- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784835213040
感想・レビュー・書評
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『B.L.T』読み終える。ラストに来て、木原さんの怖い部分がぎゅっと出て来て萌える!!大宮の本心がリアル過ぎて滾る!!全体を通して話自体に大きな山場があるような作品ではないけど、冷静に振り返ると始まりは突拍子ないけど、それが「盛る」からでないのはやっぱ木原作品。性の知識が保健体育の授業で習った程度、でも耳年増くらいに友達とエッチな話するくらいの時に、同性に本気で「好きだ」と告白されていたら、正直、ナチュラルに性的にも精神的にもバイになってたろうな、と言う事を考えさせられた『B.L.T』。そう言う所が木原リアリティかも…。大宮の恋人の千博が…ジルベールを思い出しつつ、木原さんにしては珍しく、惣一っぽい、と言う風に類型がある、と思えるキャラだなぁ、そして、惣一のように「千博編」読みたいぞ、と思ってしまったんだが(笑)、高野が引き受けそうで、どろどろの中、なんか終わりは清々しい。友達との疑似恋愛的なものは確実にあったので、あの時に何か起こってれば…と言う事を考えさせられる『B.L.T』だった。木原さん作品はこうして自分の性癖と言うか志向と言うものをいつも考えさせられる。女子の方が柔軟なんだよな、こう言う面では…。自分を愛してくれるなら性別なんて関係ない、と思うハードルが男よりは低い。だからこそ、ハードルの高い男のBLが読みたいと思うんだろうなぁ。
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こんなに攻めが羨ましくてギリギリするのは無い。
むしろうらやましっと。 -
読んでてかなり疲れた…。ある意味、大恋愛なのだとは思うし、私はBLにおける唯一絶対的な相手というのが好きなのですが……正直、この話は「相手を好きだと思う要素」がさっぱり解らなくて感情移入できませんでした。最悪の出会いから発展していくのはともかく…どこがいいのか解らない。一目惚れにしても無理があると思うし。他の評価を見ると同人誌版の続きがあるとか。気にはなるけど,読みたいかといえば…もういいかな;(2008.11.19読了)
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腐にカテゴライズしてよいか迷う話です。
ゲイの恋愛、という感じに近い。 -
年の差。リーマン×学生。攻めが何年たっても一途。木原作品で最萌え本1。だけど、正直同人誌の補足がないと不完全燃焼のままだと思う。
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最後がすごく中途半端な感じがしたけど同人誌で続きを読んでスッキリ。『一分一秒でも早くあいつから離れたい。』239P
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あまり読み返さない本。
若い子って大変だ
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「子供」の残酷さが痛い作品。
COLDシリーズと同じくらい好きです。
多分稲荷家さんを知ったのもコレがきっかけカナ? -
最初にラインを読んだときにはすごく続きの気になる話だと思いました。最悪の出会いがどういう風になるんだろうと思ってB.L.Tを読んだのですがやっぱり簡単には上手くいかなくて、これでもかっていうくらい障害があるのにもかかわらずどうしても忘れられない想いって言うのがいいなあと思いました。