自分を生かす人生

著者 :
  • 三笠書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837914877

感想・レビュー・書評

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  • 定期収入の1/4は貯蓄に回すべき。

  • 仕事を天職と思い、楽しんで努力する。本多博士と全く同じ思いで日々過ごしてる、疲れるけど。
    博士の凄いとこは、この時代で実践し本で残している事。更に、手帳整理法はiPhoneメモ機能を使いこなしているような手法。これをアナログでやってた事は尊敬しかない。

  • 何度読み返しても良い本である。
    結局死ぬまで努力の連続、気がつけばいつのまにか、と言う生き方をしたい。

  • 幸せについての卓見

    財産分与とかは 固定になり、まずい。
    幸せは向上だから。

  • 本多静六を本書で初めて知りました。
    まさに偉人だ。
    他にもいろいろ漁ってみよう。

  • よく世の中の2割が有益なものと言われる。自分の経験則に照らしても、そんな気がする。映画を見たり、本を読んでも、面白かったと思えるものは5つに1つ。

    誰の言葉か忘れたが、「本は50年経ったものしか読まない」という言葉もある。時代を経たものには、それなりの理由がある。

    「私の生活流儀」など3冊が復刊されたばかりの本多静六氏(1866〜1952)の本はそんな2割に入る作品だ。この本は氏が70歳を越えて書いたものというから、1930年代か。当時とは社会環境が違うのに、本多氏の処世術はちっとも古さを感じない。これは驚くべきことだ。

    内容は「私の生活流儀 新装版」にかぶるところもある。どうやったら、幸福な人生を送れるかが本多氏の経験を踏まえて書いてある。その教えはデール・カーネギー氏にも通じる。両氏の著書は読むべき本だ。

    本多氏は幸福をこう定義する。

    「幸福とは、自己の努力によってその欲望が満たされ、心身ともに快楽を覚える状態で、しかもそれが自己の健康と社会国家の希望に反しない場合をいう。そして幸福そのものは比較的進歩的なものであるから、日々新たな努力精進を必要とするものである」

    それには仕事を道楽化し、面白おかしく働き学び続けることが大事という。それからは仕事の秘訣、成功する人の頭と行動、人を動かすには?と自身の経験に基づくウンチクが続く。

    本多氏は東京帝国大学名誉教授まで務め、金もたんまり作った。しかし、青年期は貧乏で苦学し、落第もした。自殺未遂さえ図った。

    どんな環境にあっても、努力を積めば、仕事の成功も富もつかめる。この本はできるだけ若い時に読むべき。僕も10年前に読みたかった。

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著者プロフィール

1866(慶応2)年、埼玉県菖蒲町(当時は河原井村)生まれ。苦学の末、1884(明治17)年に東京山林学校(のちの東京農科大学、現在の東京大学農学部)に入学。一度は落第するも猛勉強して首席で卒業。その後、ドイツに私費留学してミュンヘン大学で国家経済学博士号を得る。
1892年(明治25)年、東京農科大学の助教授となり、「4分の1天引き貯金」と1日1頁の原稿執筆を開始。1900年には教授に昇任し、研究生活のかたわら植林・造園・産業振興など多方面で活躍するだけでなく、独自の蓄財投資法と生活哲学を実践して莫大な財産を築く。
1927(昭和2)年の定年体感を期に、全財産を匿名で寄附。その後も「人生即努力、努力即幸福」のモットーのもと、戦中戦後を通じて働学併進の簡素生活を続け、370冊余りの著作を残した。
1952(昭和27)年1月、85歳で逝去。

「2023年 『マンガ 本多静六「私の財産告白」 伝説の億万長者に学ぶ貯金と資産の増やし方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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