くらす(五感のえほん⑤) (五感のえほん 5)

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  • 復刊ドットコム
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835451862

作品紹介・あらすじ

「おねえちゃんいつおよめにいくの」「もうすぐよ」おねえちゃんがやさしくなった。ごはんをよそってくれました。家族に流れる、ささやかながらもあたたかい暮らしの情景を、ノンフィクション作家の森崎和江が綴り、絵本作家・太田大八が、見る者の共感を引き出す絵にまとめた伝説的な一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 森崎和江さん続きで、絵本に挑戦。

    海に近い農村に住むあきおちゃんの日常。
    きっと、作者二人の拠点/出身である九州が原風景なんじゃないかと想像。
    生活ぶりや地域社会との関わり方に、懐かしさを感じる。これは時代性なのか地域性なのか?現代の東京ではもはや体験しづらい暮らし方、せめて絵本を通して体験できて良いなと思いました。

  • 昭和のとある田舎の家族の1日の切り取り。良くも悪くも人と人の距離が近かった事を思い出しました。

  • 昭和を感じました。
    港のある町に住む男の子の日常。
    ちゃぶ台を囲んでご飯を食べ、朝市へ出かけ、友だちとあそび、町内会の清掃に参加etc。

  • 高齢者絵本としても最適。叙情性がある。

  • 復刊ドットコム
    昭和だ
    淡々とした語り口
    隅々まで丁寧に描かれた絵
    懐かしい香りがあふれている
    みんな働いているのに時間がゆったりとながれていますほっとする絵本です
    ≪ それぞれの 暮らしが村に 息づいて ≫

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著者プロフィール

森崎和江(もりさき・かずえ) 1927年朝鮮大邱生まれ。福岡県立女子専門学校(現・福岡女子大学)卒。詩人・作家。谷川雁・上野英信・石牟礼道子などと「サークル村」をおこし、文化運動・大正炭坑闘争を闘う。執筆活動・テレビなどで活躍した。主な著書に、『まっくら』『奈落物語』『からゆきさん』『荒野の郷』『悲しすぎて笑う』『大人の童話・死の話』『第三の性』『慶州は母の呼び声』など多数。詩集に『かりうどの朝』『森崎和江詩集』など。2022年、95歳で死去。

「2024年 『買春王国の女たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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