暴いておやりよドルバッキー

著者 :
  • ぴあ
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本棚登録 : 131
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835616636

作品紹介・あらすじ

筋肉少女帯再結成をめぐる日々。目指すは究極の遊び人!オーケン最新エッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 【ノート】
    ・筋肉少女帯は社会人になってから聴き始め、一時期はヘビロテだった。ベースマガジンで内田雄一郎が「断罪!断罪!また断罪!!」についてのインタビューを読んだのが聴くようになったきっかけ。ちなみに、このアルバムに収録されている「何処へでも行ける切手」の中で歌われている「包帯で真っ白な少女」というイメージが、その後、エヴァンゲリオンのレイになったというのは有名な話。

    ・オーケンは本もたくさん出版しており、久々に手にとってみた。本書はエッセイ集で、筋少再結成の頃の舞台裏も少し分かるようになっているが、イマイチという印象だった。自分がそれほど熱心なファンではなかったからか、特に感慨を感じるでもなく、「だから何?」というような感じでしか読み進めなかった。笑わせようとして書いている(と思われる)部分も、ちょっと作為的に過ぎる印象。

    ・著者による「新興宗教オモヒデ教」や「のほほん雑記帳」などは面白かったが、本書はそんなわけでハズレでした。なお、<a href="http://1000ya.isis.ne.jp/0176.html" target="_blank">松岡正剛さんが千夜千冊の中でオーケンの本を取り上げている</a>のは興味深い。

  • 大槻ケンヂの本を読んでみよう第二弾。

    やっぱりこの人の書く文章は面白いな!
    特に、「と学会」の話とか大好きです。

    あとは、筋肉少女帯再結成の話がやっぱり良かった。
    ステージで歌ってたら号泣してる人の顔が見えて、自分も号泣したくなったけど、泣いちゃダメだと思ってちびまるこちゃんの友蔵のこと考えてたら笑いたくなっちゃったっていうエピソードが良かったw

    人生っていろんな時期があるよな、ということを感じる本。

  • 2012/4/3購入

  • カルトネタは全然分からないけど(笑)、筋少再結成ネタがあったから。

  • オーケンが40歳の時ってどんな事を考えていたんだろうと思い再読。2005年から2007年の2月までに連載されたオーケン39歳から40歳までのエッセイ集。筋少復活時のエピソードも交える。『筋肉少女帯自伝』とかぶってる部分も多いので、併読するのがオススメ。復活ライヴの中野サンプラザは観に行ったし、DVDも持ってるので感激も新たに。ずいぶんイカした人生の折り返しじゃないか。ね、オーケン。

  • 前に読んだ本の一つ前。筋少再結成のドキュメント付き。
    文章としては『人として軸がぶれている』の方が面白かったなあ。
    筆力が上がってきているのかな。
    http://takoashiattack.blog8.fc2.com/blog-entry-1513.html

  • オーケンエッセイ。彼の文章センスの高さに脱帽。爆笑したり、考えさせられたり。引出しの多さに感服です、大槻先生。

  • 1月18日読了。2006〜2007年くらいの大槻ケンヂのコラム・エッセイ集で、出てくる人物が新しい。40歳になったというが相変わらずの脱力、サブカルオタクっぷりが楽しい。筋肉少女帯の復活ライブの模様についても触れられており、ファンにはたまらない感動的なステージだったようだ。楽曲をあまり知らない私ではあるがライブも行ってみたら楽しいものなのかなあ。

  • 読むと力が抜ける、独特の読後感…。あるいみやみつきです。
    …てか注釈多すぎだろうよこの本…。笑

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。82年ロックバンド「筋肉少女帯」ボーカルとしてデビュー。その後もロックバンド「特撮」でも活動。その特異なキャラクターは音楽だけにとどまらず、映画、テレビ、小説やエッセイなど多岐にわたる分野で人気を集める。著作「くるぐる使い」「のの子の復讐ジグジグ」は2年連続で星雲賞を受賞。また『グミ・チョコレート・パイン』シリーズのほか『ロッキン・ホース・バレリーナ』『縫製人間ヌイグルマー』『いつか春の日のどっかの町へ』など著書多数。

「2022年 『夜の夢こそまこと 人間椅子小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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