自分の時間 (単行本)

  • 三笠書房
3.40
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837957645

作品紹介・あらすじ

◎イギリスを代表する作家による、時間活用術の名著
「人生をよりよく生きるための時間の使い方」を説いた、本書の普遍的なメッセージは、
時代や国境を越え、これまで多くの知識人に影響を与えてきた。
「朝目覚めると、あなたの財布にはまっさらな24時間が詰まっている」
「仕事以外の時間の過ごし方が、人生の明暗を分ける」
「1週間を6日として考えよ」「習慣を変えるには、小さな一歩から始めよ」
「1週間のうち90分は自己啓発のために充てよ」「計画に縛られすぎてはいけない」…
などの具体的な時間活用のヒントは、多忙を極める現代人にこそ心に響く内容だろう。
いつも「時間が足りない」と感じている人にもおすすめの1冊。

◎佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)推薦
「時間を征する者が人生の成功をつかむ。
ベネットがこの本ですすめる方法をいくつか実践するだけで、あなたの人生は確実に変わる」

感想・レビュー・書評

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  • この本は、著者のアーノルド・ベネットにより20世紀初頭に書かれたものです。
    現代まで生き残った古典であり、世界中の一流人が刺激を受けた、幸福に生きる「時間術❕」が書かれています。
    忙しくて自分の時間がとれない現代人こそが読むべき一冊です❕
    ぜひぜひ読んでみて下さい。

  • 自分のやりたいことが明確になっている人は、1日のうち、そのやりたいことに当てる時間をどれくらい作っていますか?
    10分、30分、1時間、どれくらいの時間を1日のどの時間帯に取り組みますか?
    1日の時間の使い方を考えることは、自分自身をデザインすることに等しいのだ。
    漠然とした時間を過ごせば、漠然とした自分にしかなれない。
    1日過ごす時間をどう使うかは、自分次第。時間の使い方という言葉をよく口にするものの、実はとても大切な選択をすることだということなのだ。しかし、そこまでの思いにまでおよんでいなかった。
    毎日の繰り返しが自分を作っていく。そのことを思い起こさせてくれる本。1912年に初版として出版された書籍だが、現在も、またこれからも読みつがれる一冊であろう。

  • 朝起きたら真っ白な24時間、前借りはできない
    誰にでも平等にあるもの

    本を読むだけでなく、内省する
    思考を集中して、コントロールできるようにする

    短い時間で読める本でしたが、時間の大切さを再度感じられる本です

  • 「朝目覚める。するとあなたの財布には、まっさらな24時間がぎっしりと詰まっている」120年前に書かれた本ではあるが、現代でも多くの人から支持されている本である。実に興味深い内容。その24時間は富む人だけではなく貧しい人にも平等にある。その時間を有効に活用するためのハウツー本。仕事を終えた残りの時間こそが、自分にとって最大の有効に使える時間。毎日の怠惰に消化している時間を改め、ささやかな目標を設定しそれを継続していく事が大切だと思った。 今、二回目を読んでいる最中。


  • 2時間あれば読破できる。
    絶賛時間の無駄遣い中の自分にはチクチクと突き刺さる内容。
    100年ほど前に出版された本らしいけど、まったく色褪せてない。
    時間の使い方を変えるためのあれこれが書かれている。
    サクッと読め、今すぐ実践できるような内容なので実用性が高い。

  • 本屋で進められていたので購入
    古典と呼ばれるような古い本だとは知らなかった
    現代にも通じるような話がちらほら
    1つ1つの読書を大切にせずにするのは意味が無いというのは響いた

  • それぞれの項目が短くまとめられているので、すらすら読めた。
    ただ、現段階ですんなり入ってこないところもあったので、後々読み返したら新たな気付きを得られるような気がする。
    いかなる人も一日は24時間であり、その24時間をいかに活用するか、を考えていたときに出会った一冊。

  • 読みやすい!サクッと読めます!

    たしかに、時は金なり。
    とは言うけども、
    時は一人二十四時間平等に与えられて、
    先に使うとか、後に残すとかはなく、
    今、1秒1秒刻まれてるもので、
    その1分1秒になにをするか?
    何を考えるか?
    で、大きく変わる。

    お金は使っても稼いだり、貰うこともあるだろうけども、
    時間たくさん使ったから、二時間ください。

    ってできないのよね。

    あと一時間あればこれできるのにー!!!
    って思っても、限られてるんだよね。時間っていうものは。
    頑張っても手に入るものじゃないからこそ、
    よく考えて使え!
    うまく使え!
    無駄にするなー!って言う本かと思いきや、
    時間の損だけやめたげて。
    みたいな、笑
    そりゃ勿体ないょ。みたいな。

    そんな感じの一冊でした。
    時間とお金。
    なんとなく同じく考えがえちだけど。

    たしかに性質は全く違うな。

    と、思った一冊でした。

    #お金と時間
    #時は金にならん
    #時
    #みんな平等
    #金持ちも貧乏も
    #若者も年寄りも
    #使い方
    #間違うな
    #時間損
    #もったいない
    #なるほどの本
    #読みやすい

  • 時間を有効に使いたい

    時間で金は稼げるが、金で時間は買えない。
    時は金以上に貴重である。
    全員に24時間、平等に与えられている。
    過ぎ去っていく時間をどのように浪費するのか。
    朝の1時間は、夜の2時間にあたいする。早起きしろ

    「時間があれば〇〇ができるのに」「仕事が忙しい」
    まずはちょっとでも良いから手をつけよう。
    知的好奇心は読書で埋めれる

    「明日やろうはバカやろう」
    時間は前借りできない。明日もまっさらな状態で来る。
    なので、これまでの過ごし方は関係なく、いつでも新しく挑戦すればいい。
    スケジュール帳を丁寧に書いて、具体的に計画するのは失敗する人だ。達成できるという期待感だけが高まり、実行すると疲れてしまう。小さくて良いからすぐに始めること。
    小さな成功を積み重ねることが一番大事。

    1日の1/3を占める仕事を楽しんでる人は少ない。
    にも関わらず、仕事の時間が人生で1番大切だと思ってる。
    他の2/3の時間をなおざりにしている。
    仕事が10時間あるとして、残りの14時間を充実した人生のために使う意識を持つ。
    電車を待つ5分でさえ、時間という資産は奪われている

    仕事が終わった時、実は疲れていない。
    用事がなければ、動画やSNSを見てダラダラ過ごす。
    用事があれば、充実した時間を過ごしている。
    まずは、週3回でいいから90分間意義のある事をしてみる。好きなことや読書、勉強など。

    習慣を変えることは大変。大きなことを変えようとして、失敗すれば自尊心が傷つく。
    ほんとに小さなことをちょっとずつ変えよう。
    変化を起こす時は、何かを犠牲にする。(無駄な時間)

    思考・脳みそ・集中力を支配する。
    感情や集中力はコントロールできる。
    ものを考える機械(脳)を訓令、トレーニングする。
    朝の通勤時間やふとした時に、1つのことを考え続ける。(小説の一節や哲学など)

    幸せになりたいなら、まずは自分と向き合おう。
    何が幸せか?生活信条は?価値観や行動指針など。
    理性的に生活しよう。日記で1日を振り返ろう。自分自身の内面を映すように振り返ろう。どう感じたかなど

    後半は、海外視点の「この本を読むべき」的な内容が多くて、参考にならんかった。

    とりあえず、時間を有意義に使おうってことやな。

  • 【読書メモ】
    イギリスを代表する作家アーノルド・ベネットによる時間術の本
    原著は20世紀初頭に書かれたものではあるが、基本的な内容は現代も十分通じる内容である
    (だからこそ現代でも読まれているわけだが)

    とはいえ具体的な話としてはやはり現代とは異なるところはあるかな
    あくまで考え方の古典的作品として読むくらいでよいかと

    【参考になった点】
    ・夜つかれて何もできないなら疲れる前の朝にする
    ・人生のすべては時間の利用の仕方次第
    ・初めから多く企てない
    ・仕事と睡眠を除いた残り8時間は何をしているか
    ・仕事時間の1日、仕事以外の時間の1日
    ・毎日休まずに自分の計画したことを推進せよ
    ・小さな一歩からでなく習慣は変わらない
     変化→不便・不快感→何らかの犠牲と強固な意思
    ・1時間半の予定にはそれ以上の余裕を
    ・出勤時ひとつのことは思考を集中してみる.
    ・本を読んでも自分をしっかり見つめる
    ・原因と結果の法則=物事が継続する実相を知る
    ・活用するのは自分の時間=他人は関係なく、押しつけない
    ・計画の合間に意図的に無駄な時間を作る

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著者プロフィール

イギリスを代表する作家。代表作に、20世紀英国小説の最高傑作といわれる『二人の女の物語』(岩波書店)がある。

「2016年 『最強の生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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