セルナンバー8 (ゼロコミックス)

著者 : 石原理

• ビブロス (2000年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[えんじょさんの感想 · 2007年8月31日]

大好き！
神経錠でつながれた二人の青年が逃げ、互いに信頼を築きあげそして…。と言うお話。
ナギの表情が徐々に人間っぽくなっていく様が秀逸です。
ラストはもう叫び声をあげたくなること請け合いです。
ＢＬだと遠ざけずに読んでいただきたい一冊です。

[小夜子さんの感想 · 2007年6月2日]

同人誌で読んで以来ずっと好きな話。
作家本人がリメイクしていて、その途中までが収録されています。★が低いのは、その後続きではなくこのコミックス収録分まで再録した完全版が出たから。なので、興味を持った人にはそちらをオススメ。物語としては★４。

[さとみさんの感想 · 2007年3月26日]

『近未来冒険活劇』らしいです（笑）絵も好きなんですが話的にとても好きですv 違うんだろうと思ってもどうしても腐女子的に見てしまいますが；脱出防止用の『神経錠』で繋がれたコージとナギの逃走劇です。／全１巻

[由さんの感想 · 2006年1月2日]

神経手錠で繋がれた知能犯と重犯罪者の珍道中・・と云うか脱獄ストーリー。神経手錠でつながっているから互いの心の痛みを共有せざるを得ない、それがやがて本当に心が繋がっていくことになるっつーんだけど、ラストでどんでん返し。そこで見せた決定的な友情につい胸を打たれました。

著者プロフィール

１９５４年東京生まれ。群馬大学医学部卒業。東京大学医学部産科婦人科、ロンドン大学ハマースミス病院などを経て、埼玉医科大学医学部産科婦人科教授。学生・医師の教育と生殖医療の現場に携わりながら、医療のあり方についての研究・フィールドワークを行う

「2016年 『生殖医療の衝撃』 で使われていた紹介文から引用しています。」