《図説》江戸おもしろ雑学知識 (知的生きかた文庫 い 26-2)

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  • 三笠書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837977360

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  • 意外な話、驚くべき逸話、満載!これだけは知っておきたい将軍・大奥の1日、武士の1日、町人の1日。「江戸ものしり事典」付き。
    (2008年)
    — 目次 —
    1章 将軍・大奥篇 江戸城中、天下人の素顔
    2章 武家篇 太平の世に悪戦苦闘した武士の生きかた
    3章 法と金篇 百万都市・江戸を動かした、この原動力
    4章 町人篇 八百八町-生きた“時代風景"が見えてくる!
    5章 男と女篇 時代は変われど、好奇心だけは…
    歴史小説・時代劇が面白くなる、考証江戸ものしり事典

  • 思わず誰かに言いたくなる。「江戸」は、歴史雑学の宝庫。
    時代考証の大家による雑学知識。

    徳川将軍の生活、大奥、武士の生活、商人、庶民の生活から
    吉原まで、幅広く取り上げている。

    浅野内匠頭が吉良上野介を討ち漏らした原因は服装にあると
    いう指摘は面白かった。(両者は官職が異なり、衣装が違っ
    たため、狩衣の吉良に対し、浅野は長袴であったという)

    ただし、疑問点もある。
    町奉行の与力を二百石の旗本としているが、御家人ではなか
    ったろうか。
    御三家についても、島津と毛利を対象とした家康の遠謀深慮
    とあるが、紀州家は、家康の死後、駿河より転封されており、
    秀忠の意向ではなかろうか。徳川三代を経るなかで、御三家
    というものが結果として確立されたとみるべきであろう。

  • 葵の紋は四十一種類もあった?!
    大奥の大掃除はどう行われていたのか?
    大名の食生活はどんなものだった?
    ――時代劇で見るあんなセリフ、こんな場面は間違い。
    江戸時代の生活やしきたりはこうなっていたのかとわかる一冊。

    (2009/10/11 読了)

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著者プロフィール

1972年、福島県郡山市生まれ。福島県立安積高等学校卒業、九州大学農学部農芸化学科卒業、同大学院農学研究科遺伝子資源工学専攻博士課程修了、農学博士。専門は地球微生物学。国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)高知コア研究所地下生命圏研究グループリーダー・研究所長代理、海洋掘削科学研究開発センター長代理、研究プラットフォーム運用開発部門マントル掘削プロモーション室長を経て、現在はSIP海洋玄武岩CCS基礎調査研究プロジェクト長・上席研究員。東北大学大学院理学研究科教授、早稲田大学ナノ・ライフ創新機構研究院客員教授、高知大学大学院総合人間自然科学研究科客員教授を兼任。アメリカ地球物理学連合(AGU)・日本地球惑星科学連合タイラ賞、欧州地球科学連合コペルニクスメダル、米国科学アカデミーコザレリ賞、国際地球化学会・欧州地球化学協会フェロー、AGUフェロー、石油技術協会特別賞、2023年度フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト賞などを受賞。

「2023年 『DEEP LIFE 海底下生命圏 生命存在の限界はどこにあるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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