もう、兎に角すごいしか言葉が出てこない。
    印象的な一冊。

  • [江戸川区図書館]

    正直表紙を見ただけではさほどすごいとは感じない。造形ものや自然の木の実や葉を顔や何かに見立てるというコンセプトの絵本は、結構多々あるからだ。

    けど、、、さすが傑作集にえらばれているだけのことはある!造形物でストーリーを綴るのもよくあることだし、具体的にではないにせよその展開は潜在意識ではわかっていたはずのことなのに、一枚、また一枚とページをめくるたびに、そこに提示される画の凄さに魅入られていく。

    この本を息子に見せた最初も、私同様、「ふーん(よくあるじゃん、大したことないじゃん)」的な反応だったけれど、とにもかくにもページをめくっていくたびに、そのすごさ(大変さ??)に圧倒され、取りこまれ、最後まで静かにページをめくった。そして最初へと戻る、、、、確かに難しいことではないし、いわば根気さえあればできる作品かもしれないけれど、それでも素晴らしい!面白かった。

  • 2023.9.20 5-3

  • 木の実でやまいぬが描かれている。
    展開するごとにいろんな生き物になり、最終的にまたやまいぬ「ガオ」になる。
    次はなんの生き物になるんだろうと思わせる。

  • まさかの木の実でやまいぬを表現!斬新なアイデアと圧倒的な迫力で目が離せない。迫力があるのに、最後はくすっと笑ってしまう可愛らしさもある!面白い!!

  • 4:10

  • 2020.03.12

  • 5分

  • 木の実で表現している。
    すごい。

    山犬の体は蛇に、元気は鳥になり蛇を食べて、蛙になってまた一つに。

    本当は1月19日に読んだけれど、日付が変わってしまった。

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著者プロフィール

1940年、大阪府生まれ。幼少年期を高知県で過ごす。多摩美術大学卒業。『ちからたろう』(ポプラ社)でブラティスラヴァ世界絵本原画展〈金のリンゴ賞〉を受賞し、以降『ふきまんぶく』(福音館書店)、『とべバッタ』『オオカミのおうさま』(共に偕成社)などで多数の絵本賞を受賞。2009年、新潟県十日町の廃校を丸ごと空間絵本にした「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」開設。2019年、ハンセン病回復者の国立療養施設がある瀬戸内海の大島で「Nさんの人生絵巻」を制作。

「2023年 『たべるぞ!たべるぞ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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