新久千映のねこびたし 1 (集英社ホームコミックス)

著者 : 新久千映

• ホーム社 (2014年12月25日発売)

作品紹介・あらすじ

その出会いは──宿命。
そして、ちえぞうさんは略奪(猫)愛へ走る!? ちえぞうさんファミリーと猫ちゃんたちの面白可愛いエッセイコミック!!

感想・レビュー・書評

[円軌道の外さんの感想 · 2018年1月13日]

ワカコ酒でお馴染みの女性漫画家、新久千映が
近所の空き地で拾ってきた子猫、黒白猫のせんちゃん(♂)との壮絶で(笑)ほっこりする日常を描いたエッセイ風猫漫画。

いやあ～、せんちゃん可愛すぎ！
それにホンマやんちゃ坊主なのです！(笑)
今は亡き我が愛猫、ヤミクロも相当なワルやったけど(笑)、
負けず劣らずの傍若無人ぷりが笑えます！

無尽蔵な体力にものを言わせて
昼夜問わず部屋中走り回り、食器を倒すわ、ところ構わず本気で噛みつくわ、顔面に体当たり喰らわすわ(笑)、
NTTのネット回線作業に来てくれたお兄さんの頭を猫パンチしたり(笑)、
ガス会社の工事のおじさんの工具バッグの中に勝手に入ってくつろいだり(笑)、
ガスコンロの火に近づいて大事なヒゲをチリジリに焦がしたり(笑)、
爪は切らせてくれないわ、
水を触った手足で漫画原稿の上にスライディングするわ、
ラップしていた新久さんの残りご飯を勝手に食べたり、
何度も脱走を繰り返すわ、
ひとときもじっとしていないし、まさにやりたい放題。
(とにかくいつも退屈していて、人間の生活に首をつっこまずにはいられない性格のようで、
人間の食べ物にも興味津々でまた残さずよく食べるんだ笑)

そして新久さんの堪忍袋の緒がブチキレる寸前を見計らって、
ちゅーちゅー首筋や指を舐めては機嫌を伺いにくるという
天性の甘え上手さと要領の良さ(笑)

新久さんの実家で飼っている
猫なのに猫嫌いな5才のお嬢猫のんちゃんとの攻防には大爆笑～
(せんちゃんはのんちゃんとなんとか仲良くなりたくて、ちょっかいかけまくるんやけど、のんちゃんは逃げたり猫パンチしたり、何故かつれない態度なのです)
どんなに嫌われてもまったくメゲないせんちゃんに胸がきゅい～ん( >_<)


詳細な猫の生態と家で仕事をする新久さんとの濃ゆい１日が描かれてるので
愛猫家にはたまらんやろし、
これから猫を飼ってみようかな～って人にもいろいろと参考になると思います。
なお、この作品は
ホーム社のWebマガジン『ぷら@ほ～む』にて無料で読めるのでビビビときた猫好きさんは是非是非～♪

http://comip.jp/nekoyoko/mangas/15
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試し読みできます

[tuppenceさんの感想 · 2020年3月21日]

やっと１作目Get。
そうか、ここから始まったのか。
ちえぞうが姉夫婦の家に居候してる様子とか、実家や祖父母宅の様子も楽しくて微笑ましい。
みんな、猫好きなんだねー。
お引っ越し後の新居にやってきた業者さんの反応がナイスだわ。
ねこびたしで登場ののんちゃん、大きくなって。
そして、せんちゃんはふられっぱなしでもめげないのが可愛いぞ。
赤ちゃんの時のチュバチュバしてるせんちゃんもかーわーいーーー。
もう、もう、みんな。好き好き大好き。

[arlequinさんの感想 · 2018年7月12日]

せんちゃんがうちの子に似ているので親近感。遂に買ってしまった。役に立つのか立たないのか分からないが、純粋に猫漫画として面白い。

親猫がいるのに猫をさらった…というところで責められている作者だが、世話しているボランティアの人がどーぞどーぞと言ったのだから、そこまで言わんでもという気がする。親猫にしてみたら悲劇だが、野良を減らしたいとボランティアの人も思っていたろうし。

[魔女子さんの感想 · 2015年6月21日]

これはあれですねー。年賀状に自分ちの赤ちゃんの写真を載せてくるやつみたいな感じ。軽く読めることは読めるけど、他人の家の猫のことなんてどうでもいいわー。エッセイなのでこれでいいのかもしれないけど、もう少し感動とかストーリー性があったらいいのになーと思う。

[toko-miyaさんの感想 · 2015年1月18日]

新久さんとドジで乱暴、時々天使なにゃんこ・せんちゃんの生活。ねこ飼いの人って、絶対ドSだと思うの、、、

住むならわんこ派だけど、たまにならにゃんと暮らすのもありかな。しかし身が持たん気がせんではない。傷まるけじゃんねー。あと個体差がハッキリしてるような。

これからどんな暴れを見せてくれるのかのぅ、わくわく。

著者プロフィール

新久千映: 「ワカコ酒」で大人気の呑兵衛漫画家。広島在住。 他の著作に「yeah! おひとりさま」など。

「2020年 『大衆酒場ワカオ ワカコ酒別店』 で使われていた紹介文から引用しています。」