- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837671619
感想・レビュー・書評
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普段生活していく中で、必ず利用するお金。
しかしほとんどの人が生涯かけて利用するにも関わらず、
お金の機能。
またほとんどの人は銀行を利用していると思うが、その銀行のしていることを一般企業が行うと詐欺行為になる!?
お金の性格についても、メディアでの洗脳によって、コントロールされていて私たちがその洗脳を解かない限り、お金をふやすことができない。
本書は、そのことをふまえて、どのように無限にお金をふやせがよいのか記されている
君は1万円札を破れるか?〜お金の洗脳を解くと収入が倍増する
詳しく知りたい方はこちら
http://goo.gl/RFDT21詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者の本はかねがね1度読んでみたいと思っていて漸く本書を読んでみた。 なんか種明かししながら書かれている自己啓発本という印象. 物理空間の価値と情報空間の価値を分けて考えるべきと言い,情報空間の価値は,自分の商品にそれだけの価値があることを信じさせることが重要という.著者のこの本もそういう観点で書かれているものと理解した. この先人々の欲求は「生きる意味や目的を見つけてあげるビジネス」と言い放つ.うーん,まさにこの本がそういう位置づけだな.
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多くの場合、マネーリテラシーを高めるための方法として資産運用などを学ぶが、この本ではそもそもお金の価値や意味という部分を重点的に解説している。
お金の奴隷になっている人が目を通すことで、お金の価値に対するパラダイムシフトが起こるような一冊。 -
第1章が良かった。
後の章は、今までの普通の苫米地氏の書籍に書いてある内容だった。 -
お金は情報であるという言葉に納得。
資本主義というシステムの中でいかに幸せに生きるべきか、考えさせられた。 -
確かにそうだよね。こうゆうのをしっかりディベートとかしたらいいのかな?。
考え方として、これを知ってるのと知らないのでは大違いだと思う。 -
3回目かもしれない。
トレードのところに目の醒めるようなことが書いてあった。
損を受け入れるメンタリティと..。
ノウハウや方法論の前に、ドローダウンを受け入れるメンタリティを作る必要があるってことかな? -
中身が濃く、今後の人生に影響大な一冊
銀行の信用創造は、かなりインパクトあり
どこに価値をおくかを、しっかり定義していきたいと思う -
「お金の本質は情報である」がこの本の出発点。そもそもお金には次の3つの機能があった。
1.交換媒介機能:物やサービスの交換をするための手段
2.価値尺度機能:物やサービスの価値の尺度を決める手段
3.価値保存機能:1.と2.の機能を保存する手段
しかし、13世紀のイタリアの金貨を作る金細工商(ゴールドスミス)達が始めた「信用創造」(苫米地氏に言わせれば「詐欺行為」)から、1971年の「ニクソン・ショック」を通じて、現在機能の3.は壊れてしまっている。つまり、物価は変動するということであり、我々の給料(労働の対価)も保障されていないということ。なぜならお金は「信用」という実体の無い「情報」を元にしているから。お金そのものが「情報」でしかないのだ。
ならばそれを逆手に取って、売ろうとしているものに情報的価値を付与できれば、「価値がある」とさえ人に思わせることができれば、幾らでも高い値を付けることは可能だということ。事実、ゴッホの絵画、フェラーリの車、リッツカールトンのラウンジで飲むコーヒーは原価と販価の桁が全く異なっている。経済の発展に伴って、商売人の多くは商品の物理的価値を高めることには限界があると気づいており、今世間に流通している高価なものの価値の大半は、情報的価値に移行しているのだ。
そこではたと気づく。はたしてこの実にいい加減な「お金」なる物差しで、「これは高価だから価値がある」「あの人は年収が高いからすごい」と評価することに意味はあるのか?
そうだ、自由になろう。ということで氏の著作でお約束のように出てくる仏教思想。"free"は「~しなくてもよい」という意味、"liberty"は「~してよい」という意味、どちらも他者から何らかの拘束や規則があることが前提。対して「自由」は「自らを由りどころとし、他のものを由りどころとせずにあれ」という釈迦の教えが元。最初からみんな自由であるのだと。
細かい歴史的経緯や経済学の話は理解が追い付かない部分があったが、主旨は以上のように理解した。 -
銀行や政府の利権についての裏側を知ってぞっとした。とりあえずさっそく1万円札も破ったので、限界突破したと思うw