茶々と信長

著者 :
  • 文芸社
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本棚登録 : 80
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835590769

作品紹介・あらすじ

『信長は妾が殺す』茶々は伯父に明確な殺意を抱いた。秋山香乃が描く戦国のカリスマ。

感想・レビュー・書評

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  • それぞれの出来事が、当時の勢力図にどのような影響を与えるのか。
    こまやかに描かれていて、わかりやすい。

    子どもらしいかわいらしさと、聡明さ、芯の強さを兼ね備えていて、於茶々に魅力がある。

    家族を襲う運命は過酷だが、ただつらいだけではない。

    父や義父とのあたたかなやりとり、3姉妹の仲の良さがほほえましい。

    於茶々が主人公と考えると、ここで終わってしまうのは、やや拍子抜け。
    シリーズとして、その後は描かれていくよう。

  • 茶々と初とお江。大河ドラマで見た三人をついつい思い出しつつ見ておりました。笑

    茶々と信長だったので、茶々の人生最後までというよりは、柴田さん家が滅亡するまでなので、そっかぁ~と思いつつ、茶々の天真爛漫ぶりはなんかほほえましくも感じました。笑

    そして、やはり戦国の世だけど、『生きよ』って感じですね爆

  • 三部作の第一巻
    信長の死から柴田勝家と於市の死まで
    内容特に何もないが、唯一茶々は誰の子か?これが今後も関係してくるのか?
    浅井の血をひく喜八郎は?浅井家の再興は
    そして、お初の相手京極高次の再興は

  • 初めて読んだ作家さん。名前に親しみがあるので少し前から気になっていました(笑)よくも悪くも少女漫画チックな展開なので、とても読みやすかったです。去年の大河はこれを原作にしてもよかったかも⁉お江だから無理か(^^;; 続編っぽいのかどうか分かりませんが、同じ作者の「茶々と秀吉」もぜひとも読んでみたいところです。

  • 茶々(淀殿)と三英傑のシリーズの一巻目。時代物の中では比較的読みやすく、『なるほどな』と思える解釈も魅力的。茶々についてじっくり読みたいお方にはお勧めです。

  • これだけを単独で読み終えたときは、面白いと思いつつも正直「?」という感じでもの足りなさを感じましたが、「茶々と秀吉」を読んでからしっくりきました。
    茶々の信長への感情、復讐を遂げようとする描写はなかなかよかったんではないかと。
    そして長政さまカッコイイ^^

  • 信長と茶々が、性格が似ている。

  • 信長の妹の三人の子(特に茶々)
    の視点から激動の時代を描く作品
    結構、茶々がおじさま(信長)を
    憎む様子や、浅井家の滅亡(と再興)
    が、当時の戦国武将の勢力図に与えた
    影響とかが読み応えあり

  • 戦国は、基本的な知識しかない私ですが、十分楽しめました。
    お市と茶々たち姉妹や、信長や秀吉、ほかにも色々な登場人物達が個性豊かでよかったです。
    読み終わって、登場人物の皆が好きになるような作品でした。

  • 2007/8/17
    L-I
    2007/8/23
    2007/9/1

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著者プロフィール

1968年福岡県生まれ。活水女子短大卒業。2002年『歳三往きてまた』でデビュー。2017年『龍が哭く河井継之助』で第6回野村胡堂文学賞受賞。柳生新陰流居合道四段。主な著作に『伊庭八郎凍土に奔る』『密偵』『獺祭り白狐騒動始末記』などがある。

「2022年 『氏真、寂たり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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