「夢」が「現実」に変わる言葉

著者 :
  • 三笠書房
3.73
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本棚登録 : 185
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837922919

感想・レビュー・書評

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  • 金言集ではあるが、ストーリーというよりも詩的な表現で、美しくはあるが腹落ち感は物足りなかった。

  • ●坂本龍馬は、携帯電話を持っていなかった
    ・・・坂本龍馬が活躍した時代には、電話すらありませんでした。にもかかわらず、全国の志士と親交を深め、新しい時代の幕開けのために、文字通り「命を賭けた」活躍をしたのです。自分がいま、いかに恵まれた環境の中にいながら、まだ何もしていないかということに気づき、坂本龍馬に「まだまだ本気じゃないね」と言われているような気がします。

    ●自分を小さくしているのは自分。自分を大きくするのも自分。
    ・・・人間が大きくなるとは、「できる」と思うことを増やすこと。小さくなるとは「できない」と思うことを増やすこと。「できる」と思うか「できない」と思うか、それは自分の考え方しだい。自分以外の他人が自分を小さくすることはできない。自分が大きくなりたいと思えば今ここで大きくなることもできる。

    ●目の前の小さなチャンスをつかむと、大きなチャンスがやってくる・・・誰にでも、目の前にはいくつものチャンスが隠れている。そのチャンスを活かしてみる。小さなチャンスに全力でトライしてみる。すると、小さなチャンスは大きなチャンスに声をかける。「君が探している人が、ここにいたよ!」小さなチャンスの後ろには必ず大きなチャンスが待っている。

    ●毎日同じ道を歩いても毎日違うことに気づくことができる・・・いよいよ自分のお店をもつという夢がかない、どんな看板にしようか考えながらいろいろな場所へ行ったら、とうとう自分のイメージに合う看板に出会った。そのとき気がついた、そこは毎日歩いている道だった。探しているものしか見つからない。

    ●他人を変える一番いい方法は自分を変えること・・・「自分」が見ているのは「他人」、そして「他人」が見ているのは「自分」。もし「他人」を変えたいと思ったら「他人」が見ているものを変えればいい、つまり「自分」。子供に勉強させたいときは仕事から帰ってきたら、興奮気味にいってみる。「あぁ、今日の仕事も楽しかったなぁ!明日も早く仕事がしたいなぁ!ワクワクして眠れそうにないなぁ!子供の頃、必死に勉強しておいてよかった~」

    ●成長するほど他人の長所が見えてくる・・・無意識でいると他人の「短所」だけが見える。意識して見ないと他人の「長所」は見えない。成長とは他人の長所から学び、感謝できるようになること。成長するためには相手の「長所」を探してみればいい。相手からなにが学べるかを考えてみればいい。きっとたくさん見つかるはず。そのうち、相手の短所も長所に見えてくるだろう。

    ●ありとあらゆることはやれない。その前に成功してしまうから・・・「いろいろやってみた」というとき、それらを書き出してみると、意外と少ないことに気づくだろう。まだまだ、できることはあるはず。考えれば考えるほど、新しいやり方が見つかるだろう。いろいろやってみたのにうまくいかないというのは、ありとあらゆることをやる前にやめてしまっただけ。

    ●感動した人は黙っていられない・・・人は感動するとその感動を誰かと分かち合いたくなる。一緒に感動できれば、感動の大きさは二倍になるから。

    ●最高の商品は社員の働く姿・・・すばらしい会社があるわけではない。すばらしい社員がいる会社があるだけ。

    ●「いままで」より「いまから」・・・「もう少し早く、このことを知っていたら人生が変わっていたかもしれない」と後悔するようなことがあったとしても新しい人生が今日からはじまる。「今日」とは常に自分らしく輝く新しい人生の最初の一日。

    ●いつかいいことは起きない。いいことは今日起こすもの・・・「いつか、いいことが起きる」と思って、待っていても、いいことは起きない。いいことは「起きるもの」ではなく「起こすもの」。いいことを起こすためには、夢を信じること、自分を信じること、自分の行動によっていい事が起きると思うこと。

    ●他人の幸せを考えるほど自分も幸せになる・・・自分が幸せになりたいならば他人を幸せにすればよい。他人の幸せを考えて、自分ができることを探して尽くすほど、自分のまわりが笑顔で満たされる。自分のまわりがすべて笑顔で満たされた人は幸せである。そして、そのうちに尽くすこと自体が、幸せであることに気が付く。自分が他人の役に立っていると実感すること。それこそが自分が生きている証。最高の幸せは、人と人との間にある。

    ●まわり道は必要な道・・・もっと近道があったのに、まわり道をして、やっとたどり着いた。ちょっと、損をした気持ち。でもそれって、損なのかな。近道の方が、損することはないのかな。一所懸命歩いた時間こそ、いろんなことに気づく時間。まわり道をして、いっぱい歩いてきたことで、実はたくさん得したのかもしれない。

    ●いまを幸せと思える人は10年後も幸せでいられる・・・収入が少なくても、幸せな人がいる。収入が多くても、不満ばかりの人がいる。幸せに基準はない。幸せは自分の思い込みにすぎない。つまり、自分が幸せと思えば幸せになる。「いつか」幸せになるのではなく、幸せと思うことを見つければ「いま」幸せになることもできる。

  • 一日一回、ランダムにでも開いて読みたい。
    読むだけじゃなく、体現しないとなぁとも思う。

  • 初めて読んだ時体中に電気が走った。
    とってもお勧め!

  • 心に響く言葉詰まっています。落ち込んでしまった時や行き詰まった時に力の源になるような一冊です。
    夢は考えると叶う確率が1%上昇する
    夢は人に言うと確率が1%上昇する
    夢は行動すると確率がどんどん上昇する

  • 福島正伸著「夢が現実に変わる言葉」三笠書房(2008)
    *話す言葉を変えると自分の行動、未来、そして人生が変わります。
    *はじめはたった一人でも強い意欲は伝播して、他人の意欲まで高めてしまう
    *「いかなる才能も努力には勝てない。」努力は才能のあるなしにかかわらず、やろうと思えばできるもの。
    *努力したくないとき人は出来ない理由を才能のせいにする、しかし、本当にやりたい夢があるとき人は出来ない理由を自分の努力がたりないだけと考える。
    *「後悔しない人生とは挑戦し続けた人生である」思い切ってやってみればたとえ出来なかったとしても納得がいく。出来なかった後悔よりやらなかった後悔の方がつらい。そもそも挑戦し続けている人に後悔している時間はない
    *「常に勝者にはなれなくとも常に勇者でいることはできる」勝ち負けにこだわるよりも生き方にこだわる。勝ち負けは結果。人の価値を決めるのは勝ち負けよりも生きる姿。困難があることがわかっていても、あえてそこに突き進んでいく人の姿にまわりの人たちは心奪われる
    *「決意をすると自分らしく自然になる」決意をした人はどんなに努力しても疲れない
    *「毎位置同じ道を歩いていても毎日違うことに気づくことができる」探している物があればみつかる。
    *「他人を変える一番いい方法は自分をかえること」

  • 結構有名な人だということで一読してみたが、あまりもともと熱くなることがないせいか、私には響く言葉があまりなかった。いくつかは、なるほどと思える言葉があったが、福島先生の講演などを直接聴かないといまいち伝わってこないのかなと思いました。
    人によっては響く人もいるので、ぺらぺらめくってみて、合うと思ったら買うのがいいと思う。

  • 『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』の著者の本です。

    言葉一言をテーマにその一言について簡単な解説文を付けた読みやすい本です。
    多分1時間弱で読みきれてしまう本です。

    でも、内容は非常に良いものであるかなと思います。

    「本気」「やる気」「魂」「壁」「生きる意味」の5つの章があり、それぞれにいくつかの一言を載せるスタイルとなっており、どのヒトコトも当たり前のように言われるヒトコトでありますが、簡単な解説文のところを、落ち着いて読みながら、自分に当てはめて考えると、自分を深く見つめ直すことができる。非常にいい本です。

    悩んでいる人、やる気が起きない人にぜひ読んで欲しい本です。
    ただし、読んでもダメな場合は、自分を深く見つめ直して、今の現状をどう捉えるかがポイントになりそうです。

    どのヒトコトもごく当たり前のことですが、これらの一言を受け入れられない状態になっているということは、何か精神的に問題になっていると思います。
    そんなかたは、ぜひ何もせずに、リラックスして、今の自分の日常を忘れ、気持ちが落ち着いたときに、読んでみてください。

    ちなみに、リラックスしていた私は、落ち着いてそれぞれの一言を受け入れることができました。解説文のところは、特に一言を受け入れやすいヒントが隠されていましたので・・・

    福島氏の本は色々と前向きにさせていただくことが多いので、これからも読まさせていただきたいと思っております。

  • 自分の内定に貢献した一冊。

  • 2009.03.20

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著者プロフィール

アントレプレナーセンター代表取締役。1958年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、さまざまな事業に挑戦し、1988年株式会社就職予備校(現・アントレプレナーセンター)を設立。代表取締役に就任。通産省産業構造審議会委員をはじめ、数々の委員を歴任。自立創造型相互支援社会を目指し、自立型人材の育成、組織の活性化、新規事業立ち上げ、地域活性化などの支援を続けている。これまで、25年以上にわたって、日本を代表する大手企業、ビジネススクール、全国の地方自治体などで、のべ30万人以上に研修、講演を行う。受講生からは、「人生が変わった」という声が多く寄せられる。「他人の成功を応援すること」を生きがいとしており、企業経営者など多く
の人から「メンター」と慕われている。著書は『メンタリング・マネジメント』(ダイヤモンド社)『リーダーになる人のたった1つの習慣』(中経出版)『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』(きこ書房)『僕の人生を変えた29通の手紙』(日本実業出版社)『僕はがんを治した』(WAVE出版)など多数。

「2021年 『新装版 真経営学読本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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