キキとジジ 魔女の宅急便特別編その2 (福音館創作童話シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834083385

作品紹介・あらすじ

人間の男の人オキノさんと、魔女のコキリさんのあいだに生まれた女の子、キキ。将来、魔女として活躍するキキが、赤ちゃんから10歳の女の子に成長していくまでを、黒猫の相棒ジジとの関わりを中心に描きます。魔女の娘として育ったキキは、どのように、魔女になる決意をするのでしょう。はたしてジジは「魔女猫」になれるのでしょうか。『キキに出会った人びと』に続く、〈魔女の宅急便〉スピンオフ・シリーズの2作目。

感想・レビュー・書評

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  • 魔女特2

    イヤーオモシロカッタ(笑)
    キキがはじめてとんだのって4歳の時なんだね。
    すごいね!コキリさんもびっくりするぐらいだもんね。
    あと今日にハイハイしたり立ったりさー。
    魔女ってすごいね。
    あと雷みたいに急に魔女になるって決めたりさ。そういえばコキリさんの猫ってニニっていうんだね。
    合言葉が『あべこべ こべこべ』って面白いね。
    (コキリさんのね)
    っていうか猫がニニだからかな、キキとジジが2文字系なのかな?

  • 魔女の宅急便スピンオフ第二作目。キキが魔女になる前の黒猫ジジとの物語。やっぱりジジってなんて愛くるしいんだろう!赤ちゃんの頃のキキももちろん可愛いし、二人の成長が見れて嬉しかったです。

  • ジジの気持ちもふんだんに書かれていて、キキに嫉妬して家出したり、ふてくされたりして家族の一員になっているジジ。キキとジジの成長の記録。

  • 魔女の宅急便のスピンオフ第2弾。
    キキが誕生してから魔女になる前のお話。
    キキが相棒の黒猫ジジと一緒に成長していく様子が描かれる。

    物語の多くはジジ目線。オキノさんとコキリさんはキキに夢中でジジはかまってもらえなくて拗ねたり、幼いキキのお兄さん役になったりと成長が微笑ましい。

    今は立派に魔女として活躍しているキキも魔女になる前に魔女になるかを迷い、ジジは魔女猫になりたいと願う、将来についての悩みもあったんだね〜。

    本編では知らない過去が知ることが出来て良い。
    そしてスピンオフは挿絵が多くて絵を眺めるのも楽しい。

  • キキとジジの誕生から魔女になるまでのエピソード。
    ジジは、やっぱりキキのお兄ちゃん的存在だけど、やっぱり負けず嫌い。
    キキは特別な魔女の血筋を持っていても、やっぱり普通の女の子。
    犬も飼いたいと思うこともあれば、お洒落してみたいと思うこともある。
    何とも微笑ましい。

  • まだ魔女として生きることを決める以前の、幼いキキとジジを描いた話。猫であり成長の早いジジの側に年上としての意識があり、年下のキキへの多彩で複雑な感情が表現されているところがなんとも可愛らしい。やっぱり『魔女の宅急便』はキキとジジとの心を許しあったコンビのやり取りが何よりの魅力と思う。本編よりも過去を扱った話で「イケメン」という表現を目にするのは不思議な感覚。

  • すごく読みやすくてクスッと和やかになれるお話

    本ではないけれど、映画でジジの声もキキも頭にイメージでもともとあるからかもしれないけれど
    登場人物がより身近に感じられた。

    キキとジジの出会いの物語を読めてよかった

  • キキが産まれてから魔女になる日まで。

  • 小さなキキとジジかわいい 2人だけの言葉でお話しいいな

  • .
    2020.1月。
    魔女になる前のキキとジジ。魔女の宅急便を読んだ人は、これは読んだ方がいい。小さなキキとジジのアルバムを見ているよう。かわいくてあったかくて切ないはじまりの物語。魔女の宅急便は10歳の女の子の必読書。

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著者プロフィール

1935(昭和10)年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、出版社に勤務する。25歳の時からブラジルに2年間滞在し、その体験をもとにしたノンフィクション『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で作家デビュー。著書に『ズボン船長さんの話』『小さなおばけ』シリーズ、『魔女の宅急便』『ぼくびょうきじゃないよ』『おだんごスープ』『ラストラン』など数多くの絵本・児童文学作品がある。産経児童出版文化賞大賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文学賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など受賞作品多数。

「2017年 『いろはにほほほ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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