通勤電車で寝てはいけない!

著者 :
  • 三笠書房
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本棚登録 : 117
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837921905

感想・レビュー・書評

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  • 8割方 1分勉強法で精読(厳密には1p3秒のところ、5秒くらいで。)

    ほぼ、このタイトルのことを、繰り返し言っているだけ。
    別に悪くはないが。
    朝の1時間は大切だから大事に使え。始業前とか、日曜夜にもう準備してけよ。30歳まではだらだらやっていて危機感を抱いたからまず目の前の仕事から集中した。
    権威に傘を借りて格言とかを引用するのはやや鼻につかないことも無い。
    高杉晋作→人生だいたい雑用
    福沢諭吉→今日も生涯の中の一日。
    あいだみつお→一瞬が重なって一日、それが重なって人生。
    孔子→忘れた

    以上。

  • 私も今は実家暮らしで、通勤が1時間半ほどかかる。
    社会人3年目になり、仕事上で大きな変化があった。上司が変わり、3年目の社員といえども分かる人がいないからほとんどが私頼りの状況になった。私がしっかりしないと、と嫌でも多くなった。
    朝、眠い頭でも勝手に、頭の中で一日のスケジュールをたてるようになった。それだけ追い込まれていたのだと思う。
    いろいろ省略すると、とにかく私は朝起きるのが最も苦手だが、起きてしまえば意識がある。朝という時間でも何かしようという意識さえあれば私はもっと成長になるかもしれない。
    新人のころとは違った責任感だとか、将来に対する漠然とした想いが私の生活を見直そうとしてくれている。
    そんな時、Amazonでこの本を見つけ、自分の状況と似てそうだし、今後の糧になる面があれば参考にしようと読み始めた。

    前置きが長くなったが、本の感想としては、途中から段々タメになってきたと感じた。
    というのも、私は、どんなに偉い人でも、その人の為に誰かが犠牲になってるのでは受け入れられないと考えるからである。
    例えば、筆者は早朝に起きて朝活をしたり、家の中で一番いい部屋を自分の書斎にしてしまったりなどの記述があった。
    筆者は確かに社会人としてできる人に見えるが、その生活ができるのは誰のおかげだろうと考えてしまう。支えている奥さんの存在は大きいのではないか。
    私は女性だから、例えば子どもができて以降でも続けられる方法論の記述がもっとほしかった。
    少しだけそのような記述があったから、この方は多少なりとも家庭のことも考えていそうなので安心した。

    この本がきっかけとまでは言い切れないが、この本を読んでると電車の中で居眠りしてると怒られてしまいそうな気がするので、この一週間は朝の電車でも寝ることはなく本を読んでいる。
    早く近くに引っ越したいという気持ちにも少し変化があったと思う。
    今は確実に良い方向に向かっているのでできる限り続けていきたい。


    心に残ったのは、
    自由な時間を増やすために、人に会う
    希望表をつくる

    2014.7

  •  私も30代前半までは、よく通勤電車で寝ておりました。その後、乗り換えが多いせいもあって、あまり眠れません。そしてご存じのように、この半年くらいは、読書が忙しくて寝る暇がありません(笑)だいたい1日1冊を目標にしているのですが、それを達成させ続けるのは、結構気合いがいるものです。

     筆者の久垣さんは、職場から遠いところ、しかも、始発が出る駅の側に住むことを勧めています。家を建ててしまった身としては、今さら引っ越せませんが、確かに、それくらい計画的に考えていく必要があるのでしょうね。

     ただし、始発が出る駅というのも、次第に変わっていく場合がありますから注意が必要です。京王新宿線も、以前は京王多摩エンターが終点でしたが、今ではずいぶん先まで延びています。

     ちなみに、久恒さんの本は、『図で考える人は仕事ができる』も読んだことがあります。

  • 行動を習慣化させてこつこつ継続して目標を達成する。そのためのコツや工夫。妻はよく我慢できたな。

  • 朝は早く起きると時間が出来て色々思考の整理ができますよと実に当たり前の話。他にも色々自己啓発ネタがあるが、どんな本でも書いてある一般的なことでした。

  • かつて10年近く1時間半かけて通勤していました。この本のような不思議な法則を知っていたら、もっと快適な通勤だったろうな。

  • 特に目新しい情報はなかった。

    朝は雑学系の実用書→一日のモチベーションを高めるため
    夜や長距離移動の際は楽しみを目的とした読書は意識してみようと思った。

  • この本を読んだ時、学生で割と遠距離通学をしていました。それをネガティブにとらえがちだったのですが、解釈次第だな、と思ったのを覚えています。家が近かったらなぁとウダウダ文句をつけながら無駄な時間として過ごすか、その時間を自分だけのものとして活かすか、それも自分次第と反省するきっかけとなりました。

  • 「通勤時間は長いほうがいい」たしかにそうかも、以前12分+6分しか電車に乗らない時があったのですが、新聞も読み切れないし中途半端でした。30分乗れると読書も試験勉強もはかどります。

    他に継続して(習慣化されている)のる電車の中で何をするか決めれば、継続しやすいかもしれません。自分らしくやる、完璧を目指さないのが継続できるコツのようです。

    この本では日曜日から緩く仕事モードに入る→通勤電車で今日1日の仕事の流れをシュミレーションする事を推奨してます。

    今までの私はなんとなく電車をまって、なんとなく電車が来たらのって、なんとなく携帯いじって、なんとなく新聞読んで、なんとなく本読んで、なんとなく通勤してました。

    そんな私と通勤時間を資源と考え30分をどう使うか、何をするか目的がある人では5年後、10年後明らかに差がでるなと実感した本でした。

  • 通勤に片道1時間、往復2時間を費やしているので著者の言うことが実感できる。私の場合は毎朝500円を支払い、ライナー号で通勤しており、朝の1時間をゆっくり座って読書タイムにあてている。帰りの電車までに1冊読み切れない場合は、駅のドトールで読了させることも。。。「今日も生涯の一日なり」福沢諭吉

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著者プロフィール

1950年、大分県中津市に生まれる。九州大学法学部を卒業後、1973年、日本航空に入社。広報課長、サービス委員会事務局次長を経て早期退職。1977年に新設の宮城大学事業構想学部教授、2008年に多摩大学経営情報学部教授となり、2015年に同大学副学長に就任。
著書には、ベストセラーとなった『図解シリーズ』(日本経済新聞社、PHP研究所他)、『遅咲き偉人伝―人生の後半に輝いた日本人』(PHP研究所)、『偉人の命日366名言集』『偉人の誕生日366名言集』(以上、日本地域社会研究所)など100冊を超える。

「2018年 『100年人生の生き方死に方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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