"妻の地雷"を踏まない本

著者 :
  • ぴあ
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835638966

作品紹介・あらすじ

人生の基本は家庭にあるにも関わらず、得てして夫は「知らず知らず」のうちに、妻の地雷を踏んでしまいます。「地雷」が面倒なのは踏んでもすぐ爆発しないところ。あとで弾けても夫は理由がわからず、最悪の場合、取り返しのつかない事態を招きます。本書では地雷を踏まないための心得はもちろん、踏んでしまったあとの適切な対応についても丁寧かつ実践的に紹介していきます。

感想・レビュー・書評

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  • 妻の地雷を踏むことは必ずしも悪いことではない。
    ときには夫婦関係を改善するために必要な場合もある。

    充実生活をするためには、生活のベースとなる
    夫婦関係が安定していることが非常に大切である。

    基本的には「男女では相手に期待する」内容が違う。
    お互いに何を期待しているのかを知ることがスタート。

    人の感情は期待と現実にギャップが発生すると動く。
    期待を下回るとがっかりしてしまう。
    そもそも論として「相手に期待しすぎない」のがいい。
    期待値を下げておくと、日々の満足度が上がる。

    何か家庭内で依頼を受けるときには
    「何を、何のために、どのようにしてほしいか」
    を相手に伝えてもらうようにする。
    男性は「やらねばならない理由」があると苦にならない。

    ケンカになったときには論理で勝負しない。
    論理で勝負したところで火に油を注ぐだけ。
    論理的に反論せず、嵐が過ぎるのをじっと待つ。

    仕事の予定も家族の予定も同じ重要度で考え、
    両方の予定を一元管理できるようにすべき。
    男性は仕事の予定を最優先で考えがちだが
    女性は同列に扱うので、ここで揉めることが多い。

    育児・子育てについては、
    「子供への愛情」「子育てに関する知識」
    「実際の育児スキル」そもそもすべて妻のほうが
    高い場合が多いので、妻優位になることが多い。
    だから妻に叱られても割り切ってあきらめる。
    そう思えば案外軽く流せるかもしれない。

    ケンカした場合は自分から先に謝る。
    夫婦円満の最大の秘訣は「自分から先に謝れるか」
    といっても過言ではない。

    男性は集中しているときに途中で中断するのが困難。
    だから中断されたくないときはあらかじめ伝えておく。

    的外れなアドバイスをするのではなく、
    共感し、相槌を打ち、「そうだね」と言っておく。
    仕事モードで解決案を提案しても無意味。

    人前で妻の悪口を言わない。
    妻は身近な人に評価されたいと願う。
    たとえ冗談でも人前で妻の悪口を言わない。

  • 酷すぎる夫がモデルになっている場面も多々あるが、読んでて、あーなるほどなという点も何点かあった。夫は自分の思いを伝えずに、男の脳の構造的に察する力も弱いので妻とどうコミュニケーションをとっていくかを考えないといけない。まずはいちに共感、にに共感、さんに共感。

  • こんにちは!
    テラケンです!
    今回、紹介する本は、"妻の地雷"を踏まない本です。
    以前、紹介した「「めんどくさい」がなくなる本」(発行部数20万部!)の著者 鶴田豊和氏の本です。

    妻の地雷踏みまくって、家に帰りたくないとか、このコロナ禍で自宅で妻とバトルとか面倒くさい状態になってる人にはお勧めします。

    僕も、もちろん踏んでます。踏んだ後の家の中の、"イヤーな感じ"、あれは心が休まらない、、、。

    仕事の関係でママさん達の話を聞く機会が多い僕でも地雷踏みます。この本を読めば世の中の夫婦の苦悩が改善されるかも。この本の需要はうなぎ登りに違いない!(?_?)

    [紹介]

    第1章 妻に頼りすぎの夫
    第2章 状況がわかっていない夫
    第3章 育児が出来ない夫
    第4章 自分勝手な夫
    第5章 妻の気持ちがわかっていない夫

    で構成されています。

    以前、数人の同僚の女性から聞いて妻の怒りは、

    「明らかに体調悪いのに「夕飯どうする?」と聞いてくる。」事。これは本書でもとりあげられています。

    いやー、我が家でもこの問題はつい最近までありました。

    解決したのは、「具合悪いなら食べやすそうなうどんやそば作るよ。」とすぐに行動移すようになってからかな。まあ、タイミングが悪いと叱られるけど。妻は長女で僕は末っ子なんで多少、叱られても平気です。

    本書でも解決策として
    「夫は妻の考える負担を低くみがち。体調を崩してる妻に不用意に「夕飯どうする」と聞かない。妻の分は作るなどしましょう。」と伝えてくれています。

    また、妻が外出する時に何気なく「何時に帰ってくる」か聞くと、いやーな顔されます。最近は妻から帰宅予定時間教えてくれるようになりました。
    本文でも
    妻の外出について「いつ帰宅するの?」と聞く事で「女性は“夫が早く帰って貰いたいと言葉の背景を探る“ので妻には言葉通りだと根気よく伝える。」
    事と教えてくれます。

    このように男女の違いを明確に伝えてくれる書籍は貴重です。男女の考え方の違いを知る事は、組織で働く異性の考え方との違いを知るきっかけとなり、人間関係をよりスムーズにしてくれると思います。

    著者の鶴田豊和さんは 行動心理コンサルタント 。一般社団法人 本質力開発協会代表理事。 もともと Microsoft の人事として、数千人の面接経験を持ち様々なキャリアに精通している方でした。 Microsoft 社内でトップ3%以内の成果を出し その後独立し「誰もが無理なく自然体で結果を出せる行動心理メソッドを普及しました。著書にはシリーズ累計発行部数20万円部の「めんどくさい」がなくなる本「つまらない」がなくなる本と 訳書に「心に響くことだけをやりなさい」などがあります。

    自分の夫婦の状況が、しっくりいかない人やこれから結婚後のイメージをしたい人にはお勧めします。事前に同棲をしてみないと相手の良くない事もわかりませんが、この本を読めば男女双方が相手に"どう聞こうか?"という聞き方のヒントも得られると思います。是非、一読する事をお勧めします!





  • 夫も家の事はやりたくない、面倒な事は知らん顔。話しても、聞いてくれるけど他人事なのでとってもモヤモヤします。地雷踏んでるとは思ってないところもイラッとします。母親ではなくパートナーとして接してくれるといいのと思います。

  • 作者が男性であり、自分が失敗した経験を踏まえて、さらに内容のチェック等を妻にしてもらったためか、双方が妥協点を見つけるか、旦那側が女性の特性を理解して自分を変える、という結論が多かったのが気になった。タイトルが「妻の地雷を踏まない」なので、予防策としては当然なのだとは分かるが、妻もおかしいのにそれは女性の特性だから諦めるしかないというのは、どうしてもふに落ちない。

  • 漫画も絡めて平易な本なので読みやすい。かつ実用的^_^

    地雷を踏まないようにしよう、踏んでます頑張って解決しよう。
    という思いがあれば素直に自分を変えられるよね〜

  • 夫に地雷を踏まれているので読んでみました。
    女性が読んでも面白いです。
    男女差の心理について少し勉強したことある人は面白くない内容かもしれませんが
    わかりやすく、簡単に書いてあるので読みやすいです。

    うちの場合、ソファで寝てもイライラしなくなりました。

  • 図書館で借りた。踏みまくってるなあ

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