scenario experiments lain/シナリオエクスペリメンツ レイン[新装版]
- 復刊ドットコム (2010年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
- / ISBN・EAN: 9784835445670
感想・レビュー・書評
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本自体の評価よりも、『lain』という作品に引っ張られてたいへん面白く読めた。難解なシナリオを文字媒体で改めて味わうことで、ちょっとだけ『lain』の本質に近づけた気がする。脚本家である小中氏の脚注解説も絶妙。巻末のインタビューも面白かった。
コンテカットなどは(個人的には)おまけ程度でしかなく、正真正銘のシナリオ本。『serial experiments lain』のシナリオが好きな人なら満足できる出来だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私の聖書
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アニメで疑問に思っていた事を補完出来た。何度も読み返してる。何にも例えられない この作品の世界観が大好き。
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やっと手に入った…!!
いざ読もうとしてふと振り返ってみると、アニメを観たのが半年以上前のことになっていて「覚えてるかなぁ」と不安でしたが、layer:01のシナリオを読んでいるうちに、初めて1話を観た時のあの圧倒的な作画や音響にものすごく感動したことを鮮明に思い出しました。それからはもうバッチリ! 時間を忘れてじっくりと読み耽りました。
戯曲は好きですがシナリオを読むという経験はなかなかないもので、どんな感じなんだろうと思っていたら、想像以上に小中さんの書くシナリオがいい意味でシナリオっぽくなくて、そこも読んでてすごいなぁとなったところでした。
改めて、読めてほんとうによかったです。
言葉が出てこない…。感想なのに感想っぽいことが書けない…言語化できない…。でも、それでもいい。私が今こうしてネット上に感想を書く(それは「きろく」? それとも「きおく」?)という押し付けがましい行為をしなくても、玲音ちゃんは消えないし、私はずっと玲音ちゃんを見ているし、玲音ちゃんもまた、私たちを見ているんだ…。玲音ちゃんはひとりじゃない。私もひとりじゃない。
人はみな、繋がっている。
玲音「人はみんな繋がってる。人の意識が本当にあるところで⋯⋯。
あたしは、そこにいるの。
だから──、あたしはどこにだっているの⋯⋯。
(微笑み)だから──(やや画面に近づいて)、
いっしょにいるんだよ⋯⋯ずっと⋯⋯」 -
シナリオを読むことで、自分のペースで「lain」の世界を追体験できた。
ゲームもアニメも完全に後追いですけど、この一連の作品は、なんかやっぱ、スゴいわ。 -
アニメの方は好きで全部見てたんだけど、店頭でふと見かけてしまい購入。
シナリオ本って初めて読んだけど、これが意外にいけた。
何より脚注が熱かった!
またアニメも見たくなりました。 -
復刊ドットコムで注文したから発売日前に届いた。アニメを某動画共有サイトで見てハマったクチ。 映像的にもすごい作品だったのだと、脚注からわかる。