イチロー89の言葉 (知的生きかた文庫)

著者 :
  • 三笠書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837978954

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  • ①「人に勝つ為に野球をやっているのではありません」と言い、夢を叶えるまでの過程を誰よりも楽しんでいる。
    いま、この瞬間にしか、人生は存在しない。
    過去も未来も今作られる。
    今の連続が過去となり、今の連続が未来となる。
    いまと言う瞬間に人生の全てがある。

    彼のすごさの秘密は
    夢を叶える為に不可欠な、今やらなければ行けない事を最優先で実現する覚悟がある。

    ②どんな勉強もやみくもにやっていては効率よく身につける事は出来ない。すべての時間やトレーニングを満遍なくこなせるほとの時間は私たちには与えられていない。

    ③全てがうまくいった日と言うのは
    当然の結果が出ただけの日
    それに見合う努力をしてきているのだから当たり前だ、大騒ぎする事ではないと。
    ④誰よりも自分が自分の活躍に期待しています。
    地震がなければこの場にいません。
    プレッシャーがかかる選手であるこのが誇りです

    ⑤苦しい事の先に新しい何かがあると信じています。
    自分の才能を生かす仕事がしたい
    そう言う発想をしている限り、いつまでたっても才能は育たない。
    この仕事へのこだわりがさらに彼の才能を伸ばし、強烈なモチベーションの原点となっている。

    飽き飽きするような日々のルーティンワークの中に問題点を見つけて、改善する
    それがモチベーションをあげる特効薬となる。

  • 新しい自分に出会うために読む本。
    天才じゃない。
    努力を続けられるただの努力家。
    それが天才と呼ばれる所以なのだ。

  • 結果、評価、財産、名声…得るものは、得ていくと、それだけではつまらないと思い始めるのが人間。だからきりがない。
    ただし「納得」は得られない。「納得」は自分でするもの。
    大事なのは自分の期待に負けないこと。自分に納得すること。
    自分に納得する為の過程こそ、幸せなんだ。これに尽きる。

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著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。臨床スポーツ心理学者。追手門学院大学スポーツ研究センター特別顧問。前鹿屋体育大学教授。日本スポーツ心理学会会員京都大学工学部卒業。1971年住友電気工業に入社。研究開発本部に所属。学生時代テニスプレーヤーとして活躍し、全日本選手権にも出場。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院に学び工学修士号を取得。1982年に脱サラし、米国オリンピック委員会スポーツ科学部門本部の客員研究員としてオリンピック選手のデータ分析に従事。過去25年以上にわたり臨床スポーツ心理学者としてプロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを務める。また、日本でも数少ないプロスポーツ選手・スポーツ指導者のコメント心理分析のエキスパートとして知られている。2013年3月鹿屋体育大学を定年退職。2010年より5年間「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)に準レギュラーとして出演。主な著書に、ベストセラーになった『イチロー思考 孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫』(東邦出版)をはじめ、『大谷翔平 勇気をくれるメッセージ80』(三笠書房)、『ゴルファーの潜在能力を開花させるマインドセット革命』(実業之日本社)、『新庄剛志 楽しく夢をかなえる言葉』(清談社Publico)など250冊以上にのぼる。

「2024年 『岡田彰布 眠れる力を引き出す言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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