- Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834082005
作品紹介・あらすじ
赤鬼のオニガワラ・ケン、地獄カンパニーの平社員。一男一女あり。びしっとスーツで決め、愛妻弁当と金棒持って、満員バスで出勤です。社長みたいな閻魔大王の指示で、今日は血の池地獄の見張りにつくことになりました。釜ゆで地獄の火の番を言いつかった同僚からは「ええなぁ、らくちんやんか」と羨ましがられますが、亡者どもは決まりを守らず、てんやわんや。そして、ちょっと油断したすきに、大変なことが起きてしまいました!
感想・レビュー・書評
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オニサラシリーズ一作目。
鬼や閻魔様や地獄が出てくるけど怖くない。むしろ愉快。
寝る前に家族で読んだところ、子供より夫に大ウケ。
普段本どころかマンガすら読まない夫が、関西弁の鬼のサラリーマンのぼやきを大いに気に入り、一人で繰り返し読んでいた。
子供はサラリーマンの苦悩が分からないので、満員バスでの通勤や上司からの叱責など、ふーん?て感じだったが、夫が大笑い。
小学校の読み聞かせはこれにしなよ!と言っていたが、1番にウケるのは先生じゃ?!
うん、この絵本はサラリーマン向け!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オニも失敗したり落ち込んだりするんだなあ…
オニも生きるのって、大変なんだなあ…
オニサラシリーズ・第1作!
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オニガワラさんは地獄勤めのサラリーマン。
今日もお弁当持って、満員バスに揺られ、地獄へと出勤です。
なになに、今日の当番は…血の池地獄の見張り番?
他のオニたちから「楽でええなあ」と言われつつ、仕事についたオニガワラさんでしたが、、、
〜~~~~~~~~~~~~~~~~~〜〜~~~~~
血ノ池地獄の見張り番、というか、プールの監視員みたいで、しかも血の池にいる亡者たちは勝手放題・好き放題!(笑)
むしろ、こんなたのしい血の池地獄なら、つかっていまい…(いやダメダメ)とさえ思ってしまうくらい、カオスな血の池地獄でした。
こりゃあオニガワラさんもお疲れなはずですね!
これを読めば、サラリーマンの方の苦労はバッチリわかる!!かも?!しれませんヨ! -
借りた絵本
シリーズもの
子どもは絵が嫌なようで
読むのを渋っていたけれど
読んでみたら
オニが関西弁で
読んでいる私が楽しくて(←方言が好き)
子どもも楽しくなってきたようだ
地獄の種類によって
仕事がラクとか考えたこともなかった
たしかにそんな気ぃするわー
なんて妙な感心をしてしまった
あまり持っていないジャンルだったので
とても新鮮だった!
この絵本を読んで
常々思っていたことをひとりごと
スルー推奨
現代の絵本は思考を凝らしていて
感動よりも感心してしまう
絵本に限らずだが
漫画も映画もテレビ番組も
最近は話が出尽くした感があって
奇をてらいすぎて終わり方が微妙だったり…
小説は全然読んでいないので
まだまだ広がりはあるのだろうか?
それとも
私が昔にしがみついて
現代の流行りに馴染まないだけか
それは大いにあるな
もっと柔軟にならないといけないな
今のいろいろな分野の作家さんは
新しいことを生み出すのが大変だろうな -
地獄で働く平社員サラリーマンのオニのお父さん。
(めっちゃ関西弁)
満員バスで汗かき通勤。
今日の仕事は何かなあ。
制服の虎皮パンツに着替えます。
なんやかんや言いながら、一生懸命働いて、お楽しみはお弁当。
お腹が膨れて居眠りで大ミス。
閻魔様に大目玉。
帰りに一杯気分転換。
帰ればそこには幸せ家族。
がんばれ!オニのお父さん。
地獄の様子が楽しく細やかにユーモアたっぷりに描かれていて、じっくり見入ってしまいます。
「蜘蛛の糸」のいい絵本ないかな。
これをきっかけに読んであげたいな。 -
富安陽子さん、さすが。
日本の伝説や昔話に出てくるキャラクターを使うのはいつも通り。
でも、こう来たか!
文豪の名作を別の視点で見た作品だけど、ユーモラスでほんわかしてる。
家庭内の様子も、通勤の様子も楽しい。大島さんの絵がピッタリ。
これはシリーズ化するのもわかる。
虎がペットなので、子どもに「ペットを殺してパンツにするのかな」と訊いたら、「昔はそういうこともあったんだよ。でも今は倫理的に問題があると言われてるし、可哀想だからしない。今のパンツはフェイクファー」と言われた。 -
現実的な、鬼の生活がひたすら楽しい。
哀愁ただようサラリーマン、父の1日。 -
オニのサラリーマンの オニガワラさんは
毎日 ぎゅうぎゅうの 通勤地獄~~~
でも、家族の為にじごくカンパニーで働きます。
時々 うっかりも しちゃうけど・・・
そういう 時は
一杯 おにごろしでも 飲んで~~~
ほのぼの笑える
オニのお話の絵本です~~~~