みずたまレンズ (かがくのとも絵本)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834023268

感想・レビュー・書評

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  • 虫たちの目の前にあるみずたまたちの存在感!のびたり、もとのまるになったらり、いっぱい並んだり、いろいろなものを映したり。美しい写真絵本。

  • ひっかかった小さな雨粒で蜘蛛の巣がネックレスのように見えたり、水たまりに落ちたみずたま。
    小さな虫の上や、花びらの上に乗ったみずたまなどなど、どれもこれも見慣れたものばかりなのに、今森さんの手にかかると魔法のように芸術的になる。

    よくよく見ると、どのみずたまもレンズになっていて、その不思議さと綺麗さに、さすが!と拍手したくなる。
    いつものごとく自然を切り取って見せてくれる写真絵本なのだが、いつものごとく、「見せていただく」気持ちになってしまう。
    とりわけ新鮮な驚きを感じるのは、カエルが水の中から飛び跳ねる場面。
    カエルと水の動きを、まるでスローモーションのように見せてくれる。
    優れたカメラレンズを持っていても、この視点はなかなか持てないだろう。
    今回もまた、今森さんありがとうございます。

    約4,5分。今の季節のお話会のサブに、ぜひどうぞ。

  • きれいですごかった!

  • 雨の日が楽しくなりそう

  • 朝つゆや雨にぬれた花や葉っぱには、キラキラ光る丸いみずたまがついています。そのみずたまをよくみてみると・・・。

  • 月刊 科学絵本「かがくのとも」
    通巻:375号
    2000年6月号

    みずたまレンズ
    作:今森光彦(いまもり みつひこ)

    発行所:福音館書店
    定価:380円(本体362円)
    雑誌:02377-06.
    T1102377060386.

  • 水玉がレンズの役割を果たしているのかー

  • 「朝露や雨にぬれた花や葉っぱには、キラキラ光る丸いみずたまがついています。小さないきものたちの気持ちになってみずたまをのぞいてみると、むこうの景色が逆さまに見えたり、こちらの景色が映っていたり。たくさんのみずたまに同時に映る同じ顔、顔、顔。みずたまがレンズになったり、鏡になったり、見える場所によってさまざまなものを写してくれます。そこには不思議な世界がありました。」

    自然の中で水が起こす不思議な姿。雨つぶ、クモの巣の水滴、草についた水滴…その水滴に近づくと、向こう側が曲がって見えます。さまざまな水の形の変化や水滴を拡大する。 (日本図書館協会)

    雨にぬれた葉っぱで光る水玉,宝石のネックレスのようなクモの巣の水玉…水玉には何がうつっている? 虫の気持ちでみてみよう。 (日本児童図書出版協会)

    『あなたもブックトーク』京都ブックトークの会にて紹介:
    テーマ:みーつけた! 対象:子どもからおとな 千原和美さん 
    きのこ観察会(野外)にて

    ブックトーク:
    ・女の子が帰り道すがらあれこれみつける『よじはん よじはん』
    ・自然の中でみつけにくーい生き物もいるよ『森のスケーターヤマネ』
    ・ヤマネには会いたいけれど、悪魔には会いたくありませんね『地獄の悪魔アスモデウス』
    ・めずらしい青いきのこをみーつけた『シオドアとものいうきのこ』
    ・雨が降った後見つけたみずたま。のぞいてみるとたのしいよ『みずたまレンズ』
    →さあ次はみなさんが見つける番です。きのこ探しスタート!

  • K
    五歳四か月

    Y
    三歳〇カ月

  • 水玉にうつるなんてびっくりした。
    *図書館で借りた本。「司書のお勧めの本」と出てきた中から選んでいました。

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著者プロフィール

1954年滋賀県生まれ。写真家。
大学卒業後独学で写真技術を学び1980年よりフリーランスとなる。
以後、琵琶湖をとりまくすべての自然と人との関わりをテーマに撮影する。
一方、熱帯雨林から砂漠まで、広く世界の辺境地の訪問を重ね、取材をつづけている。
また、ハサミで自然の造形を鮮やかに切り取るペーパーカットアーティストとしても知られる。
自然と人との共存を里山というキーワードで表現し続けている。

「2022年 『Mitsuhiko Imamori Monthly Calendar 2023 今森光彦 オーレリアンの庭 里山に暮らす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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