「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本)
- 三笠書房 (2015年1月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837957553
作品紹介・あらすじ
『ニューヨーク・タイムズ』紙、本のベストセラー第1位!
「アマゾンUS」売り上げ第1位!
脳がじわじわ炎症を起こし、壊れていく……
それは、あなたが「いま食べているパン」が原因だとしたら……。
なんと、日常的に私たちの食卓に上っている炭水化物と糖質
(小麦粉、パスタ、シリアル、、フルーツ、砂糖など……)が、
脳の不調や病気を引き起こしているのだ。
◎アルツハイマー病(認知症)
◎記憶障害や脳の機能低下
◎うつや精神的な問題
◎糖尿病
◎偏頭痛
◎不眠
◎肥満
◎ADHD ……
これらはすべて、炭水化物と糖質のせいかもしれない。
本書では、たった4週間で炭水化物をデトックスするプログラムを提供。
脳と体が、穀物という“麻薬”に冒された細胞から、ヘルシーで若々しい
細胞へと書き換えられ、見違えるようにイキイキとした人生が手に入る!
感想・レビュー・書評
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ほぼ40年近くパン好きな母に影響を受け、パン、パン屋巡りが大好きな人生だった。
20代の頃から始まった喫煙、頭痛、鼻炎、感情の浮き沈みのコントロールができないことや集中力の欠如など悩みがつきなかった20代、30代を過ごして辛かった。身体の関節などの手術をきっかけに禁煙、パン、グルテン摂取を極力減らしてみた。
1週間で効果現れる!慢性的な鼻汁が止まり、まず感情の起伏がなくなる。こんな疲れない身体はない、とかれこれ3年間パンは絶ち大好きな焼きそばも辞めたら、資格試験に毎度合格できるような集中力や身体の負担がみるみる消えていた。
10代の頃に事故で負った傷と一生一緒に生きていかなければならない私には本当に人生を変えるきっかけの1冊。
これからも、認知症にならないよぅに脳を健康につくっていくための教科書にしたい。
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「パンが好きだ~!」
と、日ごろから食べまくっている私が読むのを躊躇していた本。
ジョコビッチの著書で有名になった「セリアック病」(体内で起こるグルテンに対する自己免疫疾患)
でも実は、セリアック病と診断されていない人にとっても、穀物(炭水化物)こそが脳を老化&殺すというのがこの著者の主張。
「いやいや~だって人類は穀物を食べて今世紀まで生き延びてきたんだからそんなハズないじゃん」
なんて反論は真っ先に挙がる。
「いやいや。その結果として糖尿病や認知症やうつ病になる人が増えたでしょ!」
というのが著者の反論。
炭水化物や糖質を減らしてその分たんぱく質と良質な油をとる(&睡眠と運動)ことで身体の機能を理想的に保つことができるとのこと。
ふ~んと読んでた私ですが、読んでたら、だんだん洗脳されてきて炭水化物減らしてみようかしらんと…。
いや~だってね、読んでたらなんか当てはまるようなことが多いんだもん。
糖尿病も怖いし…。
とりあえず…パンとパスタとシリアルやめてみようかな…。
あらっ!私、めちゃくちゃ影響されてる!? -
読むのには時間がかかった。でも明日からグルテンフリーに挑戦してみる〜騙されたと思って、まずは1ヶ月〜
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炭水化物を減らして脳を最大限利用したいと思った。グルテンがそんなに悪者と知らなかった。。
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パンさえあれば‥‥と思うくらいパンが大好きな私にとって、このタイトルは衝撃。
パン、麺、日常的に結構な割合で摂ってきたな、とこれを読んで反省。
やっぱり日本人だし、主食を米に少しずつスライドしていこう、と今までの食生活を悔い改め、食い改めることにしました。
グルテンや糖が脳に及ぼす影響がつづられていて、自分の食生活を振り返るきっかけになりました。
でも、グルテンが脳の色々な抑制力を妨害しているとは知りませんでした。自分が頭痛もちだったのも、これが一因かも。
その他、悪役として知られているコレステロールも一定の働きを担っているので、排除しすぎは良くないなど、目からウロコな話もたくさん載っていました。
しかし、要は、同じ食材を食べ続けることがダメだ、ということなのかも知れません。それぞれの食品、食材には多面性があるのだということ。
一面性の良い効果だけ見聞きして、情報に躍らされてその食品を取り続けると、他方面から見たリスクが出てくる可能性も。
万遍なく色々な食材を取り、リスクを分散させようと、思いました。
中身は専門的で難しいところもありましたが、そういった箇所は、ひと回り小さな字で書かれているので、飛ばして読むことで概要を知ることができるところが、この本の良いところだと思います。 -
腸が大事、そのためにどうしたらいいかの本を探しているときに図書館で見つけた脳のための本。
グルテンに耐性がない(弱い)人向けの本なのかもしれないが、いろいろと考えさせられる内容だった。
どうしよう、ご飯&パン大好き人間なんですけど…。
少々読みにくいので星3つなのだが、どれだけグルテンが脳に悪いのかががっつり書かれている。
全粒粉ならいいと思っていたのだが、それもダメ。
グルテンは脳で炎症を起こし、認知症を引き起こすそうだ。
また糖質もダメ。今すぐ砂糖やはちみつ、じゃがいもやとうもろこしを処分しよう、と。
でもあれダメこれダメと言うだけでなく、具体的に食べていいもの・いけないものが書かれていたり、著者おすすめの「食事・運動・睡眠」の4週間プログラムも掲載されている。
プログラムはレベルが高そうな内容だが、グルテンや糖質がどれだけ脳に悪いか、将来どんな病気を引き起こすかを知った読者はきっと「できるところから始めよう」と思うのではないだろうか。
自分も、とりあえず明日からご飯はお茶碗に8割にすることからやろう。サプリメントも探してみよう。
そしてグルテンフリーも少しずつやっていこうと思う。 -
・ざっくりと、「糖質は危険です」というお話。
・食べていいのは、動物性タンパク、脂、野菜など。