たろうめいじんのたからもの (こどものとも絵本)

  • 福音館書店
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834027938

作品紹介・あらすじ

キツネのきっこが、イタチのちいとにいのところに水遊びにいくと、2人はきれいな緑色の石を持っています。その石はたろう名人の宝物で、上手に泳げるようになるともらえるのです。きっこがたろう名人を探していると…。キツネのきっこのシリーズの4作目。

感想・レビュー・書評

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  • たろうめいじんは、優しい目をした大なまず。きっこちゃんに、丁寧に泳ぎを教えてくれます。頑張るきっこちゃんの表情が素敵! お宝ゲットから水上に戻るまで、たろうめいじんのサポートは頼もしく、優しいですね。ラストの西瓜が美味しそう!

  • 夏の間に載せようと思っていたのに、9月に入ってしまった。
    可愛い可愛い「きつねのきっこちゃん」のシリーズ。
    今回は、その「きっこちゃん」が泳ぎを覚えるのだ。
    そう、きっこちゃんにも出来ないことがあったというわけ。
    そして、泳ぎを教えてくれるのが「たろうめいじん」。
    たろうめいじんって、誰?
    そこがこのお話の面白いところ。登場するとちょっとびっくり。 

    夏の風景がどこもかしこもいっぱいに描かれて、とても爽やか。
    懐かしいなぁ。川遊びなんて、もう久しくしていないもの。
    緑と水の風景って、どうしてこんなに気持ちが和むんだろう。
    きっこちゃんが泳げるように応援してくれるのは、いつものメンバーである「いたちのちいと、にい」のきょうだい。
    ふたりの胸にかけられたのは、綺麗な緑色の石。
    なんでも、泳ぎを覚えたときに「たろうめいじん」からもらったらしい。
    「わたしも ほしいなぁ」と、その石に憧れる気持ちが、きっこちゃんの苦手克服につながっていく。

    努力したことが何よりの宝物だけど、一生懸命泳ぎの練習をするきっこちゃんを見ていると、自分もついつい応援してしまう。
    そして最後はやっぱり「良かったね」で終わる。
    いいなぁ、こいでさんの作品は。

    小さな子向けのお話会というとやたらときっこちゃんのお話を読みたがり、いつも仲間に笑われているワタクシ。
    それでも、好き。
    約7分。3,4歳から。

  • 泳ぎの下手なきつねのきっこちゃん。みんなと同じように泳げるようになりたくてたろうめいじんに泳ぎを習いに行く。
    どどーん、見た目はちょっぴり怖いけどこんなに優しくて頼もしい先生ならいいね。楽しみながらゆっくりゆっくり泳ぎの練習。きっこちゃんは泳げるようになったかな?

    私も小3まで泳げなくてプールが夏が大嫌いだった。たろうめいじんに出会っていたら髭をエイッとつかんで宝物を貰って楽しい夏になっただろうな。

    ジリジリ暑い夏を感じる景色と優しい友達、夏休みの絵日記のような楽しい絵本でした。

    • nejidonさん
      けいたんさん、こんにちは♪
      「きっこちゃん」のこの本を読まれたのですね!
      きっこちゃんの出てくるお話はどれも可愛くて大好きです。
      確か...
      けいたんさん、こんにちは♪
      「きっこちゃん」のこの本を読まれたのですね!
      きっこちゃんの出てくるお話はどれも可愛くて大好きです。
      確か春のお話と秋のお話もあったかな。
      私は春のお話の『おなべおなべにえたかな』が一番好き。
      けいたんさんは、どれが一番お好きですか?
      2016/08/13
    • あいさん
      nejidonさん、こんばんは(^-^)/

      絵本の紹介ありがとうございました。
      友達もとても喜んでくれました♪

      きっこちゃん...
      nejidonさん、こんばんは(^-^)/

      絵本の紹介ありがとうございました。
      友達もとても喜んでくれました♪

      きっこちゃんシリーズが好きと話してくれた友達もいて嬉しかったです。
      私はきっこちゃん初めてだったのでこれから読んでいきたいと思います。
      その時はまたお話に付き合ってくださいね(⁎˃ᴗ˂⁎)
      秋になったら秋のきっこちゃんがいいですね〜♪
      どんなお話なのか楽しみです。
      そして春にはnejidonさんの一番好きな春のお話を(^-^)/
      2016/08/14
  • としょかん。

    4さいもえっこと。

    なまずがぬまからでてきたりするてんかいにわくわく。

    すみにいるちいさいむしなどのいきものもかわいい。

  • きつねのきっこはいたちのいとこのところへスイカを持って遊びに行くと2人は首からきれいな緑色の石のペンダントを下げていた。
    たろう名人に泳ぎがうまくなった証として宝物をもらったのだとか。
    自分も緑の石がほしいきっこ。
    でも、泳ぎは下手。
    いたちの兄弟は自分たちもたろう名人に泳ぎを教えてもらったので、名人に教えてもらうといいと言う。
    きっこは舟に乗って川を進み、いたちたちとたろう名人の元へ。
    雨が降って来ると、ナマズのたろう名人が現れた。
    最初は泥の上で泳ぐ練習。
    慣れたら名人の背中に乗って川へ。
    そうして、きっこはたろう名人の背中の上ではなく、一人で泳げるようになっていく。
    たろう名人が水中を示し、ここを潜って行って自分で宝ものの石を取ってくるように言う。
    きっこは見事石を手に入れ、みんなでおいしくスイカを食べるのだった。

    ちゃんと泳げるようになって、自分で取りに行く、というのがいい。

    なまずの背中で泳ぐ練習。
    気持ちよさそう。

  • 「きつねのきっこは、いたちの兄弟のところに水遊びにいきました。二人は、たろう名人の宝物のきれいな緑色の石を持っています。その石は上手に泳げるようになるともらえるのです。きっこは、泳ぎを教えてもらうために、たろうめいじんを探しにいきました。たろうめいじんとは、一体だれなのでしょう。きっこは宝物の石を手に入れることができるでしょうか。『おなべおなべにえたかな?』などのきっこのシリーズの4作目」

  • 2023.6.26 3-2

  • 少人数向け。夏に。

  • 洞窟に潜りにいくのでオカーサンはビビる。洞窟は危険なので、ドキドキが止まらない(←そこじゃない)

  • 4歳 図書館

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著者プロフィール

こいでやすこ 福島県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。絵本に『とんとん とめてくださいな』(オランダ・銀の石筆賞受賞)、『ゆきのひのゆうびんやさん』『はるです はるのおおそうじ』『とてもとてもあついひ』『もりのひなまつり』『やまこえ のこえ かわこえて』『たろうめいじんのたからもの』『おなべ おなべ にえたかな?』『おおさむ こさむ』『かさ かしてあげる』(以上、福音館書店)など多数ある。2010年没。

「2022年 『おいちにの だーるまさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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