自分のまわりに「不思議な奇跡」がたくさん起こる！ (王様文庫)

著者 : ウエイン・Ｗ・ダイアー 渡部昇一

• 三笠書房 (2010年12月25日発売)

感想・レビュー・書評

[グンジョさんの感想 · 2023年8月26日]

知り合いの方にいただいた本。スピ系の翻訳は分かりにくかったり、同じ内容を繰り返すイメージがあったが、本書はとても分かりやすく、ストレス無く読めた。訳者のあとがきに「本書は直訳ではなく、編訳というかたちにした」とあり納得。

本書で印象的であったのは、負の感情でエネルギーの浪費を避けたり、そういった感情を引き起こす状況を引き寄せないため、イライラしたら「こんな状態ではなく、平和を選ぶことができる」と心の中で復唱すると良いとあった。また、絶望は執着の表れとあった。厳しいが鋭い指摘である。

訳者のあとがきに、興味深い記述があった。江戸時代に「心学」という「特定の宗教の体系的な教えに入り込まずに、種々の偉い宗教家の教えを自分が受けとめて、それによって自分の魂を向上させていく」という考え方があったらしい。訳者は著者の姿勢を示すために引用していたが、心学は現代の日本人の無宗教感を説明するのに適当な考え方ではないかと思う。

[ta2lawさんの感想 · 2014年5月13日]

この手の本は自分に向かないな。一言で言うならスーパーポジティブになれって感じ。

[MickeyJCさんの感想 · 2012年2月27日]

★★★★

[oyakujira37さんの感想 · 2011年7月13日]

引き寄せ系、宇宙系、マーフィー系のミックス。

・想像力のパワーは重要。良いことだけ考えて！
・宇宙と繋がろう。穏やかな心でね。
・体、環境、心の浄化は大事。お掃除しましょ！
・感謝しましょう！

目新しい内容はなかったけど、訳者に関してひとつだけ。同時に買った2冊の本（もう一つはマーフィー、100の成功法則）。渡部昇一さんと大島淳一さんって同一人物だったのですね。知りませんでした。

[趣味読書さんの感想 · 2011年1月18日]

ややスピリチュアル色が強い自己啓発書

・いつものやり方にこだわりながら違う結果を求めてはいけない
・人が不幸な話をし始めたら良い点を見つけてその話を切り上げるサインをだす

著者プロフィール

ウエイン・Ｗ・ダイアー（Dr. Wayne W. Dyer）

１９４０年に生まれる。心理学博士。
マズローの「自己実現」の心理学をさらに発展させた、
「個人」の生き方重視の意識革命を提唱、
新個人主義の旗手として世界的に評価される。
世界各国で大ベストセラーとなった『自分のための人生』をはじめ、
『「頭のいい人」はシンプルに生きる』『＊準備が整った人に、奇跡はやってくる』
『＊９日間“プラスのこと”だけ考えると、人生が変わる』
『＊自分のまわりに「不思議な奇跡」がたくさん起こる！』
（以上、三笠書房、＊印《王様文庫》）など多くの名著を生み出し、常に注目を集めている。

「2021年 『運のいい人だけが知っていること』 で使われていた紹介文から引用しています。」