「減眠」健康法 (知的生きかた文庫 ふ 3-4)

著者 : 藤本憲幸

• 三笠書房 (2000年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kenさんの感想 · 2011年10月2日]

眠る前に脳を興奮させない。
眠る前に瞑想する。
　⇒脳内ホルモン分泌量が増える

[びあしん慶次郎さんの感想 · 2012年3月13日]

質の高い睡眠について知りたくて読書。

睡眠時間を減らす方法というよりもどのようにすれば日中より疲れない体になるのかという内容。丹田、呼吸、姿勢など改善することで減眠体質となると述べている。

著者の本は学生時代に読み著者へ手紙を書いたことがある。当時は入眠障害がひどく寝坊することが多かったので、自律訓練法法などを学んでいた。そのため睡眠の質を高めて睡眠時間を減らすことは非常に魅力的に感じていた。

現在、書店やネット上で検索すると睡眠時間を減らすことについての内容が少なくなっているように感じる。90年代後半のブームは去ったような印象を受ける。

社会人になってから稽古してきた合氣道の創始者の師匠でもある松本天風の心身統一道は非常に勉強になる。今になって著者の本を読むと学生時代よりよりすっきりと理解できる氣がする。

紹介されている各種運動は図解があるともっと伝わりやすく、再現性が高くなると思う。

読書時間:約45分

著者プロフィール

1947年生まれ。ヨガ歴50年。「ヨガの第一人者」として国内外にヨガブームを巻き起こし、ヨガの気法（呼吸術）で磨きあげた能力で「記憶術日本一」の栄冠を四度も得、TV「ズームイン！！朝！」では１年間にわたり「気」とヨガの特効を指導。2008年には社団法人・中華民国ヨガ協会の会長以下大幹部 52名が日本を訪れ、全員が「気」の指導を受講した。国内・海外で著書は300冊余。現在『頭のいい人の短く深く眠る法』（三笠書房）が大反響を呼び、ベストセラーを続けている。

「2009年 『脳が突然鋭くなる「短時間」睡眠法』 で使われていた紹介文から引用しています。」