思考のチカラをつくる本: 判断力・先見力・知的生産力の高め方から、思考の整理、アイデアのつくり方まで (単行本)

著者 :
  • 三笠書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837925590

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    思考

  • 〇論理的に考える「思考のプロセス」
    三段論法に惑わされるな
    A→B,C→AならC→B:正しい
    A→B,C→BならC→A:間違い、だが気づきにくい

    論理的に正しいものと現実は異なる
    →論理的正しさのみに支えられているものは現実によって破壊されるもろさがある
    「人間が存在しているときは死はここにない。
     死がここにあるときは人間は存在していない。
     だから死は人間にとって無関係である」
    現実は死にじわじわと向かっていくことによる悲しみ、不安などが存在し
    無関係ではない。

    〇すべての「考え」は「言葉」から生まれる
    たくさんの言葉を知っているかどうかは、物事を考える際に大きな役割を果たす

    語彙・経験・想像力に加え、それらがミックスされて生み出される道理の力が
    判断できるようになるためには必要

    〇考えに行き詰ったとき、どうするか
    頭の中にあるものを書き出してみる
    感情を排除し、事実のみに注目する

    考えただけでは何も起こらない。
    考え抜いて結論に達したあと、現実にぶつかって失敗し、
    再び考え直してさらに行動に移していく。これを繰り返すこと。

    〇おわりに
    自分の頭には自分の帽子を乗せなければならない。
    他人の帽子では窮屈すぎる

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著者プロフィール

白取春彦(しらとり・はるひこ)

青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。哲学と宗教に関する解説、論評の明快さに定評がある。
主な著書に、ミリオンセラーとなった 『超訳 ニーチェの言葉』のほか、『頭がよくなる思考術』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、『この一冊で「聖書」がわかる!』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『行動瞑想 「窮屈な毎日」から自由になるヒント』(三笠書房) など多数。

「2023年 『超要約 哲学書100冊から世界が見える!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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