- Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834081053
作品紹介・あらすじ
奥さんに見送られて、クリスマスプレゼントを届けに空へ飛び立ったサンタクロース。それまでおもちゃづくりにいそがしかったために眠くなってしまいます。そこで、眠気覚ましにコーヒーをのもうと森のはずれにそりをとめて一服します。サンドイッチも食べたサンタクロースは、おなかいっぱいでつい眠り込んでしまいます。それを見つけた森の動物たちは、かわりに手分けしてプレゼントを届けてあげます。
感想・レビュー・書評
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読友さんご推薦本。優しいタッチの絵にシックな色合いが素敵な絵本。文字が多めで漢字も使われているので、小学校低学年向け読みものだが、読み聞かせなら3歳息子でもいけそう。
まずサンタさんに奥さんがいる絵本って他に見たことがなかったので、斬新に感じた。『さむがりやのサンタ』の影響が強いのか、トナカイと暮らす独居老人のイメージしか持っていなかった。そしてキツネが出てきた時点で「ははーん、こやつ悪さをしに来たな」という予想は見事に裏切られ、とてもハートフルなストーリーだった。自分の凝り固まった固定観念にほとほと嫌気が差したが、とても可愛らしい素敵な絵本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「奥さんに見送られて、クリスマスプレゼントを届けに空へ飛び立ったサンタクロース。それまでおもちゃづくりにいそがしかったために眠くなってしまいます。そこで、眠気覚ましにコーヒーをのもうと森のはずれにそりをとめて一服します。サンドイッチも食べたサンタクロースは、おなかいっぱいでつい眠り込んでしまいます。それを見つけた森の動物たちは、かわりに手分けしてプレゼントを届けてあげます。」
・サンタクロースのお話の絵本はたくさんたくさんあって、サンタが困った→動物たちが助ける という展開のお話も、サンタが寝坊してしまうお話も、読んだことがある。けれど、この本はとても暖かく、丁寧に描かれていて、読んだ後の満足感が高かった。
文字が多く一人で読むなら小学校低学年・中学年向きの児童書だが、読み聞かせでは4歳ぐらいから楽しめる。
絵本は小さめだが、絵がはっきりしているので、少人数の読み聞かせにも向く。
・素敵で優しい絵本。食べたら眠くなってしまうと思いつつも奥さんの作ったサンドイッチを食べるのがやめられない、そんなサンタさんが可愛い。雪の森の中でぐっすり眠りすぎ 笑
・サンタさんのお弁当目当てに近づいてきたキツネが、プレゼントのことを心配し、寝ているサンタを気遣い、森じゅうの動物に声をかけるという展開に驚いた。
キツネ=ずるがしこいイメージが強くて。
サンタさんにひざかけをかけてあげるキツネ、書置きを残すキツネ、キツネの優しさに、何度もジーンとした。
張り切る動物たちもかわいい。 -
デュボアザンの絵ですから。
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すてきな奥さんとサンドイッチとケーキ、あつあつのコーヒー、「暖かいクリスマスの夜を迎えたい」気持ちが起こる。大切な人に向けて、何かいたわってあげたい気持ちを起こさせるところ。特別な日に特別な人に優しくしようと思える。
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奥さんがお弁当を作ってくれていたんだ!とはビックリでしたね。クリスマスプレゼントをそれぞれどこに届けるのか、どうしてわかったのかが不思議なんですけど?野暮でしたね。
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優しいね
いつも皆んなの為に頑張ってるサンタさんのために森のみんなからクリスマスプレゼント