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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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でもあの時の気持ちを思い出した。登山隊と連絡がつかなくなったと聞いた時思ったこと。わたしはしあわせな食事の記憶をひとつ、作ったという気分、〜中略〜 たった一度でいいから、家族で笑って食卓を囲んだ記憶を、すべての場所に住む人に持って欲しいとおもうようになった。
― 49ページ -
結局わたしはそれからすぐにこの仕事につくわけだけれど、それでも迷いがあった。そんなことやったって無駄じゃないか、というのが一番大きい疑問。 〜中略〜 食事をもらって、何がどうなる?飢餓自身をなくすことなんでできないんだもの
― 48ページ -
わたしがこの仕事をはじめようと思ったきっかけは、登山家達の食事を作ったことなの。アンナプルを目指したその登山家達は、途中、悪天に見舞われて遭難しかかったの。わたし、その時思ったの。あの人達に食事を作ってよかった。だってそれは、しあわせな食事の記憶が増えたってことでしょう。」
― 47ページ
みんなの感想・レビュー・書評
ちょっとかたくなな主人公はこの小説のターゲットとなる読者向けか。
きゅうくつな毎日から逃れた割にはピリピリしている。
作者によって少しずつピリピリ具合のカラーが違うのが面白かった。
タイトル通り食べ物が第2の主役だと思うのだが、いまいち食べ物の描写が魅力的でなかった。
本のタイトル通り、食べ物の出てくる話を期待して読んだ本。
4人の作家の話が入ってます。フランスやスペインなど主人公は全部外国人。最初は違和感あったけど、そのうち慣れる。異国の情景を想像するのも楽しい。
角田光代と森絵都のが良かった!
4人の女流作家によるヨーロッパを舞台とした短編集 「チーズと塩と豆」このタイトルがとっても気になって、、、 余談:豆となると私の頭の中では枝豆は別として ”甘い”という味覚に直結するので チリビーンズは苦手 そして当然と言えば当然ですが 大半が食にかかわる話 特に心に残ったのは 角田光代作 神さまの庭 森絵都作 プレノワール どちらも原点... 続きを読む »
タイトルがとても魅力的で、見つけた瞬間読みたいと思いました。
4つの物語が入っていました。
共通することは「料理」。
「料理」によって人間関係が築かれたり、壊れたりして、
改めて「食」と人間のつながりの強さを知らされました。
面白かった順に並べると・・・ ①神様の庭③ブレノワール②理由④アレンテージョ ①と③は、ホルモンバランスのせいか見事に泣かされた。 せっかくの短編集なのに④以外はテーマ(『家族』『死』)が 重なっていて少し残念。 まぁ本の謳い文句が、ヨーロッパの地方とその土地にまつわる 食の物語だから仕方がないか。 以下は、でてくる印象的な料理達。 ①角田光代 スペイン バスク 肉や... 続きを読む »
食と家族にまつわる4つの短編集。それぞれの舞台はスペイン、イタリア、フランス、ポルトガル。人物もその国の人たち。 ヨーロッパ行ったことないし詳しくもないから、深くは読みとれなかった。 ◇神様の庭/角田光代 集会、独立、国境なきシェフ団 ◇理由/井上荒野 年の差婚、ミネストローネ ◇ブレノワール/森絵都 故郷、クレープ、母の死 ◇アレンテージョ/江國香織 男二人、田舎への小旅行... 続きを読む »
外国とごはんがテーマ。設定が国内の方が読みやすいかも。作家さんは豪華なアンソロジー(゜∇゜)
森絵都さんのブレノワールが特にお気に入り。
この本の著者である4人の作家さんはそれぞれに大好きです。
一応、読み終わった、「角田光代」以外は。
私が気に入ったのは、江國さんの。江國さんの一見すると、空虚なスタイルがいい。内容は、空虚とは全く逆の深く濃い文章だ。心に静かにさざなみがたった瞬間を感じる。
角田光代さんと森絵都さんの話は似たようなテーマだけど、話の収束の仕方が綺麗。
なにかにこだわって行くことは、とても不器用なことなんだな。
料理がしたいって思うような話で、食欲をそそる。
4人の女性直木賞作家が描く、土地と料理を題材にした短編集。
舞台はヨーロッパ各地。
短編集のオムニバス、素敵な作家さん。予約して借りました。
面白いけど・・・期待していたわりには・・・。
なんだろう?それぞれの作家から個性を抜き取った感じ、
というかなんというか、例えば夜中、ちょっとアルコール飲みながら読んだら、誰がドレ書いたかわからないと思います。ちょっとガッカリな本です。
個人的には森絵都「ブレノワール」が一番好きかな。
好きな作家さんが多いんだけど、なんだか似た感じの話になってしまった印象。こういうコンセプトオムニバスみたいのはすごく好きなんだけども!!
4人の女流直木賞作家の短編集・・
それぞれ、スペイン・イタリア・フランス・ポルトガルを
舞台として、食べることをテーマに描いている。
どれも、切ないさが残ります・・
食べることは、生きることそのものです!
ヨーロッパの地方料理、食べることは生きること、4つの短編集。
豆が入ると田舎料理になるのかな。
まったくピンとこない作品もあったけど、
角田さん「神様の庭」が一番印象に残った。
図書館の返却されたばかりの本が並んでいる場所で
「最近誰かに選んばれた本」を眺めるのが好きだ。
これもそこで見つけた本。
タイトルと表紙デザインとサイズが好み!なので★ひとつプラス。
みんな、好きな作家だけに、期待してたけど、イマイチでした。角田さんと森さんは、主題が全く同じだし。田舎者の私には、田舎の閉塞感を受け入れて、めでたしめでたし的な話はNGでした。
4人の直木賞作家がヨーロッパの田舎を舞台に「食べる」「愛」を描いたアンソロジー
食べること=生きること だなぁと感じる
個人的にはアレンテージョ地方(江國香織)ブルターニュ地方(森絵都)に行きたくなった
四人の女性直木賞作家が贈る、ヨーロッパの片田舎を舞台にした食と愛情の物語。江國香織の「やわらかなレタス」で触れられていて思わず手に取ったけれど、とても素敵な一冊でした。
食事というものが、生きるための行為か、大切な記憶を呼び覚ますものか、伝統を象徴するものか、一年に一度贅を尽くす行為か、大切なひととおなじものを共有するよろこびを味わうものか。それらが異国情緒たっぷりに描かれます。
特に、森絵都の「ブレノワール」が素敵でした。






