ふしぎな銀の木 スリランカの昔話 (世界傑作絵本シリーズ)

制作 : シビル・ウェッタシンハ 
  • 福音館書店
3.63
  • (8)
  • (7)
  • (19)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 183
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834082876

作品紹介・あらすじ

ある日、王がふしぎな夢をみます。それは、地面がぱっくり割れると美しい銀の木が生え、銀の花が咲き、銀の実がなり、木の頂で銀の雄鶏が三度鳴くという夢でした。王の命令で三人の王子は夢を探しに旅立ちますが、末の王子だけがジャングルの洞窟にたどりつき、光り輝く白の乙女、金の乙女、銀の乙女と出会います。そして、勇気を持って乙女たちに剣を振り下ろした瞬間、死とともに地面から生えてきたのが、あの「ふしぎな銀の木」なのでした。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 光村国語三年下「三年とうげ」掲載
    王さまには三人の息子がいました。ある日王さまは地面がぱっくりわれ、世にも美しい銀の木が生えて銀の花が咲き銀の実がなり銀のオンドリが現れて三度なくという夢を見ました。本当にその木を見たい王さまは三人の息子に本物の木を探してこい、見つけたものが次の王だと言います。さあ、三人の息子は夢の銀の木を見つけられるのでしょうか?
    銀の木が出現するために行うことが結構度肝を抜きます。読み聞かせするとちょっと長いかなぁ。読んでみていないけど。でも、度肝を抜くようなことが何回か出てくるし総ルビなので、3年生ならほぼ全員自分で読めると思います。

  • 「王の夢に現れた、銀の木を探す勇敢な王子の物語

    ある日、王がふしぎな夢をみます。それは、地面がぱっくり割れると美しい銀の木が生え、銀の花が咲き、銀の実がなり、木の頂で銀の雄鶏が三度鳴くという夢でした。王の命令で三人の王子は夢を探しに旅立ちますが、末の王子だけがジャングルの洞窟にたどりつき、光り輝く白の乙女、金の乙女、銀の乙女と出会います。そして、勇気を持って乙女たちに剣を振り下ろした瞬間、死とともに地面から生えてきたのが、あの「ふしぎな銀の木」なのでした。」

    おもしろい、絵もインパクトあってよい。
    話の展開が読めない、いろんな選択しがあって、何をどうするのが正解なのか。不思議なお話。ハッピーエンド。

  • 銀の木の夢を見た王さまが3人の王子に銀の木を見つけて持ち帰った者を次の王としようと言い物語が始まった。結局このパターンのお話でした。

  • ちょっと長いので読み聞かせにしづらい?
    昔話によくあるパターンだが
    なぜいつも年若い末っ子が一番賢く活躍するのか。。
    シビルさんの絵はちょっと苦手だったが結構クセになります。

  • 読み聞かせなら低学年から、自分で読むなら字が多めなので中学年〜。

  • シビル・ウェッタシンハ (イラスト, その他), 松岡 享子 (翻訳), 市川 雅子 (翻訳)

    三人の王子,夢で見た銀の木,隠者からの助言,洞窟,毒蛇,雀蜂,白い乙女,金の乙女,銀の乙女,白金銀の乙女の復活,兄の裏切り,銀の木,銀の実,銀の雄鶏

  • 絵本で世界を学ぼう
    で、紹介された本。
    紹介された本としては、通算15冊目の絵本だ。
    でどこの国だったか?

    セイロンと昔は言ってたスリランカのお話だ。

    表紙は何か宗教的な表情を持った人の顔が描かれている?

    裏表紙は、王冠をつけたカラフルな蛇が描かれている。

    内容は、不思議な夢を見た王様の願いを叶えるために、
    3人の王子が旅に出る話だ。

    父親の頼み事を3人の息子に託す
    という観点では、落語の片棒を思い出す。

    3人の王子のうち、末の王子以外はみんな脱落する。

    しかし、末の王子は目的を果たす。
    その為に色んなものを斬り殺す。
    このシチュエーションがよく分からない。

    何か意味があるのか、何のトリガーになっているのか。

    そこが分からんまま、読み終えてしまった。

    それ以上書くとネタバレになるので、辞めておきます。

  •  ある日、王さまはふしぎな夢を見た。3人の王子に、夢の話をする。夢で見た銀の木を探し出し、持ち帰った者を次の王にすると言われ、王子たちは旅に出る。

  • 三人兄弟が父親のために、ふしぎな銀の木を探す話。末の弟の活躍や三人の乙女など、昔話らしい展開です。少し文章は多めですが、読み応えがあり面白かったです。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

兵庫県神戸市生まれ。大学卒業後、渡米。ウェスタンミシガン大学大学院で児童図書館学を学んだ後、ボルチモアの公共図書館に勤める。帰国後、子どもの本の普及に努め翻訳、創作など多方面で活躍。

「2015年 『新・小学校国語の教科書に出てくる読み物セット 全11巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松岡享子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×