- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834022391
作品紹介・あらすじ
寒い冬の日、ひろこさんは、森の友だちに手紙を書きます。りす、とかげ、ことり、のうさぎ、そしてもみの木に。カラーペンとクレヨンを握りしめ、一字一字、ことばを考えて、書き、楽しい絵をそえてできた5通の絵手紙。ひろこさんは書き終えると、一通ずつ、森のもみの木につるしに行きます。もみの木は雪をかぶりクリスマスの飾りのようにひろこさんの手紙をつるしてたっていました。風の強い日、手紙がみんななくなっていてがっかりしていると、何日かたってみんなから返事が届きます。りすからはくるみ、とかげからは石、のうさぎからは木の実、ことりたちからは木の実。スミレが咲いて春が来たよというお知らせの手紙でした!
感想・レビュー・書評
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寒い冬、ひろこさんは手紙を書きました。外は寒くて遊べないので、お友達のりすととかげと小鳥たちと野うさぎそして大きなもみの木に。
「春になったらまた遊びましょう」ひろこさんは小さな丸いお手手で一生懸命書きました。机の上には手紙を飾り付ける為の物がいっぱい。
ひろこさんの気持ちみんなに届くかな。きっともみの木が守ってくれる。もみの木はみんなを包み込む大きな存在。
手紙って、相手に気持ちを伝えるってこういう事なんだと思い出させてくれた、心温まる絵本。
ひろこさんの服がまたいい。私たちが子供の頃寒い時はみんな丸々モコモコしていた(*≧艸≦)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<片山令子さん>作、<片山健さん>絵による、ほのぼの絵本。〝寒い冬の日<ひろこさん>は、森の友だちに手紙を書きます。りす、とかげ、小鳥、野兎、そしてもみの木に...一字一字、言葉を考え、書き、楽しい絵を添えて出来た手紙を書き終えると、一通ずつ、森のもみの木に吊るします...もみの木は雪をかぶりかぶり、クリスマスの飾りのようにひろこさんの手紙を吊るして立っていました...。 風の強い日、手紙が無くなってがっかりしていると、何日かたってみんなから嬉しい返事が届きました。りすからは胡桃、とかげからは石、野兎からは木の実、小鳥たちからは木の実が。スミレの花が咲いて、春が来たよというお知らせの手紙でした!〟
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寒い冬の間、森の友だちに手紙を書くひろこさん。
その手紙の1通1通が色ペンを使ってカラフルあたたかに描かれている。
春の訪れが楽しく待ち遠しくなる絵本♪ -
いいですね。
心温まるお話です。
ひろこさんのてがみは、みんなひらがななので
まだ小学生ではないのかもしれないね。
でもしっかりとした字とすてきな絵が描かれている手紙をもらえはみんな優しい気持ちになれるだろう。
久しぶりに絵本を読みました。 -
一途な子どもの心に、最後答えてくれる優しい本。嬉しかった。
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森の動物へのお手紙を木に託すのは子供らしくほっこりした気持ちになった。ちゃんとそれぞれに届いて良かった。絵も可愛かった。
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ひろこさんの描く手紙が、本当に可愛い。絵も字も。森の動物たちに手紙を書いて、春の返事を待つ。なんて可愛い世界。
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子どもがもう少し大きくなったら(5.6歳くらい)繰り返し読みたい。
ひろこさんの手紙が相手を思いやる気持ちに溢れている。1本の木から季節の移ろいを感じる。愛に溢れた物語が心にじんとくる。 -
ひろこさんがお手紙を書いて
木につるしたら、
春にお返事が届く。
ほのぼのかわいい感じ。