「体を温める」と病気は必ず治る

著者 :
  • 三笠書房
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感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837920175

作品紹介・あらすじ

本書では、「生姜紅茶」をはじめとして、ふだんの食事や生活で安全、簡単に体が温まる方法に加えて、症状別・病気別にどんな温め方が一番効果的かなどについて取り上げた。また、「体を温める」ことで実際に治っていった方々の事例も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 身体を冷やすことで、病気になる。
    病気は「冷たいところ(血行不良)に起こる。
    また、老化とは、体の熱が下がっていくことである。
    身体の状態について、東洋医学で説明するが、
    その対処方法については、民間療法のようなところがある。
    そうであっても、薬膳的な発想をすることができるので良著とも言える。

    風邪をひいた。下痢をした。湿疹ができた。→葛根湯。
    葛根湯医者と言われる。
    葛根湯は、葛根、麻黄、生姜、大棗、芍薬、肉桂(桂枝)、甘草である。
    葛根湯は、風邪、気管支炎、肺炎、扁桃腺、結膜炎、涙のう炎、耳下腺炎、口内炎、乳腺炎、
    中耳炎、蓄膿症、はしか、水痘、頸部淋巴節炎、肩こり、五十肩、リウマチ、湿疹、
    蕁麻疹、化膿性皮膚炎、高血圧、赤痢、夜尿症などに効果がある。
    何故ならば、葛根湯は、身体をあっためる機能があるからだ。

    心臓と脾臓にはがんができない。何故なら、温度が高い。
    管腔臓器、胃、大腸、食道、子宮、卵巣、肺は冷えやすい。つまりがんになりやすい。
    体重を計るよりも、体温をきちんと計る。
    平均体温は 36.5℃。病気の人は、それよりも、低くなる。

    身体の熱は、骨格筋22%、肝臓20%、脳18%、心臓11%、腎臓7%、皮膚5%、その他。
    どう身体を温める生活と食をどうするのかがポイントとなる。
    身体を冷やす 6つの原因
    下半身の運動不足
    冷房の悪影響
    ストレスで血行が悪くなる
    入浴法の間違い
    身体を冷やしてしまう食べ物
    薬(化学薬品)の飲み過ぎ
    その6つを変えて、身体をあっためる生活をしよう。

  • 老化に伴い細胞分裂の回数も減り、体が冷たくなる事で、種々の身体的問題が発生する。
    温めることはその対症療法ではあるが、効果的である。

  • 水の飲み過ぎはよくない。
    生野菜は体を冷やす。

    著者によって言うことが真逆なことがあるが、自分にとって一番合う方法を模索することが大事なのだと思った。

    食べすぎないこと、これが最も基本なのだと思う。

  • 結構役に立ちました。

    あとは実践してどうなるか。。。

  • 昔からの日本の慣習や諺がある種の真理を突いていて、それを守るのが身体に良いことがよく分かった。嬉しいのは、後半に症状別に良い食べ物や飲み物を紹介してくれているところ。全て記憶するのは難しいので、参考書のように手元に置いておき、時々開いて確認したい1冊。特に生姜紅茶が1番手軽に感じるが、それでも職場での習慣化は難しい。何かしら方法を探したいと思った。

  • 体を温めることの大切さを学んだ。生姜、最強だなぁという感想。末端冷え性なので、無理のない範囲でだけど、取り組んでみたいと思う。まずは腹巻からかなぁ。お茶も紅茶を探してみよう。うつ病でしんどいときは多いが、まだまだできることはある。

  • 冷えは良くない。
    だから温めよう。うん
    まるまる鵜呑みにせず、都合のよいところをすくいだせば十分な本書。
    それがただしい読み方。

  • 血液は腸から作られるという石原結實さんの理論と健康法に興味が増し改めて主要作と思われる本作を手に取った。
    端的には体を温めよということ。食い過ぎ飲み過ぎは体温を下げるので注意。下手な西洋医学対症療法は体温改善させないし排泄を止めるのと同じで長い目には逆効果という話は経験上どこか腑に落ちるところがある。体温低下が解毒不全及び病気の素という話と理解。昼の蕎麦食いと腹巻きはすぐに実践中。どんな食材がどんな症状には良いのか具体的な指摘が豊富に記載されている。概ね自炊派でないと実践は難しそう。生姜紅茶やニンジンリンゴジュースは自分には敷居が高い。風邪、頭痛、湿疹などの調子が何かしら悪い場合は葛根湯を使おうかなと思った。

  • 「体を温めると病気は必ず治る」(2003.4)石原結實先生の持論ですね。高血圧、動脈硬化、肥満解消、腰痛、便秘、慢性疲労などあらゆる症状に有効だと。そして体を温める方法が食事、運動、入浴などに分けて沢山紹介されています。私が続けてるのは、食事では毎日少しの生姜の摂取、運動では、ウォーキング、スクワット、かかとの上げ下げ です。あと、早寝早起き、朝日を浴びるでしょうか。

  • 2015年を体調不良でスタートしたため、対応策の参考に。
    風邪の予防、冷え性改善などについて書かれてる。

    ■毎朝すること
     ・体温を測り、管理する
     ・リンゴ食べる
     ・生姜紅茶を飲む(アールグレイが相性◎)

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著者プロフィール

イシハラクリニック院長

「2006年 『がんにならない がんに負けないための本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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