30代で差をつける「人生戦略」ノート―最短・最速で結果を出す「頭と時間」の使い方
- 三笠書房 (2007年9月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837922407
感想・レビュー・書評
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異常な生活も毎日続けば日常になる。
なんとも意味深な言葉。こちらの作家さんは12時間勉強、毎日資格を取るために勉強し続けたらしいんだけど、他にも学生が多数そんな状況で、最初は驚いたけど何日もやってるうちに日常になった。
という経験らしい。
そうか。そうなんだよね。汚部屋すらそうだよね。
12時間までの勉強時間はちょっと厳しいけど、毎日1時間ならいけそうだ。これ毎日とれたら試験終わったあともその1時間はなんらかの勉強に使い続けられるってことか!!!!と、思うとすごい習慣だ!と、感動しました。
ようは日々の努力と向上心か!!!!
それを持ち続けるのが何より大変なんだけどさ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルはなんだか物々しい感じだか、割にスマートな感じの仕事術の本。
自分で書き込めるようになっているあたりが、戦略ノートということだろうか。
サブタイトル的に表紙に書いてあるのが「最短・最速で結果を出す頭と時間の使い方」。
コンサルタント的な発想で日常の仕事を向上させたいという考え方の方には参考になるかもしれません。
向上心の高い男性サラリーマンにはお勧めできます。
僕はなるほどとうなずく部分もありました。
目から鱗という感じでもないところも良い読後感(o^-^o) -
・「モチベーションの高さ」と「価値を生み出す力」は比例する。
・「主体的」にかかわるほど仕事は面白くなる。
「あんなやり方は意味無いよな。なんでうちの会社はバカなんだろう」「よくやるよ。なんであんなにがんばっているんかね」などという人がいます。⇒当事者意識がない。「評論家」になってしまっている。
・「価値の高い仕事」に時間を投入せよ。⇒仕事のたな卸しをして、自分にだけしかできない仕事、付加価値のある仕事にしぼる。
・「TO DO」を書き出し、ターボを回せ。
1日の終わりに、翌日のTO DOリストを全て書き出して帰宅しよう。
・ホワイトボード活用で会議時間の効率UP
①ホワイトボードに書き出す項目
1.会議の目的・議論すべきテーマ ⇒着地点の認識を全員で統一
2.会議中に出すべき結論(ゴール)⇒着地点の認識を全員で統一
②1人1人の発言を書き出す
1.同列のテーマは箇条書きにして線で結ぶ
2.原因なのか、結果なのかわかるように矢印で結ぶ
3.同類のカテゴリーは線で囲み、グルーピングする
↓
論点のずれ、拡散を防ぎ、議論の背景、結論に至るまで共通認識がもてる
・全てにおいて「先手を打つ」
仕事が出来る人は、むしろ電話がかかってくることは少なく、自分のペースを維持しています。
・「今すぐやる」習慣が大きな差となる!
メールは見たらすぐに返信し、返事ができないなら見ない
・「威張ったら負け」を肝に銘じよ!
自分に自信が無い人は、威張ったり・自慢したりします。他人を認める「度量」をもつ。
・「ロジック」ではなく「ストーリー」で人を動かす。
人の行動を最終的に決定づけるのは「経済合理性」ではなく「感情」です。
どんなにファクトとデータで緻密に積み上げられた根拠、そこから導かれたロジカルな結論であっても、現場の腹に落ちない提案は、どんなにすばらしくても実行されません。ロジックだけでは人は動きません。
・進捗報告は、短く頻繁に、が原則。
・その他
とにかく行動
FACT(事実)と意見を区別する
批判をするなら代替案をだす
まずは相手の話を聞く