はちみつ (かがくのとも絵本)

  • 福音館書店
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本棚登録 : 271
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834082586

作品紹介・あらすじ

パンやホットケーキに塗るとおいしいはちみつは、どうやってできるのかな?養蜂家のお父さんをもつ子どもの視点から、はちみつ作りの一年を描きます。春、花の蜜を吸って帰ってきたミツバチが、巣箱で蜜をはちみつに変える驚きの方法とは?花とミツバチとの関係や、花ごとにはちみつの色や味が違うことなど、養蜂業に携る著者がはちみつの秘密と魅力を存分に伝えます。読めばはちみつがもっと親しいものに感じられる絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 養蜂のことが、子供の視点から、詳しくわかる絵本。いせ ひでこさんの、山の中の、緑の自然いっぱいの絵に癒される。

    「ねえ、おとうさん、はなの みつが そのまま
    はちみつになるの?」

    「はなの みつと はちみつは ちがうものだよ。
    みつばちは からだのなかに、 こうそ(はなの
    みつを はちみつに かえる もの)を もっているんだ。
    さいしょに、はなから すってきたみつを すのなかの みつばちたちに くちうつしで わたす。
    みんなで なんかいも みつを くちうつしで
    からだから だしいれしたり、いったん くちから
    だした みつを すの あちこちに ひろげて、
    はねで あおいだりして すいぶんを へらす。
    そのあいだも みつに まぜられた こうそが、
    ずっと はたらきつづけて、みっかぐらいで
    とろっとした えいようの ある はちみつが
    できあがる。
    いっぴきのみつばちが
    いきているあいだに つくれる はちみつは、
    こうちゃスプーンの はんぶんくらいなんだよ。」

    。。。この、おとうさんの言葉、勉強になりました。

    このひ とれたのは、トチのはなの はちみつでした。

    やまには キイチゴや ニセアカシア、シナノキがじゅんに さきだします。みつばちたちは、
    そのときどきで いちばんみつを だしている
    はなへ とんで、はちみつをつくるのです。


    きょうも わたしは おきにいりの はちみつを
    つけて ホットケーキを たべました。
    はなによって とれる はちみつの いろや かおり、あじが ちがうから たのしいな。

    トチ リンゴ アザミ ソバ
    。。。これらの、ビンに入った はちみつ、みんな
    それぞれいろがちがいます。
    できたてのはちみつ、なんて美味しそうなんでしょう!

    。。。どなたかがレビューで書かれていましたが、
    裏表紙の、ビンに入った シロツメクサの花が、
    とても素敵だと、私も思いました。






  • 図書館で未読の、いせひでこさんの絵本を探していたら、見つけました。

    「かがくのとも絵本」ということで、養蜂家の仕事を通して、はちみつがどのようにしてできるのかを、紹介しているのですが、いせさんの、四季折々の幻想的で滲んだような絵の美しさも、また印象的でした。

    個人的には、花によって、取れるはちみつの色や香り、味が違うというのが興味深く、トチにリンゴ、アザミやソバからも、それぞれ、はちみつが取れるのですね。

  • ・養蜂家のお仕事
    ・みつばちって?

    今日はお父さんについていって、お仕事を見学するのだ

    ・トチの花の蜜
    ・花粉団子
    ・巣箱、巣枠

    巣箱は人の体温くらい、お父さん!花の蜜がそのままはちみつになるの?

    ・遠心分離機、蜂からのおすそ分け
    ・キイチゴ、ニセアカシア、シナノキなど順番に

    みつばちが全滅した…
     スズメバチ、クマ

    ・冬の巣箱は藁で囲う

    〇裏表紙のクローバーが詰まっている絵が素敵
    〇養蜂家の一年間をあたたかな筆致の文と絵で

  • 「いっぴきの みつばちが いきているあいだに つくれる
     はちみつは、こうちゃスプーンの はんぶんくらいなんだよ」

    養蜂家の仕事、蜂蜜の生態など、絵とやさしい語り口で丁寧に伝わってくる絵本です。はちみつは、はちのもっている酵素でできあがることを知った。花とみつばちと人間と。とっても面白かった。(7分)#絵本が好きな人と繋がりたい #絵本 #はちみつ #ふじわらゆみこ #いせひでこ #福音館書店

  • 絵本はちみつ作りの様子がわかります。
    蜂が一生頑張ってもできるはちみつはスプーンいっぱい程度
    みつばちさんに感謝

  • やわらかいやわらかい印象の絵本。このタッチの絵がとても好き。たぶんありふれたあたりまえの養蜂家の一年のお話だけど、絵本の中でこうやって描かれているのをみるとわくわくしちゃうし頰が緩む。

  • はちみつができる過程が、わかりやすく描かれています。絵とお話もあっています。おはなし会にもおすすめ。4歳くらいから。

  • 絵がきれい。
    養蜂家の仕事がなんとなく分かる。
    はちみつとはそもそも何であるのかについてもなんとなく分かる。

  • 646  家禽 646.9 養蜂 
    「パンやホットケーキに塗るとおいしいはちみつは、どうやってできるのかな?養蜂家のお父さんをもつ子どもの視点から、はちみつ作りの一年を描きます。春、花の蜜を吸って帰ってきたミツバチが、巣箱で蜜をはちみつに変える驚きの方法とは?花とミツバチとの関係や、花ごとにはちみつの色や味が違うことなど、養蜂業に携る著者がはちみつの秘密と魅力を存分に伝えます。読めばはちみつがもっと親しいものに感じられる絵本です。」

  • 6歳2ヶ月の娘へ

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