てつがくのライオン

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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835451428

感想・レビュー・書評

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  • 予約者特典で貰った。懐かしい記憶が、、、

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    雑誌「飛ぶ教室」のパイロット版(創刊0号)に掲載された伝説の作品が、新たな装丁で、今よみがえる!
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    ライオンは「てつがく」が気に入っている。
    かたつむりが、ライオンというのは獣の王で哲学的な様子をしているものだ 
    と教えてくれたからだ。
    きょうライオンは「てつがくてき」になろうと思った。

    国語の教科書にも掲載されている、工藤直子を代表する詩「てつがくのライオン」に、長新太がイラストを加えた作品が存在した!?
    雑誌のパイロット版掲載という、一般には出回ることのなかった作品が、33年ぶりにあたらしい作品としてよみがえります。
    名作を、もう一度読み返してみませんか?
    対象年齢は小学校中学年~中学生向けですが、ある意味「大人向け」ともいえる、奥の深い作品です。
    https://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68323287&tr=s

  • 形から入る「てつがくのライオン」にほっこり。

  • 「てつがくのライオン」は教科書に載っていたので記憶にあるけれど、まさか工藤直子の作品だったとは。
    しかも、最初は自費出版の本に載っていたものだとか。

    長新太のライオンがいい味出している。

    本の値段はちょっと高め。
    復刊ドットコムだから仕方がないのかな。

  • かたつむりが教えてくれたことをきっかけに「てつがくする」ライオンが可笑しくて微笑ましい

  • 知り合いの方が「工藤直子が良い」と教えてくれたので、さっそく調べて読んでみた、最初の一冊。息子さんは松本大洋なのね。松本大洋がどうしてああいう漫画を描くのか、その理由の一端に「お母さんが詩人」というのがあったのかも。

    この絵本は長新太のイラストが特徴的だけど、もともとは300円で売っていた自費出版の詩集に掲載していた詩だったのだそう。それをどういうわけか長新太がみつけて、イラストをつけたいと連絡してきたのだとか。それがのちに、絵本という形で出版されたと。なかなかにドラマがあります。

    内容は、「ライオンというのは哲学的だね」ってかたつむりに言われたライオンがその気になって「てつがく」してみるという話なのだけど、「哲学(てつがく)」がなにかということは一切説明されない。ライオンがそれを理解しているかも相当怪しい。子供が読んでもらっても、きっと最後まで「てつがく」がなんなのかわからない。でも絶対に「てつがくってなんだろう」って思う。そこが良い。

    大人だって、「哲学」がなんたるかをちゃんと理解していない。
    この本を読んであげた子供に「てつがくってなあに?」って聞かれたとき、「なんだと思う?」って一緒に考えたいなって思う。

  • 話になにか意味があるかは読み手自身がとう捉えるかによる。
    自分としては、哲学的に世の中を考えることで、日常とは離れた見方がうまれ、周りの景色がよりあざやかに、感受性豊かに見れるということだと思う。

  • めっちゃ好きです。
    工藤直子さんと超新太さんの組み合わせはさいこうです。

  • おはなしが先に工藤直子さんの自家版詩集に入っていて、それを新新太さんが見つけて絵をつけてくださったそう。
    てつがくのライオン、強いはずのライオンが愛らしい。かたつむりとともだちなのも良い、とてもやさしい世界。

  • (てつがくは肩がこるな。おなかがすくと、てつがくはだめだな)

  • 哲学っぽい顔をつくろうと頑張るライオンの様子がコミカルで楽しいです。

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