じめんのしたの小さなむし (ランドセルブックス)

著者 : たしろちさと

• 福音館書店 (2011年3月10日発売)

作品紹介・あらすじ

畑や林で、腐葉土のあるところをほると、まるまった白い幼虫がみつかることがあります。カブトムシの幼虫より小さくて、背中をしたにして歩くなら、それはきっとハナムグリの幼虫です。とても身近な昆虫ですが、その生態は、意外に知られていません。作者のたしろさんは、このハナムグリの幼虫をじっさいに育て観察し、地面の下の世界に思いをはせました。多くの生き物がくらす地下空間をいきいきと描きます。

感想・レビュー・書評

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年3月27日]

畑や林で、腐葉土のあるところをほると、まるまった白い幼虫がみつかることがあります。カブトムシの幼虫より小さくて、背中をしたにして歩くなら、それはきっとハナムグリの幼虫です。とても身近な昆虫ですが、その生態は、意外に知られていません。作者のたしろさんは、このハナムグリの幼虫をじっさいに育て観察し、地面の下の世界に思いをはせました。多くの生き物がくらす地下空間をいきいきと描きます。

[Tatsuo-yさんの感想 · 2022年1月7日]

地面の中の小さな虫、絵がリアルで子供受けしないようにも思たけど、かなり良かった模様。リアルなようで少しユーモアも感じる絵で、幼虫から成虫になる様子が描かれています、ストーリー性もあって良かったです。

[さつきさんの感想 · 2020年6月14日]

ハナムグリってカナブン？
幼虫の物語というところは面白かった。
少し長いようにも思うが、わかりやすくて良かった。

[SHNSKさんの感想 · 2015年8月13日]

絵は好きだけど、色味が地味なので息子にはあまり向いてなかったかも。

[kuritanuさんの感想 · 2013年7月10日]

カブトムシかな、それにしては小さいかな、と思っていたら、土まゆと出てきて、これは違うぞ、と気づく。正解シロテンハナムグリ。
カブトムシの幼虫より気軽に飼えそうで（食べる量が少ないから）、ちょっと探してみたいな、と思った。ハナムグリに成功したら、次はカブトムシにする、とか。
ちょっとフィクションも入ってるけど、許せる範囲かな。

[knslさんの感想 · 2013年2月21日]

★★★★☆
あたたかな土の中でうまれたちいさなむし。
まわりの土を食べながら、もっとおいしくて、もっとふわふわで、もっとあたたかい土をさがします。
むしのなったつもりで土の中のぼうけん。
（まっきー）

[あきほなこうちゃん。さんの感想 · 2012年7月22日]

はなむぐり。

[さとさんの感想 · 2011年8月24日]

たしろちさとさんの絵？　ほんとに？　と思っちゃうけど。
ころっころな幼虫の感じとか、手をにぎにぎしちゃうくらいだけど。
イイと思う本なのです（笑）

著者プロフィール

絵本作家。『ぼくはカメレオン』『きこえる？きこえるよ』『おんがくかいのよる　５ひきのすてきなねずみ』『ぼくうまれるよ』など。

「2002年 『絵本で育てる情報分析力』 で使われていた紹介文から引用しています。」