心霊探偵八雲 2

著者 :
  • 文芸社
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感想 : 122
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  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835591049

感想・レビュー・書評

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  • 今回は事件がいくつかあるんじゃなくて、連続少女殺害事件1本で進みます。
    後藤が持ってくる依頼(?)と晴香が友達から相談されて八雲に持ち込んだ話が一つの事件に繋がって行く。
    新キャラは後藤の部下石井。こいつは役に立たないような立つような・・・。
    読みやすいし、ミステリーではなくあくまでファンタジーなのでお話として楽しく読めます。

  • 第二段。
    新しい登場人物が増えた。
    今回は八雲と晴香が意識し始める?
    恐ろしい父親も出てきてこの先の展開は!!

  • 図書館にて。
    ちょっと面白くなってきました。
    続きは予約待ち。

  • 「映像を文章にする独自のスタイル」というのも頷ける、映像にしたら確かに面白いだろうなぁと思う作品。
    ただ、小説としてはいかがなものか。

    目まぐるしく変化する場面と、コロコロと入れ代わる語り手は、とても読みづらい。映像化して良くても、元の小説がこれじゃあなぁ・・・。内容は割と面白いのに、残念。もうこの先は読まない事にする。

  • 心霊探偵八雲シリーズの第2作。
    前回と違って、今回はひとつながりの事件が1冊の中で描かれていた。
    連続少女誘拐事件と、川に現れる女の子の霊、そして憑依を続ける霊。とりあえず今回もたくさんの心霊現象と、それと関連するかたちで実際の事件が進行し、解決に向かう、という感じだった。
    こういうホラー系の話は苦手なはずなのについつい読んでしまった。不思議。

  • 新たなキャラ登場。続きが楽しみ。

  • 2008年読了。

  • 漫画を読んでるような感覚でラクに読むことができる。前作よりすきです。

  • 前巻のようにいくつかの話ではなく、一冊で一つの話だった。

    内容について、犯人も完全に悪意があって犯行していたわけじゃなくて、何だか救われない話だった。
    被害者も加害者も皆苦しんでいて、悲しんでいて複雑な気分になった。

    あと、今回は前巻の主要(?)メンバーに加えて石井という後藤の部下が一人増えた。
    正直、主なストーリーも気になるけれど、これから八雲、晴香、石井がどうなるのかも気になる(笑)

  • 欲望はどこまでも、とどまることなく果てしない。
    (3)前後して読んだので、ちょっと判っていたこともあってしまったかもしれない。

    今回もまた、先が読める展開であったので、途中から真相の半分くらいは判っていたのだが……。
    最近思うけが、もしかしてミステリー系を読み過ぎだろうか……。なんとなく新鮮味が足りなくなってきたような気がしないでもなくなってきた。
    こうなってくると、人間関係の楽しさしか追及出来ない自分が、なんだか悲しくなってくる。

    毎回読んで思うのだが、主人公の言動に対して「嫌み」「人を怒らせるのにかけては」という表現が度々出てくるが、それ程だろうか? と思ったりもする。むしろあれは、ただ遠慮がないだけの気がしないでもない。
    刑事さんやヒロインがそう口を揃えているが、その言葉を見る度に、この人たちは余程恵まれたぬるま湯的環境で育ってきたのだな、との感想が頭を過る。片や組織にもまれる刑事で、片や幼い頃に己の過失とも言える状況で姉を殺したと自責している人間に関わらず。
    あれが「嫌み」と類されるものであるのならば、世の会社員達の半分は、厭世主義者になっているのではないだろうか。

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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