ねぎぼうずのあさたろう〈その5〉いそぎたび そばがきげんえもん (日本傑作絵本シリーズ)
- 福音館書店 (2005年6月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834021080
作品紹介・あらすじ
シリーズに今回登場するのは、浪人そばがきげんえもんと彼を追うとうがん組。げんえもんの財布を盗んだとちのみこぞうが、あさたろうの相棒にきちの昔の盗人仲間だったことから、話は意外な展開に。舞台には北斎の東海道53次に描かれた静岡県丸子をモデルとして借用、名物とろろ汁も登場します。元服飾デザイナーの作者は「野菜を主人公とするのは自分が農家の子どもだったから」とシリーズに込める思いを語っています。
感想・レビュー・書評
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行倒れの侍を助けるあさたろうたち。にんにくのにきちが結構活躍する。とちのみこぞうという訳の分からん盗賊が出てくるぞ。
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読後の娘の感想
「この本は大人向けだね」
いいえ、大人でも難しいです
読みながら、やーっぱりつっかえる。
江戸っ子弁、どこで区切るのかよーわからん。
子供たちよ、母がつっかえるので話の面白さを伝えきれずにごめん!
子供たちが何度も「待って!」と言ってページを戻すので、なかなか進まない。
ちなみに息子が気になったのは、食事処の暖簾の文字。『きぬた』とは何か?
右から読むことを教えた。
母は『きぬた』の隣の食事処の提灯に書かれた『とろろめし』が食べたくなったぞ。
割り切って読みながらふんだんに解説を入れてみることにした。
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息子9歳5ヶ月
息子が喜びそうな本を、母が選んで図書館から借りてきています。時々息子リクエストの本も。読み聞かせほとんどしなくなりました。母はサミシイ。
読んだ◯
好反応◯
何度も読む(お気に入り) ◯
「また借りてきて!」「続き読みたい!」◯
その他 -
前作でお父さんと再会したので、今作ではお父さんが家を出て旅をしている理由が明かされるのかと思いきや、さっくりとあさたろうは旅を続け、お父さんは畑に帰ることが決定し、二人は再び分かれていきます。
大人としてはちょっと肩透かし。
とろろが名物の宿場町に着いたところで、丸子(まりこ)宿だなとわかりましたが、浪人そばがきげんえもんが倒れていたのが「名物むぎとろろめし 長字や」って書いてあって笑ってしまった。
丁子屋がモデルなんですね。
例によって人助けをしたあと、あさたろうと、にきちは、旅を続けるのですが、父親との再会がメインではないということは、この話の落としどころは何だろう?
京都まで行くこと?
家に帰るまでが旅なんだからね、とだけは言っておこう。 -
良かった
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大好きなとろろ汁の店が出てきます。あさたろうシリーズは東海道を旅するので、実在の街風景も感じられて大人も楽しいです。
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購入
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なつかしいひととわかれて、次に出会ったのはおなかをすかせたお侍さん。
ひとだすけをして、めしやをでようとしたところへやってきたのは
とうがんぐみだぁ!!
まち中で始まったきりあいに、あさたろうたちは…?!
新キャラも登場するよ! -
S太朗5歳1カ月で読んだ本。富山の射水大島絵本館で読んだところ、気に入って5話まで一気読み♪ママもいちど読んでみたかった本でした。S太朗が好きそうな、「いいもん」と「悪いもん」が出てくるお話。楽しそうにお父さんに話していました。