風の魔女カイサ (世界傑作童話シリーズ)

著者 : セルマ・ラーゲルレーヴ 菱木晃子

制作 : 菱木晃子 

• 福音館書店 (2012年6月25日発売)

作品紹介・あらすじ

スウェーデン中部の町にやってきたニルスは、大市の前夜、吹きすさぶ嵐の中で一頭の老いた馬と出会います。そして、馬とかつての飼い主との久々の再会に立ち会うことになります。「役立たず」と見捨てた愛馬への、温かな気持ちは甦るのでしょうか？　冷酷な仕打ちで路頭に迷わせた幼い姉妹への償いは？　この地に古くから棲む“厳しくて優しい魔女”が事のなりゆきを見守り、幾度か不思議な風を吹かせてドラマの展開を演出します。

感想・レビュー・書評

[castagnaさんの感想 · 2021年7月14日]

ネルケ地方の話
24章「ネルケ地方で」

12世紀ごろか、産業と交通の要所として栄えたところ

主人公は息子で父の仕事のやり方をそのまま、受け継ごうとする

sparsamスパールサム　倹約的な
snalスノール　ケチな

そしてはっきり出てこないのに感じるタイトルの魔女カイサの仕業

[alouette18さんの感想 · 2021年3月28日]

「ニルスのふしぎな旅」
確か子どもの頃アニメ化されていたと思うのだけど、見たことも読んだこともなくタイトルだけ知っていました。

6巻シリーズになって、1冊ずつ挿絵もあり読みやすくなっているので、読書が特に好きではない子でも読めると思います。中学年の子たちにぜひ読んでほしい。

[Yuji Kudoさんの感想 · 2016年3月29日]

『ニルスのふしぎな旅』の一篇らしい（関係性がいま一つ分からなかった）。農場主と老いた馬との再会が主題。生活環境等が想像しにくいらしく、娘は若干解釈しきれなかった印象…。

[Matsuboさんの感想 · 2014年4月14日]

『ニルスのふしぎな旅』 二十四章「ネルケ地方で」より。

OH: KAJSA, THE WITCH OF WIND - Nils Meets with Stories 2 from NILS HOLGERSSONS UNDERBARA RESA GENOM SVERIGE / by Selma Lagerlöf 1906, 1907

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2014年3月13日]

《トークイベントのおしらせ》『ニルスが出会った物語』シリーズ原画展　開催記念　平澤朋子さんミニトーク
日時：2014年3月28日（金）19:00 ～
会場：丸善・丸の内本店3F児童書売場特設会場
　　　東京都千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾ
定員；20名様　要整理券(電話予約可)
申し込み方法：丸善・丸の内本店3Fレジカウンターにて、2/28以降に対象書籍の
　　　　　　　いずれかをご購入の先着20名様に整理券を配布いたします。
　　　　　　　整理券がなくなり次第、受付終了となります。
申込み・問い合わせ先：丸善・丸の内本店　和書グループ　
　　　　　　　　　　　03-5288-8881(営業時間　9:00～21:00)
対象書籍： 『ニルスが出会った物語』1～6
http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=4370

《展覧会のおしらせ》平澤朋子さん『ニルスが出会った物語』シリーズ原画展
会期：2014年3月8日(土)～3月31日(月)（無休）
開館時間：9時～21時（最終日20時まで　最終日の終了時刻は、前後する可能性があります）
会場：丸善・丸の内本店　3F中央エレベーター前　
　　　東京都千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾ
問い合わせ先：TEL [phone]
http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=4498

studio dessin
http://studio-dessin.com/top.html

[さぶさんの感想 · 2012年10月4日]

挿絵の色使いがきれいで、お話の雰囲気とぴったり合っています。1とは違い、やさしい結末で安心して読めました。親子で考え方が違うのは当たり前なのに、同じでないといけないと思ってしまうのはよくある事です。親が違っていいと子どもの背中を押してやる事の大切さを、大人として感じました。
小学校中学年から。しみじみとした深い味わいは、なかなかわかってもらえないかも。大人にもオススメです(^-^)

[櫻うさぎさんの感想 · 2012年8月30日]

馬、よかったね。

魔女カイサは文面にこそ出てこないですが、
存在感が物語中に満ちてる！

[やおさんの感想 · 2012年8月7日]

2012 08 07

著者プロフィール

セルマ・ラーゲルレーヴ　原作者／セルマ・ラーゲルレーヴスウェーデンの女性作家。教職についたあと作家活動に専念し、『ニルスのふしぎな旅』のほか、小説やキリスト教寓話集など数多くの作品を残しています。1909年に、女性初かつスウェーデン人初のノーベル文学賞を受賞。晩年には女性の参政権実現のため尽力しました。

「2013年 『巨人と勇士トール』 で使われていた紹介文から引用しています。」