チョコレートパン (幼児絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 591
感想 : 63
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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834025491

作品紹介・あらすじ

あるところに、チョコレートの池があります。そこへこんがり焼けたパンが歩いてきて、ドロドロにとけたチョコレートにつかりました。すると、チョコレートパンのできあがり。おや、そこへゾウがやってきました。ウサギもリスもネズミもいます。チョコレートパンのまねをしたいみたい。動物たちがチョコレートの池に入ったらどうなるの? 全く先の読めないナンセンス絵本の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • チョコレートの池にパンが入って、チョコレートパンに。
    そこにゾウやら車やら様々な動物たちも、チョコレートの池に浸かっていきます。
    「ぱんだけです あとはいけません
    い け ま せ ん」
    池がお断り。

    さすがナンセンス絵本の長さんです。
    う~ん。わからん(笑)

  • ときどき無性に長新太の馬鹿馬鹿しいユーモアを摂取したくなる。谷川俊太郎さんが「長さんの絵本はいつも同じ。」みたいなことを言っていたけれど、必ず最後に心の底から笑わせてくれる作者のセンスには脱帽なのです。

    タイトルが『チョコレートパン』だからパンが主人公(?)かと思いきや、実は違う。これは、まるい板チョコの端をかじったみたいな形のチョコレートの池のお話。温泉みたいにほかほか温かい池は甘い香り。この絵本を読んで言えることは、みんなチョコレートが大好き、ということ。
    指がべたべたになるからチョコはパンの中に入れてね。

  • 徹頭徹尾シュールな長新太節の絵本。場面はずっと同じチョコレートの池だけど、予測のつかない話の動きが面白い。

  • パンがチョコレートの池に入っていく。
    他の動物が入るとどうなるのか。
    長新太さんの世界観に若干振り回されたり置いてけぼりにされたり、そんな感覚さえもちょっと面白い絵本。

    【ママ評価】★★★
    個人的に、長新太さんのシュール絵本シリーズと思っている作品群の一冊。
    今回もよくわからない世界観がすごい。
    大きな池とか山とか、他の絵本と似ているところが多いような。
    チョコレートパン自体のくだりはサラッとしていて、チョコレートの池の絵本という感じ。
    読み進めると「どうなるの?」という感じはあるけど、先が読めないというより「えっ」「あ、はい…」みたいな。
    母はついていくので精一杯です。
    でもそれが面白い感じの絵本。

    【息子評価】★★★
    息子も母と同じく絵本についていけなかった模様。
    最後まで見てはいたけど、特に反応もなく、繰り返し読みたがることもなく。
    かと言って嫌がることもないので、本当によくわからないんだと思う。
    ね、母もよくわからない。
    でもそんな感覚を味わうのも良い経験ということで。
    2歳3ヶ月

  • ※表紙絵が欲しくて(幼児絵本シリーズ)を登録してあります。


    こどものとも年少版
    2000年9月号
    282号
    チョコレートパン
    作:長新太(ちょう しんた)

    発行所:福音館書店
    定価350円(本体333円)
    雑誌:03731-09.
    T1103731090353.

  • めっちゃいいにおいがしそう。そんなチョコレートの池にパンがトコトコあるいてきて(なんかかわいい)、中に入って「チョコレートパン」のできあがり!なんともいえない独特な世界観。

  • 長新太先生サイコー(笑)
    チョコレートのいけに次々とはいっていくなにか......。

    予想を覆すのが長新太先生ですね!!

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00424236

    あるところに、チョコレートの池があります。そこへこんがり焼けたパンが歩いてきて、ドロドロにとけたチョコレートにつかりました。すると、チョコレートパンのできあがり。おや、そこへゾウがやってきました。ウサギもリスもネズミもいます。チョコレートパンのまねをしたいみたい。動物たちがチョコレートの池に入ったらどうなるの? 全く先の読めないナンセンス絵本の傑作。(出版社HPより)

  • 県・中:ナンセンス絵本

  • 2m8d
    たっぷりチョコレートの池にパンがとことこ歩いてきて、どぼん、チョコレートパンのできあがり。
    それからぞうにりす、うさぎにねずみに車までやってきて次々にドボン。
    最後にチョコレートの池が、「パンだけです。あとはいけません!!いけません!!」と言っているのがおもしろかった。

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著者プロフィール

1927年、東京に生まれる。漫画、絵本、イラストレーション、エッセイなどさまざまな分野で活躍。絵本に、『おしゃべりなたまごやき』(文芸春秋漫画賞)、『ぞうのたまごのたまごやき』(小学館絵画賞)、『ふゆめがっしょうだん』(絵本にっぽん大賞・以上福音館書店)、『はるですよふくろうおばさん』(講談社出版文化賞絵本賞・講談社)、『さかさまライオン』(絵本にっぽん賞)、『ゴムあたまポンたろう』(日本絵本賞・以上童心社)、『キャベツくん』(絵本にっぽん大賞・文研出版)など多数ある。巌谷小波文芸賞受賞。路傍の石幼少年文学賞受賞。

「2018年 『やまがあるいたよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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