中学生への授業をもとにした世界一簡単な「株」の本 (「お金に困らない子」はこうして育つ!)
- マキノ出版 (2006年10月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837670667
作品紹介・あらすじ
知識ゼロから親子で学べるマネー入門。学校では教えてくれない「お金の秘密」がよくわかる。
感想・レビュー・書評
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株を学ぶにあたって、まずはここから中学生向け「株」についての「基本のキ」
マネックス証券が開催する「株のがっこう」の授業の記録と小中学生が実際に株投資を体験したレポートから成るこの本。
え!小中学生でも株の取り引きができるんだ!から驚きでした。7例とも親御さんが株取引をやっている方々で、こともは親の姿を見て興味を持つんだなと思いました。
こどもに対して、お金についてのあれこれをどう扱ったら良いものか判断に困る事があるので、まずは自分がお金の勉強をします。
こどもたちが普段手にしているおもちゃやお菓子を売る企業に投資をして応援する。社会とつながる入り口に株取引を最初に学ぶというのはとても入りやすいという事がわかりました。
脱線します。
よく「学校では教えてくれない〜」というのがありますが、「お金のこと」もその1つだと思います。金融教育も導入するようになるとも聞いています。
でも、ちょっと待って。そもそも学校では、「その人に必要な事を全て教えてくれる」ところなんでしょうか?「学校では教えてくれない」って言い方がどうも、何でもかんでも学校で教えてもらえると錯覚しているように思えてなりません。親も生徒も先生も誰しもが錯覚してませんか?
学校で教える事とそうでない事をはっきりさせる必要があるのではないかと思います。躾から何から何まで学校に押し付けた事が、教師を長時間労働に追いやったんじゃないでしょうか?かわいそうに教師たち。
学校で教わらないことは、自分でそして家庭で、勉強しなければならないと自覚する事が生涯教育につながると思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とてもわかりやすい。
株おもしろそうだ。 -
極めて教科書的。
私が読む分にはいいが、子供達にはつまらないかな。 -
図書館の児童書コーナーにあって手に取ったが、株の世界を全く知らない大人にとっても、「基本のキ」が学べる良書であると思った。
子供でも株ができること、経済に興味を持つのにいいきっかけの一つになることが改めて感じられた。
児童書コーナー、あなどれない。 -
株について初歩的な知識がわかる本。
流行りのNISAにチャレンジしようと思って手にとったが、やはり専門書を読まないとダメだと思った。 -
簡単に読めてエッセンスがいっぱい。
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株の基本的な言葉を知ることができたと思う。
この本を読むと、株は身近かであり、簡単にできると錯覚するかもしれない。
確かに、講座開設や実践となると簡単かもしれないが、利益を出そうと思うならば、勉強が必要だということがわかるはず。
この本の中では、実際に小中学生の実践が記載されているが、7人中1人しか利益を出せていない。
3ヶ月という短期間を経済的に悪い時期に実施されたようだが、ちょっと株について勉強しただけでは、利益を出すことは難しいと感じた。
この本をスタートとして、小中学生が勉強したようなことを自分自身でも勉強し、実践につなげることがてきるようにしていきたい。
小中学生の体験も参考にしながら。 -
本書は、小中学生にお金や株について講義した「株のがっこう」の実績を元に書かれている。
株はギャンブルではなく、会社の将来性を見込んだ投資であること、会社が直接金融で資金を調達する重要な手段であることという基本的な仕組みを理解させた上で、子供に金銭教育をする必要がある。
将来、子供が自立して一人で生きていくためにも、お金に関する正しい知識を得ることの重要性を感じた。
本書を読んだ後、日経新聞でこれまで殆ど読まなかった証券欄も、目を通すようになった。 -
中学生への授業をもとにした世界一簡単な「株」の本―「お金に困らない子」はこうして育つ! 中学生だけでなく、小学生も株に挑戦した体験本。みんな損失ばっかりだけどね。やっぱり小中学生のうちから株について教えて方がいいのかな? http://amzn.to/bcOTAV
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松本さんの文章は何をよんでもしっかりとわかりやすく頭にはいりやすい。宮本輝の小説をよんだあとのような満足感。中学生向けだったのでどしろうとな私にはとてもよい一冊でした。