ジェラールとジャック 1 (スーパービーボーイコミックス)

  • ビブロス
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835210124

感想・レビュー・書評

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  • フランス革命前
    銀髪隻眼の男(すれてる)×男娼館に裏れた貴族の子(すれてない)

  • 『これは私だけの焼き菓子』でジャックが「ガリバー旅行記」を読みながら寝落ちするシーンは切なく、
    マドレーヌを喜ぶシーンは、とても微笑ましい。
    『その高貴なる女』の若きジェラールが切ない。

  • 舞台はフランス、革命前夜の時代ものです。
    没落貴族のお坊ちゃまが男娼館に売られて、初めての相手が平民のジェラールです。
    それで、普通の仕事を探せ、といわれて、身請け代を出してもらいます。
    後日、ジェラールのうちに新しい下男として雇われてお話が展開していきます。
    ジャックがかわいいです(^^)

  • 長くなるぜ。
    今まで時代物は避けてきた(今も避けている)けど、なんだこれは。よしながふみさんのヨーロッパ知識はんぱねぇなと。
    この作品のタイトルが「ジャックとジェラール」じゃないのもいい。口に出してみると、ジャック、が先にきたほうがリズムがいい気がするし、読んでみて最初はジャックが主人公なんじゃないか?と思ってタイトルに違和感を覚えたけど読み進めるうちに、もう、ね。ジェラールが先にきて正解。どんぴしゃ。
    ジェラール貴様!!!クールなのに情熱家。だけど世の中を冷めた目で見てる感じがたまんない。
    憎みたいのに憎めない、結局いい人なジェラール。
    なんだこの人間。こんなキャラクターが描けるなんて、よしながふみさんの引き出しの多さ、表現力に脱帽。やっぱりすごい。

  • これをビブロスコミックス版で普通に発売日に買った俺は勝ち組(何
    ドラマCDまで持ってる俺は勝ち組(だから何

    年代記的な描き方をするよしながふみの真骨頂ともいえるかもしれない作品。
    よしなが作品には素敵な台詞が満載だが、中でもこれは良い台詞が沢山あって好きだ。「これはお前のマドレーヌだ」とかね。
    あとジェラールの過去偏『その高貴なる女』後編の「どこまでも貴族の女・・・!」っていう台詞がもう素晴らしい。
    人間の真髄を鮮やかに打ち抜いていく手腕が見事。

  • これ中古で買ったから1巻だけかと長いこと思い込んでて、
    1巻だけだとあんまりよく分かんないんだよなー、って感じだった。

    すべては2巻の為に!

  • 全2巻。持っています。

  • 「これは私だけの焼き菓子」


    (サブタイトル)が好きです

  • さすがよしながふみ様。

    BL以上のBLをお書きになるね。
    好きなカップルの趣向なんて関係なくなってしまうくらいの素晴らしいストーリー。

    フランス革命の時代。
    ジェラールとジャックの出会い・主従関係・恋・過去・時代…二人に幸せになってほしいと強く願ってしまう。
    ラストはハッピーエンドでこっちも幸せになる。

    全2巻

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著者プロフィール

東京都生まれ。代表作の『西洋骨董洋菓子店』は2002年、第26回(平成14年度)講談社漫画賞少女部門受賞。2006年、第5回(2005年度)センス・オブ・ジェンダー賞特別賞、第10回(平成18年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。ほかの作品に、『大奥』『フラワー・オブ・ライフ』『愛がなくても喰ってゆけます』『愛すべき娘たち』『こどもの体温』などがある。


「2022年 『きのう何食べた?(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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