妻の病気の9割は夫がつくる (医師が教える「夫源病」の治し方)

著者 :
  • マキノ出版
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本棚登録 : 97
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837671855

作品紹介・あらすじ

その頭痛、耳鳴り、めまい、高血圧、うつ、不眠は…夫が原因の疑いあり!600人の夫婦を救った専門医が解決法を伝授。

感想・レビュー・書評

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  • 相棒(夫)が「読みなされ」と借りてきた本。
    題名からして、相棒にマイナスにはたらきそうなものなのに、なぜこれを私(妻)に勧めるのだ??

  • 納得できることが多く読みやすい。
    一番納得できた箇所は以下の文!

     100%理想通りで嫌いなところはゼロ、という相手など存在しません。家族というものは、自分の子どもであろうと親、兄弟であろうと、だいたい8割くらいはうざったいものです。2割はかわいい、愛おしいと思えるところがあるから、ずっと付き合っていけるのです。
     夫にしても同じです。嫌なところもたくさんあるけど、まあ許せるし、一緒にいられる、くらいの気持ちで充分です。嫌なところの有無ではなく、そもそも夫に対する不満を口に出せずに我慢し続けていることが、心身の不調を悪化させていることに気づいてください。

  • すごいタイトルですね。夫源病か…さもありなんといった感じ。

  • (男女とも「モテる」が最上の褒め言葉)恋愛至上主義と言われるのに、延長としての結婚にはリスクが大きい。ことに中年以降に女性ホルモンが減る頃、夫源病の引き金「生活習慣」「金銭」「家事」「子育て」イクメンを期待するのは間違い「両親」、問題が深刻化/男女とも専業願望が強いのは、「家事は面倒、成果が認められない」&「フルタイム労働はストレスフルでメンタル疾病リスク多」との思い込みがあるためか。著者自身「(お茶を)妻に頼んでイライラして待っているより、自分でいれる方が早い」(他の家事も同様)気づくのに時間がかかった

  • ✳︎壁に向かって話すよりマシ

  • 夫が妻の負担を減らすために家事を手伝う。夫から家事を手伝ってやっているオーラを発する→妻がストレスを感じる。の悪循環はあるかもな、とは思った。
    完全に女性視点、かつ、40歳代以降向けだったので、まだ読むのは早かったかも知れない。

  • 奥様方にアンケートをとっています。
    96%の妻が夫に不満を持っていると答えています。
    83%の妻が離婚を考えたことがあるそうです。
    経済的な心配がなければ離婚するという方は60%でした。
    早く死ねばいいと思ったことがある方は55%。
    どれほど不満に思っているかよくわかりますね。

    見直す対応は次の2点です。
    妻を対等な個人として見ていないということ。
    夫婦間にコミュニケーションが不足していること。

    http://ameblo.jp/nancli/entry-11700991337.html

  • 著者はもともと男性更年期への取り組みを行っていて、それ通じて妻にあってみると、どうも夫が原因で病気になっているらしい、と。配偶者が長年一緒にいるとストレスの元になる。それはきっとそうだろう。そんなわけで、内容の殆ど(あえて9割と言おうか)は、病気のことではなく、「夫あるある」みたいなやつで、夫の悪口を言って溜飲を下げる本。占いのように、どんな夫にも当てはまり気味に書いてあります。夫にも言い訳もあるだろうけど、反省して欲しいって。
    ここまでのステレオタイプ的な夫婦が、僕の世代にもいるのだろうか。これは世代的な病気じゃないのかな。どうにもサラリーマン川柳が想像されてなりません。
    残りの1割を夫のせいにして見過ごさないように。「男性更年期外来」の看板を掲げていますが、男性の更年期は信じていません、と著者。夫源病も信じていません、と言われちゃったりしてな。

  • もうちょっと、ここに不調が出るときは、こんなことが原因で…
    みたいな因果関係みたいなものを書いてくれてるのかと思った。

    結局ストレス性の心身症…ストレスの原因は夫だよね。
    という「そりゃそうでしょ」的な内容だった。

    男性が書いているのが救いと言えば救いか…。
    ただ、主な読者を妻と想定して書かれた文章は
    潜在的な患者を発掘するだけかな…と思った。
    「ウチも。ウチも」と共感して同類相憐れむだけ。
    もっと、自覚のない男性自身が手にとって「おっと!びっくり!」と実態を知ることが出来る本な方が、本当の救済になるのにな。

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著者プロフィール

京都府生まれ。1982 年三重大学医学部卒業。1991 年大阪大学博士(医学)。循環器科医師。国立循環器病センター、大阪警察病院、米国メーヨークリニック リサーチフェロウを経て、1998 年大阪大学医学系研究科助手、2004 年より准教授、2013 年より2017 年まで大阪樟蔭女子大学 健康栄養学部教授。男性更年期外来を市内で開設。夫の何気ない行動や言葉が強いストレスになり、妻の身体に更年期障害のような変調を引き起こす病気を「夫源病」と名付ける。「一般医-精神科医ネットワーク(通称G-P ネット)」を立ち上げ、大阪を中心に自殺者を減らす活動や料理教室やHP(孫育のグチ帳)を立ち上げて孫育の推進のための活動をしている。

「2020年 『病む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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