なくしたものたちの国

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著者 : 角田光代
制作 : 松尾 たいこ 
  • ホーム社 (2010年9月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834251661

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なくしたものたちの国の感想・レビュー・書評

  • きらいなのではないけど敬遠しがちな角田光代。松尾たいこの絵見たさに借りてきた。好きなのは2話目の猫のミケの話。他のはちょっとこわい。

  • 大切な人を亡くした後、手に取った本です。
    今の私が、読むべくして読んだ物語かもしれないなーと、大袈裟だけど、そう思った。

  • 挿絵と合わなかったんじゃないかなあ。ラストも少しこじつけた感が。

  • 不思議な物語だった。私にはいささか不思議すぎた。ゆきちゃんがかんむりをかむっているところが印象に残った。かんむりをかむる という表現が気に入った。

  • ラジオドラマを聞いて、思わず読みたくなった作品 。 感動した

  • なくしたものたちには、なくしたものたちのいく国がある。

    大切なもの、時間、人、、、

    忘れてしまったもの、けれどもかけがえのない大切なもの。

    いろんなことを忘れてしまう私の心に、静かに強く響きました。

    わかれてしまってもまた会える。
    会えば、わかる。
    忘れていても、そこにある。

    不思議な物語でした。

  • なくしものについての5話。現実ともファンタジーとも区別をつけがたい、少し不思議な話たち。小さな主人公がやがて子供をうんで、最後はまた一人。物悲しいようでいて、狂おしいくらいあったかい気持ちになった。
    葉っぱややぎ、ポストや野菜と話せた子供時代は、なんといってもやぎのゆきちゃんが印象的。大好きな先生とデートをするゆきちゃんに、お母さんのかんむりをかしてあげたナリコ。夏休みが終わったらもう話せなかった。それでも、デートの光景をゆきちゃんに見せてもらい、明るい気持ちになる。
    二話目のミケが、知らず知らずに泣いた。ミケの記憶を語り出す銃一郎。ボクがだんだんメス猫時代のわたしになり。ナリコのお母さんも、ミケと言葉に出すわけでもなく自然に再会に涙する場面。私たち人間は、ペットを世話する分だけ守っている気分だけど、思った以上に温かく、大人の器で見守ってくれている、なんて想像するだけで嬉しくなる。一番近くで見ていたよ、っていうようなメッセージを、そうと言わずに、でもその言葉以上に確実に伝えていた、あのやりとり。
    生き霊になる三話目も好き。うまくいかない、運命じゃないから誰かを憎んだりしてしまうんだという言葉に納得。もしかしたら、別の作品のだれかのいとしい人のお話に出てきたあれも、この中の生き霊だったのかな。
    なくしてしまうものや人は、誰にでもある。死は不可抗力だし、ものにしたってなくしたくてなくすわけではない。いつしか疎遠になる人。生きていくって、なんてなくしものが多いことなんだろ。
    でも、そんなものや人にも、いつかまたきっと会える。形を変えてまた会える。その言葉が、この先の私の人生をどれだけ優しく照らしてくれたことか。
    松尾たいこさんのどこか懐かしいイラストも素敵。ひとつひとつ眺めて、作品とリンクしてるものはあるかなと想像してみたり。巻末にそれぞれのタイトルがあり、また最初から照らしあわせて、なるほどとじっくり。
    お二人の後書きも好き。角田さんの本は、いつも後書きがすごく良い。じんとする。
    またいつか、この本を読む時にも、今日感動した気持ちが薄れていないといいな。

  • ホロリと涙。悲しいのとも淋しいのとも少し違うけれど、繰り返し涙。
    とてみつあたたかな物語。
    絵のインパクトも大!心にじわっときます。

  • 図書館で借りた。

    挿絵はイラストレーターの松尾たいこさん。

    最初から最後まで
    フワフワして不思議な感じだった。

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“ビブリオバトル”で登場。
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/highlight/13.html


    イラストレーターの松尾たいこさんがおすすめしたのは「なくしたものたちの国」

    「全部読み終わると、なくすことは怖くなくてなくなっても別のかたちになって出会えるんじゃないかと前向きになれる本です。」と熱弁を振るいました。

    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/

  • こどものころ持っていてなくしたものの多さをおもう。でも持ち続けては生きてはいけないともおもう。

  • 初・角田光代。じんわり。ほんわり。私もよく物をなくす子ども(今でもそうだけど…)だったから、なくしたものたちの国があるって思えば何だか素敵だなって思う。2011/261

  • 不思議な世界は最初だけかと思ったら最後まで不思議な世界だった。なくしたもの、自分にもたくさんあるはず。悲しいけど、その分得てるものがあるから仕方ないな。自分も最後にフォトブック見てみたい!輪廻転生

  • 角田さんの作品はほとんど読んでいる。
    うまいけれどぞくりとするような読後感はあまり良くない作家との認識。
    それでも手にとってしまうのだけれど。

    地元の小さな本屋さんで平積みになっているのを購入。
    松尾たいこさんさんのイラストが大きなインパクト。

    読み進めて、不覚にも数回泣いてしまう。
    悲しいのではなくて、心の柔らかい部分を触られてしまったような、そんな涙。角田さん、こんな素敵なファンタジーを書くことができるのだという驚き。
    大好きな本の一つになりました。
    好きな人にプレゼントしたい本。

  • 角田光代さんは「八日目の蝉」を読んだきりで、それからも全然読んでなかった。松尾たいこさんのイラストで物語を綴った本があるのを知って読んでみたら とても心の中にずーっと入ってきて 小さな小学生の頃を思い出した。

  • このお話のようになくしたものたちを管理してくれている場所や遠くに行ったとしてもまたいつか会えるならそれまでがんばれるのにな。

    購入決定。

  • 図書館で二度借りて二度とも泣き、人様にプレゼントもしましたし、もうこうなりゃ自分で買います。と言えるほど気に入っている作品。

  • 好きだな。山羊のゆきちゃん最高!!(*´∇`*)

  • 女の子の一生の話。
    子供の時ってなんか大人とは違う感覚を持っていたことをこの本を読んでて思い出した。でもいくら忘れぽくても娘をなくすか?(笑)終始、不気味な雰囲気があった。

  • 今まで読んだ角田光代の本で1番好きだ。と、言ってもそんなに読んでる訳じゃないけど。

    いろんななくしたものたちののがたり。小さい頃はやぎと話せて、高校生で飼ってたネコの生まれ変わりと出会い、生き霊になり、子どもを忘れる。

    皆ちょっと現実的でない。でも、忘れ物をしたことがあるから、その気持ちが皆わかるんじゃないかな。全体的に切なかった…。

    懐かしがる日が私にも来ているのかな。

  • 装丁や挿し絵も話の雰囲気にピタリと合っていてすてきです。つい、ぱらぱらとめくりたくなります。わたしは成子さんちの猫が人間に生まれ変わった話が好きです。銃一郎くんは幼さの残る男の子で、でも時々大人みたいで、オスメス関係なく人間として魅力的です。成子さんが生き霊になる話も好きですが。

  • ファンタジックな話しで、主人公の成子の子供の頃からの成長を連作短編として書かれたもの。
    なくしたものはどこに行くのか。
    この物語を読んで、以前母が話してくれた輪廻転生の話しを思い出した。
    今、いろんな人や動物や物と関わっているけれども、以前もずっといろいろ関わってきてたんだろうねっていうような話。
    松尾たいこさんの絵も懐かしい感じがして素敵。

  • とりあえず・・
    八日目の蝉】は大好きだが、俺はもう二度と角田さんの書籍は手に取らないと思う。

    作品が良い悪いでは無い!
    俺に合わないのだ(つД`)ノ
    そうそれたけだ。

    角田さんは素敵で偉大な作家さんだと思う。
    でも・・
    ◇26センチの足には、例えどんな素敵でも22の靴は入らないし・・
    ◇お腹いっぱいなら、極上ステーキは入らない。
    ◇男児は幼少から武器や乗り物が大好きで〜
    女児は同じくお化粧やおしゃべりが好きだ。

    本書籍に涙する女性は数多だと思う。
    だが、理解すら出来ない男性も数多だと思う。

    ・・角田さん、失礼な事を言って申し訳有りません(´・Д・)」

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