ぐらぐらの歯 (世界傑作童話シリーズ)

  • 福音館書店
3.84
  • (19)
  • (14)
  • (19)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 312
感想 : 24
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (138ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834021547

作品紹介・あらすじ

「ずっとまえ、わたしが小さかったとき、わたしよりもっと小さいいもうとがいました。」どのお話も、こんな風に始まります。おねえさんの目から見た、おてんばでお茶目な妹のお話10編が、ユーモラスに愛情を込めて語られます。妹は、とにかく、やんちゃで、わがままですが、みんなから愛されているおちびさんです。幼い子の気持ちにぴったり寄り添って、日常のちょっとした出来事を生き生きと描くイギリスの幼年童話の傑作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 越高綾乃さん紹介

  • ぼくには妹はいないけど、こんなきかんぼが妹だったらたいへんで、ちょっといやだなと思った。
    おもしろかったのは、はがぐらぐらするところ。ぼくも、ぶらさがってるくらいまでくっつけておいたことがある。でも、糸でしばって犬にぬいてもらったから、はいしゃさんには行かなかった。
    このお話では、やさしいまどふきやさんが一番すき。
    ぼくが、きかんぼの妹みたいかどうかは言えません。(小3)

  • 表紙絵や挿絵が酒井駒子だということで手にした本ですが、物語自体面白く楽しめました。

    きかんぼでワガママでやんちゃないもうとが、とても愛おしく思えてしまうのは、周りの大人たちがしっかりと受け止めているからでしょうね。ダメなことはダメと言いながらも、きかんぼなところも含めて受け止めてあげている様子が愛おしいです。そんないもうとの様子をお姉ちゃんが昔を思い出しながら描写しているのが、またいいんですよ。でもそんないもうとは、どんな大人になったのかも興味津々ですね。
    一昔前の翻訳児童書らしい丁寧な言葉遣いが、その愛おしさをより増しています。

  • 「ずっとまえ、わたしが小さかったとき、わたしよりもっと小さいいもうとがいました。」どのお話も、こんな風に始まります。おねえさんの目から見た、おてんばでお茶目な妹のお話10編が、ユーモラスに愛情を込めて語られます。妹は、とにかく、やんちゃで、わがままですが、みんなから愛されているおちびさんです。幼い子の気持ちにぴったり寄り添って、日常のちょっとした出来事を生き生きと描くイギリスの幼年童話の傑作。」

    ・10編のお話、ちっちゃい妹の話。
    ・読んであげるなら1年生から

  • ほんとうにきかんぼでした。読んでいるうちに、「こうすればいいのに」とおもったりしました。

  • おねえちゃんの目から見たきかんぼの妹のお話。愛情を込めて語られます。とにかくやんちゃでわがままな妹。でも語り手のおねえちゃん含め周りのみんなに愛されているのが伝わってくる。憎めない。おねえちゃんの立場としてはこの自由奔放な妹が少し羨ましかったりもするんだろうな。

  • いちいち「わたしのちいさいきかんぼのいもうと」と書いてあるのが読みにくかった。お話として語るにはいいかな。

  • やっぱり挿絵がいい(^ω^) ちいちゃいいもうとの利かん坊っぷりは腹がたつけど(−_−;)妹ってみんなこうなの?

  • 悪いか優しいかのさがはげしかった。

全24件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ドロシー・エドワーズ ドロシー・エドワーズ Dorothy Edwards幼いころから父親に読書を禁じられるほどの本好きだった。イギリスのストーリーテラーの第一人者といわれ、BBC放送で幼児向けのおはなし番組を担当していたこともある。彼女の作品は、話して聞かせるのに理想的に作られている。幼い子の気持ちをよく理解し、ささいなことでも子どもにとって重要なことを実にうまく語る才能をもっている。いくつかある作品のうち「きかんぼのちいちゃいいもうと」のシリーズが代表的。BBC放送でお話されてのち1950年代に出版され、今日まで子どもたちの人気をよんでいる。

「2006年 『いたずらハリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ドロシー・エドワーズの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
小川 未明
須賀 敦子
トミー=アンゲラ...
湯本 香樹実
酒井駒子
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×