ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

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制作 : 大前 研一 
  • 三笠書房 (2006年5月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837956662

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ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代の感想・レビュー・書評

  • 田尻慎太郎先生 推薦

    いま私たちが欲しいのはアメリカでデザインされ中国で組み立てられているiPhoneだったりMacBookだったりするだろう。レッツノートを欲しいと思っている人は、果たして君たちの中に何人いることだろう?
    この事実は2つのことを示している。1つは工業生産(マス・プロダクション)の場所は時代とともにグローバルに移っていくということである。もう1つはデザインする力のほうが強い(=高収益を挙げられる)ということだ。
    かつてテレビの生産はアメリカで始まった。しかしより品質が良くて安いテレビを日本のソニーやパナソニックが作り出したことで、アメリカでのテレビ生産はほぼゼロになった。同じ事がいま日本と韓国・中国の間で起きている。歴史は繰り返すのである。工業生産だけではない。今やプログラミングをインドのプログラマーに任せた方が、ずっと安く優れたソフトウェアを作ってくれる。
    ダニエル・ピンクは、物事を効率良く生産することは左脳的能力(論理)と定義する。そして左脳的な仕事はどんどん賃金が安い場所に移っていくと考える。いま中国で作られているものも、10年後にはベトナムやラオスで作られているかもしれない。
    一方、これからの世界(特に先進国で暮らす人々)にとって大事なのは、感性を司る右脳の力だと言う。パターンやチャンスを見出す能力、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力などの「ハイ・コンセプト」と、他人と共感する能力などの「ハイ・タッチ」である。そうした力を身につけるためには、経営学を学ぶだけでは足りず、アートやデザイン、ストーリーテリングを身につけることが非常に大切なのである。いま嘉悦大学でもそうしたハイ・コンセプト的経営を学ぶ試みが少しずつ始まっているのだ。
    ダニエル・ピンクは他にも『フリーエージェント社会の到来』『モチベーション3.0』という時代の先を述べる世界的ベストセラーを書いている。いま起こりつつある社会の変化を知りたいあなたにオススメします。

  • 【第四の波、到来】
    1.「よその国、特に途上国にできること」を避ける
    2.「コンピュータやロボットにできること」を避ける
    3.「反復性のあること」を避ける
    ある日の日経記事、「コンピューターが仕事を奪う(下) -代替不能な能力こそ重要-革新的な発想育てよ」。
    1.ITは一部の人々の労働を完全に代替可能
    2.先進国の失業はITによる構造変化も要因
    3.「正解」のない問題に答える能力こそが重要
    言い古されていることかもしれないが、いわゆる「優等生」はコンピューターに置き換えられてしまう。

    【6つのセンス】
    1.機能だけでなく「デザイン」
    外観が美しく、感情に訴えかけてくるものを創る。「普通」は悪いこと。「オリジナル」であるかどうかを重視する。
    2.議論より「物語」
    情報があふれた今日、事実を提供する価値は低くなっている。そこで求められるのは、事実を「文脈」に取り入れ「感情的インパクト」を相手に伝える、物語力。
    3.個別よりも「全体の調和」
    ホワイトカラーの仕事がアジアへ流出し、ソフトウェアに取って代わるにつれ、「分析」より「統合(一見無関係に思える分野に関連性を見出す力)」、誰も考えなかった要素を組み合わせることで新しいものを創造する力が求められている。
    4.論理でなく「共感」
    「豊かさ、アジア、オートメーション」が進んだ今日、人々を動かす、他人を思いやる能力が大切。
    5.まじめだけでなく「遊び心」
    笑い、娯楽、ユーモアが、健康面でも仕事面でも大いに恩恵をもたらす。「わくわく」する。
    6.モノよりも「いきがい」
    何億もの人が日々の生活に苦しむことから解放され、より有意義な生きがい、すなわち目的・精神の充足が求められている。

    キーワード:「自分ならでは」って何だ?

  • お前の進む方向はそっちでいいぞ。と背中を押されたような気持ち。

  • ロジカルシンキングの先。右脳的思考の重要性。これをどう高めていくかの方法論について知りたい。

    『建築プロデュース学入門』の中で紹介。

    この本の中で紹介されている『脳の右側で描け』を読んでみる。

  • 数年前にも読んだ本だけど、今読んでも色褪せてない!いろんな本や体験をして、6つの感性を伸ばしていきたい。


    ~時代の流れ~
    18世紀:農業の時代(農夫)
    19世紀:工業の時代(工場労働者)
    20世紀:情報の時代(ナレッジ・ワーカー)
    21世紀:コンセプトの時代(創造する人、他人と共感できる人)


    「左脳主導思考」の重要度が低くなり、「右脳主導思考」の重要度が増す原因として【3つの要因】
    ①過剰な豊かさ
    ⇒物質的ニーズは満たされ、感情面を重視する傾向が強まり、物事の意味への追求に拍車がかかった。
    ②競争相手
    ⇒アジアの国々で安いコスト
    ③代行
    ⇒上記の国々に仕事を奪われている


    今の仕事をこのまま続けていいかの3つのチェック
    ①他の国であれば、もっと安くやれるか?
    ②コンピューターなら、これをもっとうまく、早くやれるか?
    ③自分が提供しているものは、この豊かな時代の中で需要があるか?

    これから求められる「6つの感性(センス)」
    ①デザイン
    ⇒機能だけではなく、感情に訴えかけてくるもの
    ②物語
    ⇒相手を納得させる話ができる能力
    ③全体の調和
    ⇒ばらばらなものをひとつにまとめる能力、総括力
    ④共感
    ⇒何が人を動かすのかを理解し、人間関係を築き、他人を思いやる能力
    ⑤遊び心
    ⑥生きがい

  • おそらく3度目の読了。
    「コンセプトの時代」を生き延びるため、デザイン、物語、調和、共感、遊び、生きがいの6つの能力を磨く必要がある。
    これからも定期的に読んで人生のエンジンとしたい。

  • ハイ・コンセプトとは、芸術的・感情的な美を創造する能力、パターンやチャンスを見出す能力、つまり右脳での思考である。 今後、ビジネスにおいて経営を左右するのは、自分自身の仕事が①豊かさ②アジア③オートメションに取って変わられるのであれば、期待出来ない。 そう、次の時代は、右脳が支配する世界に取って変わられる。

  • 『モチベーション3.0』などで知られる、ダニエル・ピンク氏の著書です。原著が2005年の発行と少し古いのですが、この本をテーマとした勉強会があると聞いて、手に取ってみました。残念ながら勉強会のほうには都合がつかなくなってしまったのですが、書籍は十分に読む価値があったといえます。

    まず衝撃的だったのが、社会のIT化とグローバル化にあわせて、自分たちの仕事が価値を失っていく、という事実を突きつけられたことです。それは私が勤めるIT業界、システム開発の仕事も例外ではなく、コストの安い外国と競争できるのか、その仕事自体がITに取って代わられないか、と考えていくと、いずれコスト競争に陥り、仕事に対する報酬がどんどん下がっていくことになります。
    勤め先で、社長が労働集約型の業務にならないように常に意識していく、といった趣旨のことを繰り返し話していますが、まさしくこのことにあたるかと思います。「労働集約型」という言葉がまだ自分の中で咀嚼できていないのですが、辞書的な意味では人間の労働力に対する依存度が高い状況のことで、働く側も楽ではないし、いつシステムや低コストの労働者に置き換えられるかわからない、という不安の中で働くことになります。

    よく言われるのが、新しいことを考えることは機械にはできないわけで、その部分を人間が仕事にしていく必要がある、となります。本書にはその方法として6つのコンセプトが示されており、これからの働き方を考える上での重要な指針となります。
    本編は導入として人間の脳の構造を扱うのですが(ここだけ見ていると訳は大前研一ではなく、茂木健一郎かと勘違いしてしまう(笑))、美的センスや感情を司る右脳の力を、もっとビジネスに生かしていくことが求められています。
    6つの「ハイ・コンセプト」は、左脳優位な考え方だけでは決して達成できず、右脳優位の領域を生かしていくものとなっています。つまり仕事で成功する方法は論理や数式によってマニュアルが作れるものではなく、誰かの示した方法に従うだけではダメだということになります。

    (1)機能だけではなく「デザイン」、(2)議論よりは「物語」、(3)個別よりも「全体の調和」、(4)論理ではなく「共感」、(5)まじめだけではなく「遊び心」、(6)モノよりも「生きがい」。
    こうやって並べると、先日この世を去った、あるIT起業家の名前が浮かんできます。
    その人物、スティーブ・ジョブズ氏は、iMacやiPhoneといった独特なデザインの製品を次々と発表し、低迷していたアップルの業績を世界一のレベルまで引き上げました。また、自分たちの製品に物語を与え、ユーザーがアップル社の製品を使うことでステータスが高まるように仕向けました。もちろん競合他社が現れるのですが、デザインや物語性の部分、そしてユーザーへの共感という部分で、アップル社とは大きく水をあけられていると感じます。

    各章末には6つのコンセプトを手に入れる手がかりとなるサイトや書籍、考え方などの情報が出ています。英語のサイトが多いのでどこまで参考にできるかわかりませんが、考え方などは意識していくことはできそうです。

  • 衝撃的一冊。人生のバイブルたりえる内容。常に手元に置いておきたい一冊。右脳と左脳のキャッチボールによる自己確立は今後の自分の方針ともシンクロする。

  • ①この仕事は、他の国ならもっと安くやれるだろうか
    ②この仕事は、コンピュータならもっと速くやれるだろうか
    ③自分が提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を満足させられるだろうか
    という問題定義にぐっときた。
    自分が提供しているものってなんだろう。
    そこがあいまいだから仕事もなぁなぁなんだろうな。
    何を提供できるのか、何を提供していきたいのか考えないと。

    そしてこれからは右脳を使った能力が求められるって。
    以下6つの感性。
    ・機能(実用性)だけでなくデザイン(有意性)
    ・物語ー人はSTORYによって理解する
    ・バラバラの断片をつなぎあわせる調和
    ・論理ではなく共感
    ・まじめだけでなく遊び心 ーリーダーに求められる
    ・モノよりも生きがい
    これが本当なら自信になるわw
    designの勉強しようって思った。

    あと、やっぱmulti playerじゃないと生き残れないって。
    働いてから得意なことは得意な人に任せた方が効率いいしお互いhappyって思ったけど、出来ることは増やさないとね。
    視野も狭くなるし調和・統括できなくなっちゃう。
    ちょうど上司にも言われたばっかだったから、やっぱりそうなんだって思った。
    いい変化は大事だしねー

    H.Pinkのtwitter登録しちゃった!w

    後大前さんの訳もすごく分かりやすくてやっぱこの人すごいって思ったのと、原書読めなきゃなーって。

  • PCが出来ない、人間だけが出来る能力を磨く事で
    時代をうまく切り抜けられる、そしてその具体的方法を示した本。

    1.「機能」だけではなく「デザイン」
    「機能」だけなら、PCが勝手に仕事をしてくれる。
    成熟した消費者は、+αの付加価値が必要。
    デザインはデザイナーだけが極めればいいものではなくなる。
    感性・右脳を動かそう。
    ★優れた交響曲を聞く
    ★自分の興味以外の雑誌を読む
    ★本や雑誌で出会った良い比喩表現をメモする
    ★インスピレーションコラージュボードを持つ

    2.「議論」より「物語」
    脳はストーリーがあるものなら、頭に入りやすいようにできている。
    ばらばらの個々の現象ではなく、ストーリーを持たせよう。
    ★安さだけを売り出す広告ではなくストーリーで差をつける

    3.「個別」よりも「全体のシンフォニー」
    PCは、ばらばらの物事をひとつに組み合わせる能力はない。
    ★マルチタスクが出来る人。発明が出来る人。巧みな比喩が作れる人。
    ★自分自身をテスト(EQ、SQ:tinyurl.com)

    4.「論理」ではなく「共感」
    PCは共感と、話を聞いてアレンジすることが出来ない。
    ★カウンセラーなど

    5.「まじめ」だけでなく「遊び心」
    PCはユーモアを持てない。
    ユーモアがもたらす、ビジネスへの効果。
    ★最近、社員のために手品師などを雇う企業もある

    6.「モノ」よりも「生きがい」
    結局、人間、ものがあって必ずしも満足する、わけではない・・
    「生きがい」があることが、人間の生きれる最低条件・・・だそう。
    ★自分の強みを発揮すれば、人生の主な満足感が得られる。
    ★自分の90歳の姿を思い描く。
    →何を達成したのか?後悔していることは何か?
    もし10年しか生きられなかったら、今の仕事を続けているか?
    ★モノではなく、経験にお金を使え
    ★文化を作る人か、文化を消費する人になろう

    以前からすごく気になっていた本で早く読みたいと思っていたんですが、
    久々に本当に読みごたえありすぎる本でした。
    Amazonでも4つ星評価が多いです。

  • 体力→知識→想像力の時代への転換

    この様な状況が進んでいく21世紀にまともな給料をもらって、良い生活をしようと思った時に何をしなければならないか・・・

    答え:「6つの感性」を磨かなければならない。
    ①「機能」だけでなく「デザイン」
    ②「議論」よりは「物語」
    ③「個別」よりも「全体の調和(シンフォニー)」
    ④「論理」ではなく「共感」
    ⑤「まじめ」だけでなく「遊び心」
    ⑥「モノ」よりも「生きがい」
    以上6つの感性を磨き上げていくことで、これからの「ハイコンセプトの時代」で良い生活を送ることが出来る。

  • アーティストになりましょー。
    好きなことを仕事にしましょー。埋もれずに成長しましょー。
    色眼鏡をはずしましょー。あるがままを見ましょー。
    友と語らいましょー。
    意味を見出しましょー。時にはレールから外れましょー。
    お笑いを追求しましょー。好奇心を持ちましょー。
    人生を、楽しみましょう。

    この本の珠玉のメッセージ。
    詠むべし!!

  • 今後の変化を見据えて考えなければならないアイデアのヒントが伝えられている。
    ①この仕事は、他の国ならもっと安くやれるだろうか?
    ②この仕事は、コンピュータならもっと速くやれるだろうか?
    ③自分が提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を満足させられるだろうか。
    この3つの質問は成功者と脱落者とを分けるしひょうとし、全体思考と共感の重要性を説いた。
    2006年に日本で発売されているが、当時読んだら私はこのアイデアを理解できなかっただろうと思う。

  • 10年前に出版された中途半端に古い本。
    冒頭、「これからはカンニングOKの社会」という言葉にハッとさせられた。たしかに現代はそうなっているかも!そして、おそらく「カンニングOK」には絶対に変えられないであろう、日本の教育現場に絶望を感じる。少なくとも、10年たってもまだ「カンニングOK」ではない。

    内容は「これからはデザインの時代だ」「デザインで他社と差別化する」「デザイナーの価値は高くなる一方」的なデザイナーには耳さわりが良い言葉が事例とともに書かれている。で、2017年のいま、読んでみて「ああ、過ぎてしまった時代のことだな。」という印象。
    おそらくこの本が出版された時に触発されて、ここに書かれているような「問題解決型のデザイナー」になった人たちは、格差社会の上の方でバリバリ仕事をしてきたのだろう。本当の「問題を解決するためのデザイン」じゃなくて、見た目とか小手先の「デザインという名前の過剰装飾や小変更」を繰り返してきた「デザイナー」も大勢いたであろう。こういった人達が作った「デザイン」の時代は終わりを迎えている。時代は変わって、人生に必要な「もの」はそれほど多くない。「もの」より体験。といわれる現代。「デザイン」で差別化は難しい気がする。これからのデザイナーはどうあるべきか、考えるためにはちょうどよい内容だった。

  • 読書会に参加するために購入し、読破。書いてある内容はいたってシンプルで当たり前のことだから、非常に内容が入ってきやすい。
    でもこれを2005年に出版してるということ自体が凄いことなんだろーなー。

  • 大きな時代の流れの中で、今起こっている変化はどういったものなのか?
    大きな変化?小さな変化?チャンス?リスク?

    世の中の何かが変わっていこうとしていて、自分が次第に取り残されていきつつあるという気はしている。
    自分自身の目の前のこと、自分のこと、趣味のこと、仕事のこと、日々のこと、家族のこと、友人のこと、それだけでも十分に楽しめる日々を送っているからだろう。ゆえに危機感は薄い。そして60歳になった時、時代遅れの人なりに、最期まで乗り切れるんじゃないかという気がしている。
    日本。島国であり、独自の文化、言語を持つ。日本人であることが、日本でビジネスができる一番の強みでもある。私が60歳になったとき日本の人口はどれだけのものなんだろう。ふとGoogleで検索をしてみる。1億人はいるようだ。マーケットサイズは問題無し。仕事はあるだろうか?確かにこの点リスクはある。今や街中で働く海外の人を見ない日はない。また海外への外注もそれなりには進んでいる。ただ彼らができる仕事と、私がやりたい仕事の領域は重なってはいない気がする。その点、自分自身の仕事スキルさえある程度磨いておけば十分対応もできるのではないだろうか?この点について英語という成果中のだれもが使える言語を利用している先進諸国と比べると、日本語という独自の言語が守ってくれている気がする。

    と、なまぬるい気持ちを持っていたりもする。日本人でよかったーとも思ったりする。それだけで十分に優位性が働く小さな井戸があるからだ。そしてその井戸はそんなに悪くない。井戸をでて、インターナショナルな環境で仕事を持ち生活していくことはエキサイティングであり、過酷だ。本当に食うか食われるかの世界だろう。

    そのときはじめて、このハイコンセプトのコンテンツの価値は輝きを増し、危機感を持ち、この6つのセンスを懸命に磨きながら日々を戦っていくことになるのだろう。本を読む心構えが、日本人の自分と、著書が爆発的に売れたアメリカ人で違うという点についてここまで長々と綴ってきた。そういったずれのような違和感を少しだけ持ちながら読んだということだろう。
    ただ内容自体は面白い。6つのセンスが活かされた商品やサービスの成功事例をいくつか思いつくことができるし、そういったスキルがある人の顔を思いつくことができる。これについて、もっと学んでよりよく生きてみたいという知的好奇心の動きだしには効く。ではそのスキルをどう学ぶかについては紹介される本、WEBサイト、ワークショップなどへということになる。少しだけでもヒントをくれたら助かるのにね。それでも面白そうなので1ヶ月1スキルくらいでしっかりと学んで意識して挑戦してみようかなとも思っている。

    以下は6つのスキルについてのメモ(Ponintと自分として何ができるかについて)

    ”デザイン”
    実用性に加えての有意性という価値観を認め、生み出す、受け入れる。
    いいものをたくさん感じる機会を設け、有意性を知る。

    “物語”
    論理だけではない。物語で人を納得させる。
    >よい物語を読む。よい物語を聞く。
    >物語の構成を知る。
    >コピーの可能性についても考えてみる。
    >日々物語る。
    >ミニミニ短編小説を書く。

    30days
    ・物語の文章構成についての読書
    ・コピーについての読書
    ・よい文書についての読書
    ・いい小説を読んでみる
    ・ミニミニ短編小説


    “調和”
    交響曲を聴いてみる
    絵を書く
    いい例え話をまとめる

    30days
    ・脳の右側で書いてみる
    ・モーツァルトを学ぶ


    “共感”
    人の心を知る努力をする
    表情を読む
    話を聞く

    30days
    ・人の表情を読み取れるかについて読書
    ・マインドリーディングについて読書
    ・EQをテストする。



    “遊び心"
    笑い、快活さ、ユーモアを学ぶ
    出来事をまとめる
    ... 続きを読む

  • 部分的に冗長だったり何が言いたいかわかりにくい部分があったりするが、基本的には「昨今のビジネスの現場で重要だと言われていること」が網羅的に、しかも端的にまとめられている一冊と考えておけば間違いない。情報化社会の次に来る社会……すなわち、すべてのルーティンワークがコンピュータと発展途上国の安価な労働力に奪われてしまう未来において、それでも「金を稼ぎ続けられる人」の条件と、そのために必要な能力を大きく6つに分類して紹介している。今後も仕事を続けようと思うのであれば、一度は読んでおいて損はない。

  • まあ、普通のことが書かれていて、2016年には古い本。
    他にも良書あり

  • ☆これから求められる6つのセンス
    ・デザイン
    ・物語
    ・全体の調和
    ・共感
    ・遊び心
    ・生きがい
    ☆これからの成功者と脱落者を分ける3つの自問
    ・この仕事は、他の国ならもっと安くやれるだろうか?
    ・この仕事は、コンピュータならもっと速くやれるだろうか?
    ・自分が提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を満足させられるだろうか?

  • 十数年前に読んだダニエル・ゴールマンの「[http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062080486/250-5045663-9647462?v=glance&n=465392:title=EQ―こころの知能指数]」に非常に似た印象を受ける。内容はしごくまともで私が常日頃思っていることと同じようなことが多く語られていると思った。アメリカはマニファクチャーを日本に持っていかれ、ITをインドに持っていかれた。では次なる拠り所は何か?

    あらゆる商品は世の中に受け入れられた時点からチープ化しコモディティー化する。もはや機能や値段では勝負できなくなる。最後に残る差別化はデザインのように人間の感情に訴える「質」であり「経験」である。ダニエル・ピンクはそれらを「ハイ・コンセプト」という概念でくくる。これまでの論理中心だった「左脳型」から感性を操る「右脳型」への転換が一つのキーポイントになる。

    「ハイ・コンセプト」を磨く具体的方法が模索される。そのためには「6つのセンス」を磨くこと。6つとは…
    +デザイン
    +物語
    +調和
    +共感
    +遊び心
    +生きがい

    結構具体的な事例を盛り込んでいるが、アメリカで何が流行しどんなカラーのメディアがあるのか知らない我々にはいまいちピンと来ない部分が多い。この辺は日本版に作り替えて例を提示してくれないとダメだ。

    訳者の大前研一は筋金入りの左脳人間なのではなかったのか思う。勝手な推測だがダニエル・ピンクも同じコンテキストの人のような気がする。そういう人が右脳型への転換を言い出すのにはちょっとうさんくささを感じないわけでもない。

  • 1.よその国、特に途上国にできること
    2.コンピュータやロボットにできること
    3.反復性のあること
    を避ける。
    第一の波:農工社会。
    第二の波:産業社会。
    第三の波:情報化社会。
    第四の波:コンセプチュアル社会。
    コンセプチュアル社会とは、既成概念のとらわれずに新しい視点から物事をとらえ、新しい意味付けを与えていくという社会だ。
    指導要領があるようなものは、中でも一番先に淘汰されるであろう。
    これからの世界で成功を収めるうえでカギを握る要素は変わりつつある。未来をリードするのは、何かを建造できる人や他人と共感できる人、パターン認識に優れた人、そして物事に異議を見いだせる人である。つまり、芸術家や発明家、デザイナー、ストーリーテラー、介護従事者、カウンセラー、そして、総括的に物事を考えられる人である。
    仕事上の成功を収められるか、生活に満足を得られるかは「六つのセンス」に大きく左右されるようになる。「六つのセンス」とはデザイン、物語、調和、共感、遊び、生きがいだ。
    新しい時代を動かしていく力は「ハイ・コンセプト」である。アイコンセプトとはパターンやチャンスを見出す能力、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話のできる能力、一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力、などだ。
    豊かさのおかげで、多くの人の物質的ニーズは過剰なまでに満たされた。それによって美しさや感情面を重視する傾向が強まり、物事の意味への追求に拍車がかかった。
    デザイン雑誌を読むと、デザインに対する感覚が鋭くなるし、インスピレーションも得られる。
    あなたは石の下に隠された、誰かほかの人が書いた人生の意義を見つけ出すわけじゃない。自分自身の内側から人生に意義を与えることでしか、それを見出すことはできないのだ。(ロバート・ファイアストーン)
    モノではなく、経験することにお金を使え。
    「優れた交響曲」は良い。(ベートーベン「交響曲第9番」、モーツァルト「交響曲第35番(ハフナー)」、マーラー「交響曲第4番ト長調」、チャイコフスキー「祝典序曲(1812年)」、ハイドン「交響曲第94番ト長調(驚愕)」)

    オススメ本
    成功ルールが変わる」
    ネクスト・マーケット」C・K・プラハラード(英治出版)
    夜と霧
    世界でひとつだけの幸せ:ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生
    フロー体験:喜びの現象学
    このつまらない仕事を辞めたら、僕の人生は変わるのだろうか?
    心はマインド 「やわらかく」生きるために
    ダライ・ラマ こころの育て方

  • 1デザインの意義は言葉では表現しきれないアイデアや感情を相手に伝えること
    よのなかには3種類の人がいる。文化の創造者、消費者、文化など意に介していない人。最初の2種類のどちらかになろう。
    生活で最も重要なのは経験である。アイデアの交換が本来の人間のあり方だ。
    2 議論より物語。➡事実は無料で手に入れられるようになった。
    事実を物語にできる力が必要だ。
    要約する、感情に訴える
    いつでも自分の人生を物語として語れるようにしよう!!
    他人に共感でき、善意のある人に、患者と人間関係を結ぶための良いスキルが身につく
    3つの大事な要素
    1境界を自分で超えていく人=マルチな分野を結び付けられる人
    2何か発明できる人
    3巧みな比喩が作れる人
    共感力
    生きがい
    幸福の要因・・満足のいく仕事に従事すること、ネガティブなことを避けること
    結婚、豊かな社会的なネットワークを築くこと、感謝、楽観主義、許すこと
    大して重要でないこと・・・お金、高い教育、快適な気候で暮らすこと

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